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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選

三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?

三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。

実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。

本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。

往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!

【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(71〜80)

FootprintsMiles Davis

偉大なるジャズ・ジャイアンツであり、ジャズのみならず以降の音楽界に多大なる影響を与えたマイルス・デイビスさん。

「ジャズの帝王」として今もミュージシャンたちの尊敬を集め続けるマイルスさんの1966年の作品『マイルス・スマイルズ』に収録されたこのナンバーは、第二期マイルス・クインテットのメンバー、サックスのウェイン・ショーターさんにより作曲されました。

ポリリズムで進行していくリズム展開がスリリングで、ソロ回しやフレージングはジャズのフォーマットを踏まえながら楽曲としてはジャズに止まりません。

それにしてもこの時期のメンバーは、銀河系軍団のようなすごい顔ぶれです。

からっぽゆず

1996年の結成以来、多くの日本国民に愛され続ける名曲を生み出し続ける最強のデュオ、ゆずが1998年に発表した3拍子の大名曲です!

ゆずの3拍子の曲といえば、若い音楽ファンであれば2013年にリリースされた『雨のち晴レルヤ』を思い出すかもしれませんね。

90年代に青春を過ごした世代なら、やはり『からっぽ』でしょう。

岩沢厚治さんが作詞と作曲を担当し、岩沢さん自身のハーモニカから始まる切ない3拍子のバラードであり、Aメロの北川悠仁さんによるやや抑制をきかせた歌唱と、Bメロ以降の岩沢さんによるエモーショナルなハイトーン・ボーカルとのコントラストが実に美しいですね。

岩沢さんの実体験に基づく歌詞も実に切なくて物悲しい、文句なしの名曲と言えましょう。

3拍子のゆったりとしたリズムで歌われると、不思議と心に語りかけてくるようなメロディとなるような気がします。

おわりに

こうして3拍子の曲をピックアップしてみると、やはり邦楽に関しては「誰もが知る名曲」は少ない印象……。

しかし、3拍子の楽曲はどこか独特な雰囲気をかもし出している曲や、アーティストのセンスが光る作品が多く、インパクトがありますよね。

この記事が、3拍子の魅力に気づくきっかけになれば幸いです!