洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(91〜100)
Sage My SoulNEW!Tia Wood

カナダ・アルバータ州のサドルレイク・クリー・ネイション出身のシンガーソングライター、ティア・ウッドさん。
TikTokで100万人以上のフォロワーを獲得し、2024年にソニー・ミュージック・カナダと契約を結んだ彼女は、先住民族の伝統文化とポップ/R&Bを融合させた音楽性で注目を集めています。
2025年10月にリリースされた本作は、魂を浄めるという意味を持つタイトル通り、自己開示と癒しをテーマにした楽曲です。
ざらついたギターと壮麗なコーラスが織りなすサウンドは、個人の成長と葛藤を描いたリリックと見事に調和しています。
ジャスティン・ルーカスさんがプロデュースを手がけた本作は、人生の高みと低みを経験した彼女だからこそ表現できる希望に満ちた作品ですので、変化の時を迎えている方はぜひチェックしてみてください。
DON’T KILL THE PARTY (feat. Quavo & Juicy J)NEW!Ty Dolla $ign

約5年ぶりのソロアルバム『TYCOON』から、クエヴォさんとジューシー・Jさんを迎えた華やかなパーティーアンセムが届きました。
トラップビートをベースにしたクラブ仕様のトラックに乗せて、サインさんは滑らかなファルセットでパーティーの高揚感を歌い上げています。
リリックではクラブで盛り上がる夜の様子を描きながら、「パーティーを殺すな」というメッセージで勢いを止めない姿勢を表現。
クエヴォさんのヴァースも享楽的な雰囲気を一層加速させています。
プロデューサーやフィーチャリングとして多忙な日々を送る彼が、自身のソロ作品で改めて「トップに君臨する存在」としての存在感を示した1曲。
ストリーミング数も好調なスタートを切っており、今後のチャート展開にも期待が高まりますね。
Cut My HairNEW!Unflirt

ロンドン西部を拠点に活動する、フィリピン系イギリス人アーティストのクリスティン・セノリンさんによるソロプロジェクト、アンフラート。
ベッドルームポップを起点にドリームポップやシューゲイズの要素を取り入れたサウンドで注目を集める彼女が2025年10月にリリースしたシングル『Cut My Hair』は、タイトルが象徴する「変化」や「再出発」をテーマにした内省的な一曲です。
囁くような歌声とギターの残響が織りなす繊細な音像の中で、古い自分との決別や新しい自己への歩みが丁寧に描かれていますね。
プロデューサーのjkarriさんとの共同制作により、静謐なイントロから徐々に音圧が増していく構成も見事で、人生の転換点を迎えている方にぜひ聴いてほしい作品と言えるでしょう。
BLACK FLAGNEW!ZillaKami

ハードコア・パンクやヘヴィメタルをトラップに融合させた「トラップメタル」の先駆者として知られるジラカミさん。
2021年9月にはプロデューサー陣や豪華な客演陣を迎えたアルバム『Dog Boy』をリリースし、シーンに旋風を巻き起こしましたね。
そんな彼が2025年10月18日にリリースしたこちらの新曲は、エレクトリックギターやシャウト、ラップフロウがすべて融合したアグレッシブな仕上がりです。
ライブでは6月の時点から披露されていた作品で、コーラスの激しさと重厚なビートがかつてのロックスター的な世界観を想起させます。
過激なサウンドが好きな方にはぜひチェックしてほしい一曲ですよ。
FidelioNEW!fakemink

2005年生まれ、ロンドンを拠点に活動するラッパー兼プロデューサーのフェイクミンクさん。
クラウドラップを軸にジャーク、ブーンバップ、ハイパーポップなど多彩なジャンルを横断する音楽性で注目を集めており、2024年には50曲以上のシングルを発表するという驚異的な制作ペースでも知られています。
2025年10月にリリースされた本作は、重厚な低音と歪んだシンセレイヤーが織りなすインダストリアルな音像が印象的で、過去の自分と向き合いながら新たな地平へと踏み出そうとする内面が描かれています。
ヴィランとして再構築される主人公の葛藤を、緊張感に満ちたサウンドスケープで表現した意欲作と言えそうですね。
UKアンダーグラウンドシーンの今を体感したい方にオススメです。
ReputationNEW!jxdn

TikTok出身でありながらポップ・パンクの可能性を広げてきたジェイデンさん。
トラヴィス・バーカーさんのレーベルから2021年にアルバム『Tell Me About Tomorrow』でデビューし、2024年には『When the Music Stops』をリリースしました。
そんな彼が2025年10月にLava MusicとRepublic Recordsという新レーベル体制でリリースした本作は、まさに再出発を象徴する一曲。
承認を求めるのではなく、自らの物語を取り戻すというテーマが力強く響きます。
アンセミックなメロディとエモーショナルなロックサウンドが融合し、これまでのキャリアで培ったポップ・パンクの感性をさらに成熟させた仕上がりです。
新たな環境で自分自身を語り直そうとする彼の覚悟が、聴く者の心に深く刻まれますよ。
No Cell Phones in RehabNEW!mgk

2020年にリリースされたアルバム『Tickets to My Downfall』が全米チャート1位を獲得してから5年が経過し、2025年10月よりマシン・ガン・ケリーさんがこの節目に合わせて未発表音源を連日公開するという嬉しいキャンペーンをスタートさせました。
その第一弾となる本作は、アルバム制作期にストックされていたポップ・パンク路線の楽曲です。
リハビリ施設では携帯電話を使えないという状況をモチーフに、日常から切り離された孤独や自己との対峙が描かれており、ヒップホップからギター・ロックへと転換する時期にケリーさんが抱えていた葛藤や不安定な心情が投影されています。
本作も盟友トラヴィス・バーカーさんがプロデュースを手掛けており、当時のセッションをそのまま体感できる貴重な一曲です。
キャリアの転換期における生々しい心情に触れたい方はぜひチェックしてみてください!





