【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選
三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?
三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。
実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。
本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。
往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!
【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(11〜20)
虹くるり

立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」で結成された2人組ロックバンド、くるり。
2ndシングル曲『虹』は、音楽番組『JAPAN COUNTDOWN』のエンディングテーマとして起用されたナンバーです。
印象的なギターのアルペジオをフィーチャーしたアンサンブルと三拍子のゆったりとしたリズムは、どこかノスタルジックな気持ちにさせられますよね。
浮遊感のあるメロディーが耳に残る、情景が見えるようなアレンジが秀逸なロックチューンです。
Bed Of RosesBon Jovi

ボンジョヴィの『Bed Of Roses』は、彼らのバラードの中でも特に人気の曲なんです。
この曲のようにポップでキャッチーなロックにも3拍子が使わています。
実はイントロのギターソロ部分が3拍子になっていて、独特のリズム感にギターの甘い音が合わさって、幻想的な雰囲気を感じさせてくれます!
ちなみに、この部分は8分の6拍子とも解釈できます。
ぜひ、興味がある方は4分の3拍子と8分の6拍子の違いも調べてみてくださいね!
初恋aiko

3拍子の切ないメロディに乗せて、甘くはかない恋心を歌い上げるaikoさんの声が胸に響きます。
ピアノの優しい音色とバンドサウンドが、等身大の感情を絶妙に表現。
恋に落ちた瞬間から募る思いや、相手への切なる願いが心を打ちます。
2001年2月にリリースされた本作は、シングル『ボーイフレンド』に続く大ヒットとなり、アルバム『夏服』にも収録されました。
累計32万枚を超える売上を記録し、オリコン週間チャートでは3位を獲得。
aikoさんのライブでも欠かせない定番曲として愛され続けています。
恋する人の胸の高鳴りや相手への思いに共感したい方、切ない恋の記憶を大切にしたい方にオススメの1曲です。
NOT FOUNDMr.Children

3拍子の8分の12拍子で奏でられる繊細で壮大な楽曲。
2000年8月にリリースされ、フジテレビ系月9ドラマ『バスストップ』の主題歌として話題を呼びました。
インターネット上のエラーメッセージからインスピレーションを得たタイトルには、すれ違いや、見失ってしまうものへの思いが込められています。
アコースティックギターの優しい音色から始まり、バンドサウンドとストリングスが重なり合う独特な楽曲構成も魅力的。
メロディアスなサウンドのなかに、愛の複雑さや人間関係の機微を織り込んだ本作は、恋愛や人間関係に悩む方に、そっと寄り添ってくれる1曲としてオススメです。
深い森SEKAI NO OWARI

英語詞で描かれる動物と人間の深いテーマを、美しい3拍子のリズムに乗せて表現したSEKAI NO OWARIの珠玉のナンバーです。
2012年7月、メジャー1stアルバム『ENTERTAINMENT』に収録曲として発表された本作は、まるで優雅なワルツを踊るかのような幻想的なメロディに、動物たちの自由や命の価値について問いかける歌詞が重なります。
NHK・民放連共同ラジオキャンペーンソングや、TOYOTAのCMソングとしても起用され、多くの人々の心を捉えました。
じっくりと物語に耳を傾けたいときや、人間社会のあり方について考えをめぐらせたいときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
Jupiter平原綾香

女優やサックス奏者としても活躍するシンガーソングライター・平原綾香さんのデビュー曲。
イギリスの作曲家・ホルストの『木星』をカバーした同曲は、当時大きな話題となりました。
オープニングでは3/4拍子によるサビから始まりながら、次のサビから4/4拍子による同じメロディーのサビが続くことで、ただサビを頭に持ってきた曲構成とは違ったインパクトを楽曲に与えています。
また、サビではオクターブを変えたメロディーラインを重ねることで楽曲に大きな荘厳さを加えるなど、平原綾香さんのハイレベルなボーカルが際立つナンバーです。
【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(21〜30)
部屋とYシャツと私平松愛理

シンガーソングライター平松愛理さんの1992年のシングル曲で、CDの売上は100万枚を超えるヒットを記録しました。
4分の3拍子の、曲調をしてはとてもかわいらしい曲ですが、歌詞はかわいらしいだけではない、むしろ通り越してこわいくらいのフレーズもちりばめられています。
愛ゆえの女性の情念を感じますが、この曲で第34回レコード大賞で作詞賞を受賞しています。
この曲を原案として同名の映画も制作され、有森也実さんが出演していたところに、この時代の縮図を見る気がします。