【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選
三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?
三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。
実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。
本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。
往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!
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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(21〜30)
when the party’s overBillie Eilish

2019年に『bad guy』がヒットし、一気に有名になったビリー・アイリッシュさん。
『bad guy』と並んで有名なのがこの『when the party’s over』で、コーラスを全面に押し出した非常に物悲しい曲調が特徴です。
この曲はピアノの音をよく聴いてみると3拍子になっていることがわかります。
そしてこの曲のように3拍子で曲が構成されると、悲しさや重さがより強調された印象に感じられます。
ぜひ他のビリー・アイリッシュさんの4拍子のバラードと聴き比べてみてください、今まで気づかなかったその違いに驚くかもしれませんよ!
Open ArmsJourney

アメリカ西海岸出身のロックバンド、ジャーニーの代表曲のひとつがこちらの曲です。
去っていった女性が彼のもとへ戻ってきたとき、無条件に彼女を受け入れるという、心の広い愛が歌われています。
この曲がリリースされた時、ちょうどオリビア・ニュートン・ジョンの「Physical」がヒットしていて、その陰にかくれる形になってしまいましたが、時をへても色あせることのない、魅力を持った3拍子のスローバラードの名作といえるでしょう。
【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(31〜40)
命ノゼンマイ9mm Parabellum Bullet

2007年にデビューしたロックバンド、9mm Parabellum Bullet。
彼らの『命ノゼンマイ』は、映画『彼岸島』の主題歌として作曲された怪しげな1曲です。
映画のサバイバルホラーの要素を強く反映した、狂ったブリキ人形をイメージさせるような世界観。
どこか浮世離れした退廃的な雰囲気がたまりません!
この感覚は3拍子だからこそ作り出せるもの。
ワルツのリズムも暗い曲調と合わさると、より不気味な感覚にさせられますね。
ImagineAriana Grande

2019年の2月にリリースされ、商業的な成功だけでなく内容の素晴らしさが高い評価を得たアルバム『Thank U, Next』のオープニングを飾るナンバーです。
アリアナ・グランデさんのようなポップ・シンガーであれば、アルバムのオープニング・ナンバーは大抵キャッチーなシングル曲を掴みとして持ってくることは通例とも言えますが、この『Imagine』を聴いて驚かれた方も多いのではないでしょうか。
現代的なトラップの方法論を用いながらも、どこかオールディーズ風のレトロな空気感をまとった3拍子のナンバーを堂々と歌い上げるアリアナさんの歌声は、そのまま彼女の成長を物語っています。
楽曲の共作者でもあるジャメール・ロバーツさんは、アリアナさんがこの楽曲をアルバムに収録すると聞いた時に「いまどき3拍子の曲なんてほとんどお目にかからない。
ポップではなおさらだ」と驚いたそうですよ。
BreakawayKelly Clarkson

アメリカの人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』出身の歌手、ケリー・クラークソンさん。
彼女の『Breakaway』は、3拍子をポップスでうまく活用した1曲です。
アコースティックギターがブルージーなAメロでは、3拍子のリズムに合わせてギターストロークが聴こえてきます。
そして、サビではドラムが3拍子のパターンをリードしています。
この歌は3拍子をそれほど強調した曲調ではないので、あまり3拍子特有の違和感を覚えないというのも面白いポイントですね!
In Other WordsKaye Ballard

タイトルだけ見て、即座に何の曲かわかる方はかなりの音楽通です。
『イン・アザー・ワーズ』と名付けられたこの曲、実はあの有名なスタンダード・ナンバー『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』の原型なのです。
サビに出てくる言葉ですから、そう言われると納得される方もきっと多いでしょう。
大人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマとしても起用され、日本においても幅広い世代に知られている『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』は4拍子でボサノヴァ調の楽曲ですが、オリジナルと言えるこの『イン・アザー・ワーズ』は3拍子で構成された楽曲なのです。
拍子が違えば雰囲気も変わりますし、2つのバージョンを聴き比べてみるのもおもしろいですよ。
Moon RiverHenry Mancini

『Moon River』を耳にするたびに、1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』を見た方であれば、大女優オードリー・ヘプバーンさんがギターで弾き語るあまりにも印象的なシーンを思い出す方は多いことでしょう。
映画音楽の巨匠、ヘンリー・マンシーニさんが作曲を手掛けた『Moon River』はインストゥルメンタル曲としても有名ですし、誰もが一度は耳にしたことがある3拍子の名曲中の名曲です!
ゆったりとしたワルツのリズムに乗って、哀愁を帯びた旋律がどこか懐かしい気持ちにさせられます。
音楽史に残るスタンダードナンバーとして多くのシンガーがカバーしており、特に有名なバージョンはアメリカが誇るポピュラー歌手のアンディ・ウィリアムスさんが1962年に発表して大ヒットしたバージョンでしょう。
とはいえ、作曲家のマンシーニさんはヘプバーンさんの歌唱こそが最高の『Moon River』だと仰っていたそうですよ。





