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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選

三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?

三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。

実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。

本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。

往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!

【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(51〜55)

Moon RiverHenry Mancini

ムーン・リバー by オードリー・ヘップバーン
Moon RiverHenry Mancini

『Moon River』を耳にするたびに、1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』を見た方であれば、大女優オードリー・ヘプバーンさんがギターで弾き語るあまりにも印象的なシーンを思い出す方は多いことでしょう。

映画音楽の巨匠、ヘンリー・マンシーニさんが作曲を手掛けた『Moon River』はインストゥルメンタル曲としても有名ですし、誰もが一度は耳にしたことがある3拍子の名曲中の名曲です!

ゆったりとしたワルツのリズムに乗って、哀愁を帯びた旋律がどこか懐かしい気持ちにさせられます。

音楽史に残るスタンダードナンバーとして多くのシンガーがカバーしており、特に有名なバージョンはアメリカが誇るポピュラー歌手のアンディ・ウィリアムスさんが1962年に発表して大ヒットしたバージョンでしょう。

とはいえ、作曲家のマンシーニさんはヘプバーンさんの歌唱こそが最高の『Moon River』だと仰っていたそうですよ。

SecretThe Pierces

Secret – Official Video by The Pierces
SecretThe Pierces

アリソン・ピアスさんとキャサリン・ピアスさんの姉妹によるザ・ピアーシズが2007年にリリースしたアルバム『Thirteen Tales of Love and Revenge』のオープニング・ナンバーで、シングルとしてもリリースされました。

アメリカのテレビドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』の主題歌や、オーストラリア版のリアリティ番組『ビッグ・ブラザー』のCMソングに使われました。

「秘めごと」の後ろめたさ、お墓まで持っていかなければならないごうの深さのようなものが感じられますね。

水に挿した花中森明菜

㉕【公式】中森明菜/水に挿した花 (~夢~’91 Akina Nakamori Special Live at幕張メッセ, 1991.7.28 & 29) Mizunisashita Hana
水に挿した花中森明菜

低音を強調したピアノの伴奏が印象的な、中森明菜さんの『水に挿した花』。

この曲の雰囲気は、ベートーヴェンの『ピアノソナタ第14番月光第1楽章』のピアノの伴奏によく似ています。

後者は4分の4拍子で3連符を使っていますが、『水に挿した花』の3拍子も「3つで1つのフレーズになっている」という点では同じです。

日本人には特に『ピアノソナタ第14番月光第1楽章』がよく知られているので、この曲の『水に挿した花』の伴奏もなんだか親しみのあるメロディーに感じられますね!

(You Make Me Feel Like) A Natural WomanAretha Franklin

Aretha Franklin – (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Live at Kennedy Center Honors)
(You Make Me Feel Like) A Natural WomanAretha Franklin

『ナチュラル・ウーマン』という邦題でも知られる、まさにタイトル通り「ナチュラル」な美しさに自然と涙があふれる3拍子の名ラブソングです!

世界で最も有名かつ偉大なソウル・シンガー、アレサ・フランクリンさんが1967年にリリースしたシングル曲であり、彼女の代表曲の1つとして知られるこの名曲は、さまざまな歌手がカバーするなど時代をこえて愛され続ける名曲ですよね。

この楽曲の作詞・作曲者はキャロル・キングさんとジェリー・ゴフィンさんの以前は夫婦だったシンガーソングライター・コンビで、キングさんは自身のソロ・アルバムにして歴史的な名盤として名高い1971年の『つづれおり』においてセルフカバーしています。

今回の記事で使用した、2015年にケネディ・センター名誉賞を受賞したキングさんのためにアレサさんが歌ったバージョンがあまりにも素晴らしいパフォーマンスですから、ぜひご覧ください!

トイレの神様植村花菜

植村花菜さんと彼女のおばあさんとの実話をもとにして作られた『トイレの神様』。

10分にもおよぶ曲の中で、小学校3年生から23才までの植村花菜さんとおばあさんとの思い出が描かれています。

穏やかな優しいメロディーを刻んでいるのが3拍子のリズム。

2人のトイレの神様をめぐる心温まるやりとりを、この3拍子のリズムがさらに優しく温かく彩っています。

聴くと歌詞の内容が全然自分の持っているエピソードとは違っても、自分とおばあちゃんとの思い出がよみがえってくるような気分になります。

トイレをキレイにすることで自分自身もキレイになれるんだよと教えてくれたおばあちゃんに、最後は感謝の気持ちを伝えてこのストーリーは巻くを閉じます。