洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(111〜120)
AlrightLojay

ナイジェリア出身のシンガー・ソングライター、ロジェイさんが2025年10月にリリースした待望のデビュー・フルアルバム『XOXO』。
その大トリを飾るトラックは、プロデューサーのP・プライムさんとのコラボレーションによって生まれた珠玉の一曲です。
明るいシンセサウンドとリズミカルなパーカッション、滑らかなベースラインが織りなすアフロビーツとR&Bの融合は、聴く者に安心感と前向きさを届けてくれます。
アルバム全体のテーマである「言葉にできなかった感情」を昇華させるように、本作は希望に満ちたメッセージで締めくくられており、混乱や迷いを乗り越えた先にある穏やかな心境が表現されていますね。
ロンドン公演を皮切りにしたグローバルツアーも控えており、今後の活躍が楽しみなアーティストです。
chrysalisL’impératrice

パリを拠点に活動するフレンチディスコの旗手として、70~80年代の黄金期を下敷きにした極上のサウンドで人気を博してきたランペラトリス。
2024年にボーカリストのフローレ・ベンギギさんが脱退し、新たにモード・フェロンさんを迎えた新体制で制作した記念すべき楽曲が、2025年10月にリリースされたこちらの作品です。
タイトルは「さなぎ」を意味する言葉で、殻を破って羽ばたく覚醒のイメージが全体を貫いています。
バンドにとっての再生と変化を象徴するテーマと、ニューディスコらしいグルーヴィなトラックの融合はまさに新章の幕開けにふさわしい仕上がり。
11月からはバンド初のアジアツアーも控えているので、フレンチポップ好きの方はぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
God Owes Me MoneyMilitarie Gun

ロサンゼルスを拠点に活動するポストハードコアバンド、ミリタリー・ガンが2025年10月にセカンドアルバム『God Save the Gun』を控え、その最終先行シングルを公開しました。
フロントマンのイアン・シェルトンさんがアルコール依存との葛藤や脆弱さを赤裸々に綴った本作は、激しいギターリフと浮遊感のあるシンセが融合したサウンドが印象的です。
アリーナを想定した広がりのあるコーラスも導入され、従来の荒々しさを残しつつも音像が拡張されたバンドの新境地を感じさせます。
2023年にリリースされたデビュー作『Life Under the Gun』が批評家から高評価を受け、ステレオガムでは「アルバム・オブ・ザ・ウィーク」に選出されるなど着実に評価を積み重ねてきた彼ら。
自己内省と攻撃性が交錯するハードコアサウンドに惹かれる方にはぜひチェックしてほしい一曲です。
Meeting You Once (The End)Natanya

ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、ナタンヤさん。
幼少期からクラシック・ピアノを学び、ジャズやR&B、ネオソウルを横断する音楽性で注目を集めています。
2023年にはGUAP Galaで「Best New Artist」を受賞しました。
そんな彼女が2025年10月にリリースした楽曲は、ジャージー・クラブのリズムを取り入れた作品です。
朝の静かな時間に友人と過ごす情景を思わせるメロウなムードと、軽快なビート感が共存しています。
一度きりの出会いと別れの境界線を描いたナラティブは、過去との接触を反芻するような切なさを湛えています。
透明感のあるハーモニーと空間処理を利かせた音作りが印象的で、彼女自身がプロデュースを手がけた本作は、オルタナティブ・ポップとダンスミュージックを融合させた意欲作と言えるでしょう。
Not In Your Mouth None Of Your BusinessPeaches

2000年に発表した『The Teaches of Peaches』で独自のエレクトロパンク路線を確立し、身体性とジェンダーをめぐる挑発的なテーマで世界的な評価を得てきたピーチズさん。
2015年のアルバム『Rub』以来、実に10年ぶりとなるニューアルバム『No Lube So Rude』から、2024年10月にリリースされたこちらの先行シングルは、ベルリン拠点のプロデューサーThe Squirt Deluxeを迎えた激烈なパンク・ダンス・アンセムです。
身体の自己主権やクィア・アイデンティティの表明を軸に、他者の介入を拒む強い主張が込められており、摩擦を快楽や誇りに変えるというメッセージが痛快。
2026年2月開始予定の北米ツアーでは収益の一部をTrans Justice Funding Projectに寄付する方針も打ち出しており、音楽と社会活動を一体化させる彼女の姿勢が貫かれています。

