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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選

三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?

三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。

実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。

本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。

往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!

【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(41〜50)

Nothing Else MattersMetallica

Metallica: Nothing Else Matters (Official Music Video)
Nothing Else MattersMetallica

一般的にメタルバンドとして世界的にもよく知られているメタリカ。

しかし、彼らは激しいだけでなく落ち着いた曲でも人気があります。

そして、今回ご紹介する『Nothing Else Matters』はゆっくりとバラード調で始まりますが、途中から激しい曲展開に変わっていくのが聴きどころです。

また、よく耳をすませてみると、最初から最後まで3拍子のリズムで曲が進んでいくのがわかります。

この独特のリズムから他の曲では感じられない、哀愁や葛藤のような感情が伝わってきて、曲自体も非常に印象に残りやすくなっていますね。

【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(51〜60)

I’m In Love With My CarQueen

Queen – I’m In Love With My Car (Official Video)
I'm In Love With My CarQueen

1975年に発売されたクイーンの4枚目のアルバム『オペラ座の夜』に収録されているこちらの曲は、ドラム担当のロジャー・テイラーさんが作った曲で、リードボーカルも彼がとっているという、クイーンの曲の中でも珍しい曲のひとつです。

自分が大好きな車のことを歌ったこの曲は、ヘビーなノリの3拍子のドラミングもとてもすばらしく、大好きな車が地をはうようなイメージで走っていく感じが伝わってくるようなかっこいい曲です。

Chim Chim ChereeJohn Coltrane

『チム・チム・チェリー』は、ミュージカル『メリー・ポピンズ』の劇中歌の1つで、日本でもNHK『みんなのうた』で放送され、またペギー葉山さんらにもカバーされ、ご存じの方も多い曲ではないでしょうか。

このバージョンは、ジャズ・サックス・プレイヤーのジョン・コルトレーンさんが、自身のカルテットで録音した、その名の通り『The John Coltrane Quartet Plays』という1965年のアルバムに収録されています。

ジャズ・ミュージシャンとして、サックス・プレイヤーとして後世に計りしれない影響を与えたコルトレーンさんですが、この曲でも存分に浮遊感があふれるコルトレーン節のソロがさくれつしています。

ゲルニカの夜BUCK-TICK

BUCK-TICK – Guernica no Yoru – Sing along version
ゲルニカの夜BUCK-TICK

1987年の結成以来長期にわたる活動休止などもなく、定期的な作品のリリースや精力的なライブツアーを繰り返しながらも不動のメンバーで2022年には結成35周年を迎え、世界にも類を見ない日本が誇る長寿ロックバンドとして知られるBUCK-TICK。

時代の音に敏感でありながらも決して迎合することはなく、孤高の立ち位置でオリジナリティあふれる音楽を作り続ける彼らが2018年にリリースした通算21枚目のアルバム『No.0』には、物悲しいワルツのリズムが特徴的な名曲『ゲルニカの夜』が収録されています。

ヴォーカリストにして作詞家の櫻井敦司さんによれば、幼き日にお兄さんと映画館で『時計は生きていた』という作品を鑑賞したことからインスピレーションを受けた歌詞は、ストレートな反戦歌でいて櫻井さんが選ぶ言葉はどこか寓話的というのも大きな特徴なのです。

後半以降の盛り上がりも含めてまるで1本の短編映画のようなドラマチックな展開は、3/4拍子を用いたからこその賜物と言えそうです。

彼らのライブでこちらの曲を演奏する際には、サンドアートパフォーマンス集団SILT-croire-が担当した印象的なサンドアート映像が流れますから、ぜひライブでこの曲を体験してほしいです!

(You Make Me Feel Like) A Natural WomanAretha Franklin

Aretha Franklin – (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Live at Kennedy Center Honors)
(You Make Me Feel Like) A Natural WomanAretha Franklin

『ナチュラル・ウーマン』という邦題でも知られる、まさにタイトル通り「ナチュラル」な美しさに自然と涙があふれる3拍子の名ラブソングです!

世界で最も有名かつ偉大なソウル・シンガー、アレサ・フランクリンさんが1967年にリリースしたシングル曲であり、彼女の代表曲の1つとして知られるこの名曲は、さまざまな歌手がカバーするなど時代をこえて愛され続ける名曲ですよね。

この楽曲の作詞・作曲者はキャロル・キングさんとジェリー・ゴフィンさんの以前は夫婦だったシンガーソングライター・コンビで、キングさんは自身のソロ・アルバムにして歴史的な名盤として名高い1971年の『つづれおり』においてセルフカバーしています。

今回の記事で使用した、2015年にケネディ・センター名誉賞を受賞したキングさんのためにアレサさんが歌ったバージョンがあまりにも素晴らしいパフォーマンスですから、ぜひご覧ください!

おやすみきゃりーぱみゅぱみゅ

2009年から読者モデルとしての活動を開始し、その個性的なファッションやキャッチーな楽曲で国内外から支持を集めているシンガー、きゃりーぱみゅぱみゅさん。

1stアルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』に収録されている楽曲『おやすみ』は、キュートな歌声とサウンドが印象的なナンバーです。

複雑なメロディーを乗せた三拍子のリズムは、タイトルどおり一日が終わっていくイメージがありますよね。

楽しかった時間とともに眠りにつくときに聴いてほしい、ハートフルなポップチューンです。

Morning Has BrokenCat Stevens

イギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーヴンスさんの曲で、1971年にリリースされたアルバム『ティーザー・アンド・ザ・ファイアキャット』に収録されています。

『雨にぬれた朝』という邦題がつけられたシングル曲でもあり、この曲のヒットによりキャット・スティーヴンスさんの名が知られるようになりました。

アメリカのロックバンド、ミスター・ビッグがカバーをしてヒットした『Wild World』は、キャット・スティーヴンスさんが作詞・作曲した楽曲です。