洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(81〜90)
PathologicalNEW!Set It Off

フロリダ州タンパで結成され、ポップパンクやエモポップ、ポストハードコアなど幅広いスタイルで人気を集めてきたロックバンド、セット・イット・オフ。
レーベル契約を終え、インディペンデントとして新たなスタートを切った彼らが2025年10月にリリースしたこの楽曲は、嘘や偽りで塗り固められた人間関係への怒りをストレートに叩きつける攻撃的なナンバーです。
攻撃的なギターリフとラップを融合させたアグレッシヴなサウンドは、バンド史上もっともヘヴィで、11月に控える6枚目のセルフタイトル・アルバム『Set It Off』のオープニングを飾る作品としてふさわしい仕上がり。
自分の優しさを利用してきた者たちへの反撃を込めたこの楽曲は、裏切りや偽善に傷ついた経験のある方の心に深く刺さることでしょう。
With The MafiaNEW!Summrs

ルイジアナ州出身のラッパー兼シンガー、サマーズさん。
オートチューンを駆使したメロディアスなスタイルで「PluggnB」と呼ばれるサブジャンルの先駆者として知られ、2016年から精力的に作品を世に送り続けています。
2025年10月にリリースされたこの楽曲は、次なるアルバム『BADMAN』に向けた重要な一曲。
ベンツやマルジェラ、プライベートジェットといったラグジュアリーな世界観と、マフィアのような強固な連帯をテーマに掲げ、彼らしいドリーミーなサウンドの中に攻撃的なエネルギーが宿っています。
本作はトラップとR&Bを融合させた浮遊感のあるビートに乗せて、成功と忠誠心を歌い上げた意欲作。
より「ハングリー」な姿勢を感じさせる仕上がりで、サマーズさんの次なるステージを予感させてくれます。
彼の独特なメロウラップに魅了されている方なら、間違いなく楽しめる1曲と言えるでしょう。
Club HusbandNEW!T-Pain

オートチューンを駆使したボーカルスタイルで2000年代ヒップホップ/R&Bシーンに大きな影響を与えてきたT-ペインさん。
そんな彼が3年前にリリースを試みたものの、当時は思うような反応が得られなかったという本作が、2025年になってTikTokをきっかけにバイラル化を果たしました。
ネグレクトされた彼氏に見切りをつけ、クラブで思いきり夜を楽しむ女性の視点を描いた歌詞は痛快そのもの。
Auto-Tuneをまとったメロディアスなボーカルに、トラップ寄りのビートが絡み合うクラブアンセムは、まさにT-ペインさんの真骨頂と言えるでしょう。
ファン主導で再評価された異色の経緯をたどった1曲、週末のクラブで盛り上がりたい気分のときにぴったりです!
My Old WaysNEW!Tame Impala

オーストラリアが誇るサイケデリック・プロジェクトの新作アルバム『Deadbeat』が2025年10月にリリースされました。
前作から約5年ぶりとなる今回の作品は、従来のギター主体のサウンドから大きく舵を切り、クラブミュージックやダンスフロア的なアプローチへと踏み込んだ意欲作となっています。
冒頭を飾るこの楽曲は、ピアノのリフと4つ打ちのビートが印象的なダンストラック。
本作で歌われているのは、克服したいはずの悪癖や過去の自分へと無力に戻ってしまう葛藤です。
反復するビートが、まさに抜け出せないループのような習慣性を体現しており、踊りながらも自己と向き合うという独特の世界観を作り上げていますね。
西オーストラリアのレイブカルチャーを取り入れた新境地は、気分を高揚させたいときにぴったりです。
Here I AmNEW!The Hellp

ロサンゼルスを拠点に活動するエレクトロデュオ、ザ・ヘルプ。
フォトグラファーのノア・ディロンさんとプロデューサーのチャンドラー・ランサム・ルーシーさんによる2人組で、2000年代のエレクトロクラッシュとインディロックを現代的に再構築したサウンドで注目を集めています。
2025年10月にリリースされた本作は、10月発表予定のアルバム『Riviera』からの先行シングル。
歪んだシンセサイザーと攻撃的なビートが交錯する中で、「ここにいる」という自己表明を力強く叫ぶような楽曲に仕上がっています。
2024年のアルバム『LL』でメジャーデビューを果たした彼らが、さらなる進化を遂げた音像を提示する意欲作ですね。
ダンスフロアでもアートギャラリーでも映える、ジャンルレスな音楽を求めている方にオススメです。
Count The WaysNEW!The Last Dinner Party

ロンドン発の5人組バンド、ザ・ラスト・ディナー・パーティー。
2024年のデビューアルバム『Prelude to Ecstasy』が全英1位を獲得し、バロック・ポップとアート・ロックを融合させた音楽性で注目を集めています。
そんな彼女たちの楽曲が、アルバム『From the Pyre』に収録されているこちらの1曲。
1970年代ロック風のざらついたギターリフと豊かなメロディーが特徴的で、幻想的なヴォーカルと荒々しいインストゥルメンタルが絶妙なバランスを保っています。
破壊と再生をテーマにした本作は、神話的なイメージと儀式性を帯びた劇的な世界観が魅力です。
物語性の強い楽曲が好きな方には、ぜひチェックしてほしい作品ですね。
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(91〜100)
MURDER DRONESNEW!The Living Tombstone

YouTubeを中心に、ゲームやポップカルチャーをテーマにした楽曲で熱狂的な支持を集めるザ・リヴィング・トゥームストーン。
イスラエル出身のヨアヴ・ランドウさんとアメリカ人のサム・ハフトさんによるデュオで、エレクトロニック・ロックを軸にさまざまなジャンルを横断する音楽性が魅力です。
2025年10月にリリースされたこちらの楽曲は、CGアニメシリーズ『Murder Drones』とのコラボレーション作品。
疾走感あふれるエレクトロ・ギターとグリッチ的なデジタルサウンドが交錯し、「戦う」「認められたい」という挑戦的なテーマが込められています。
アニメの世界観とリンクしたミュージックビデオも話題を呼んでおり、シリーズファンはもちろん、ゲーム音楽やアニソンが好きな方にもおすすめできる1曲ですよ。





