【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選
三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?
三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。
実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。
本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。
往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!
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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(51〜60)
瞳の奥をのぞかせてポルノグラフィティ

メジャーデビュー曲『アポロ』がいきなりの大ヒットとなって以降も、J-POPシーンの最前線を走り続けている2人組ロックバンド、ポルノグラフィティ。
30thシングル曲『瞳の奥をのぞかせて』は、テレビドラマ『宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-』の主題歌として起用されました。
ゆったりとした三拍子のリズムと複雑なメロディーのコントラストは、許されない恋愛をイメージさせるリリックとともに胸を締め付けますよね。
ストリングスの印象的な旋律が耳に残る、センチメンタルなナンバーです。
めだかの兄妹わらべ

幻想的な世界観とシンプルな歌詞が心に響く楽曲。
わらべが1982年12月にリリースした『めだかの兄妹』は、テレビ朝日系『欽ちゃんのどこまでやるの!』の挿入歌として使用され、大ヒットを記録しました。
3拍子のリズムが特徴的で、どこか懐かしさを感じさせる温かな雰囲気が魅力です。
めだかやすずめ、子猫の兄弟が成長したら何になりたいかをテーマにした歌詞には、自己受容や成長についての普遍的なメッセージが込められています。
本作は、子供から大人まで幅広い世代に愛され、家族で一緒に口ずさみたくなるような親しみやすさが魅力の1曲です。
In Other WordsKaye Ballard

タイトルだけ見て、即座に何の曲かわかる方はかなりの音楽通です。
『イン・アザー・ワーズ』と名付けられたこの曲、実はあの有名なスタンダード・ナンバー『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』の原型なのです。
サビに出てくる言葉ですから、そう言われると納得される方もきっと多いでしょう。
大人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマとしても起用され、日本においても幅広い世代に知られている『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』は4拍子でボサノヴァ調の楽曲ですが、オリジナルと言えるこの『イン・アザー・ワーズ』は3拍子で構成された楽曲なのです。
拍子が違えば雰囲気も変わりますし、2つのバージョンを聴き比べてみるのもおもしろいですよ。
Lucy In The Sky With DiamondsThe Beatles

20世紀最大のバンドにして、音楽史にその名を刻む偉大な4人組、ザ・ビートルズの楽曲にも当然3拍子の曲は存在します。
今回紹介している『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ』は、1967年にリリースされたアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に収録された楽曲。
ジョン・レノンさん主導で生まれたサイケデリックなナンバーで、レノンさんの息子ジュリアン・レノンさんが描いた絵に触発されたのだとか。
この曲の最大の特徴は、3拍子と4拍子の組み合わせで構成された楽曲という点です。
それぞれのリズムの違いが明確に理解できるという意味においても、3拍子の曲に興味のある方はぜひ聴いてみてくださいね!
【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(61〜70)
君のためTHE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTSの『君のため』は、シンプルなギター、ベース、ドラムに、ストレートな歌詞のボーカルがのっかり、感情をゆさぶるような熱い曲になっているのが魅力です。
この曲は激しいボーカルに反して、どこが懐かしいような印象を受けるのではないでしょうか?
3拍子のリズムは心臓の鼓動と非常に似ており、本能的に安心感を感じられる拍子だとも言われています。
そこがこの曲が感じさせる懐かしさの理由かもしれませんね!
ゲルニカの夜BUCK-TICK

1987年の結成以来長期にわたる活動休止などもなく、定期的な作品のリリースや精力的なライブツアーを繰り返しながらも不動のメンバーで2022年には結成35周年を迎え、世界にも類を見ない日本が誇る長寿ロックバンドとして知られるBUCK-TICK。
時代の音に敏感でありながらも決して迎合することはなく、孤高の立ち位置でオリジナリティあふれる音楽を作り続ける彼らが2018年にリリースした通算21枚目のアルバム『No.0』には、物悲しいワルツのリズムが特徴的な名曲『ゲルニカの夜』が収録されています。
ヴォーカリストにして作詞家の櫻井敦司さんによれば、幼き日にお兄さんと映画館で『時計は生きていた』という作品を鑑賞したことからインスピレーションを受けた歌詞は、ストレートな反戦歌でいて櫻井さんが選ぶ言葉はどこか寓話的というのも大きな特徴なのです。
後半以降の盛り上がりも含めてまるで1本の短編映画のようなドラマチックな展開は、3/4拍子を用いたからこその賜物と言えそうです。
彼らのライブでこちらの曲を演奏する際には、サンドアートパフォーマンス集団SILT-croire-が担当した印象的なサンドアート映像が流れますから、ぜひライブでこの曲を体験してほしいです!
Kiss From A RoseSeal

イギリス出身のソウル歌手、シールさんの1994年に発売された2枚目のアルバム『Seal』に収録されている『Kiss From A Rose』は、甘くも幻想的な雰囲気の曲調に仕上がっています。
しかし、歌詞を見るとこの曲は単なるラブソングではないようで、さまざまな解釈ができる内容となっています。
シールさん本人はこのことについてインタビューで「言葉では表現できないことを歌っている」という趣旨の回答をされており、その言葉にできない独特の世界観を意図的に3拍子を使うことで表現したのではないかと考えられますね!