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【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選

三拍子のヒットソングといえば、どのような曲を思い浮かべますか?

三拍子とは、ワルツのリズムとしてクラシック音楽ではポピュラーなものであり、他のジャンルでも洋楽であればよく使われる拍子のこと。

実は、日本人は三拍子が苦手といわれており、J-POPのヒット曲ではあまり使われないリズムでもあるんです。

本記事では、邦楽、洋楽のポップスやロックのなかから、三拍子の楽曲をセレクトしました。

往年の人気曲からあまり知られていない隠れた名曲まで、幅広い選曲でお届けします!

【三拍子の名曲】あのヒットソングも!?邦楽&洋楽の人気曲を厳選(21〜30)

部屋とYシャツと私平松愛理

シンガーソングライター平松愛理さんの1992年のシングル曲で、CDの売上は100万枚を超えるヒットを記録しました。

4分の3拍子の、曲調をしてはとてもかわいらしい曲ですが、歌詞はかわいらしいだけではない、むしろ通り越してこわいくらいのフレーズもちりばめられています。

愛ゆえの女性の情念を感じますが、この曲で第34回レコード大賞で作詞賞を受賞しています。

この曲を原案として同名の映画も制作され、有森也実さんが出演していたところに、この時代の縮図を見る気がします。

メヌエット山崎まさよし

シンガーソングライター山崎まさよしさんによる、2005年リリースのシングル曲です。

メヌエットという言葉の意味は、4分の3拍子のリズムを持つヨーロッパの舞曲です。

この曲もそのリズムで構成され、またアコーディオンやアコースティックな楽器演奏が、異国情緒を強く感じさせますね。

しかし山崎まさよしさんの歌はマイペースに、まさよし節を存分に発揮されております。

山崎まさよしさんはデビュー前、京都でブルースを歌っていたこともあるそうで、京都を中心に活躍していたR&Bシンガー:故・渡辺大之伸さんとも交流がありました。

スローバラードRCサクセション

スローバラード RCサクセション 生活向上委員会
スローバラードRCサクセション

日本の音楽シーンに多大な影響を与えた、故・忌野清志郎さんが率いたRCサクセションの曲で、1976年にシングルとしてリリースされました。

『雨あがりの夜空に』といったぶっ飛びナンバーの印象も強い忌野清志郎さんですが、時にこんな美しい曲でハラっとした気持ちにさせてくれます。

歌詞もなんでもないような出来事を短くつづったものですが、ぎゅっと胸が締め付けられますよね。

Bank Bandや槇原敬之さんにもカバーされた名曲です。

IrisGoo Goo Dolls

Goo Goo Dolls – Iris [Official Music Video] [4K Remaster]
IrisGoo Goo Dolls

『Iris』は1988年に映画『シティ・オブ・エンジェル』の主題歌に起用された、アメリカのロック・バンド、グー・グー・ドールズの曲です。

静かなアコースティックギターから始まり、ボーカルのジョン・レズニックさんの少しハスキーな声がサビで一気に広がることで、爽やかながらも切ない雰囲気を感じされてくれます。

また、この曲は3拍子が使われていることで、どことなく夢を見ているような不思議なイメージも感じられるのが面白いポイントですね。

雨宿りPenthouse

Penthouse – 雨宿り [Official Audio]
雨宿りPenthouse

「シティポップのキャッチーさとソウルのパワフルさを兼ね備える」という音楽性をフィーチャーした楽曲で注目を集めている6人組バンド、Penthouse。

メジャー4作目の配信限定シングル曲『雨宿り』は、マンガ『私がヒモを飼うなんて』のインスパイアソングとして制作されたナンバーです。

三拍子のリズムで進行するジャジーなアンサンブルは、美しいメロディーをさらに引き立てていますよね。

叙情的なリリックの世界観とゆったりとしたビートが心地いい、エモーショナルなナンバーです。

海と花束きのこ帝国

『海と花束』は4分の3拍子が効果的に使われている、きのこ帝国というロックバンドの楽曲です。

イントロから比較的速めの4分の3拍子で始まり、楽曲の終わりまでずっと3拍子が続きますが不思議と違和感はあまり感じません。

この3拍子のリズムによって、浮遊感を感じられるような曲に仕上がっているのがポイント。

きのこ帝国がつむぐ、詩的な歌詞の内容とこの曲調がバッチリ合っていて、まさに3拍子をうまく活かしたお手本例だと言えそうです!

Indigo Waltz久保田利伸

久保田利伸 – Indigo Waltz [Official Video Short ver.]
Indigo Waltz久保田利伸

日本人離れしたヴォーカルスタイルで、それまでの歌の世界にまったく新しい風を吹き込んだ草分け的存在、久保田利伸さんの曲で、1988年リリースのアルバム『Such A Funky Thang!』に収録されています。

今はR&Bスタイルのシンガーさんは珍しくありませんが、久保田さんが世に出てきた時は衝撃的と言えるほどのインパクトがありました。

この曲は3拍子のバラード、ともすれば平坦になりがちなヴォーカルラインにきっちり抑揚をつけ、色っぽく歌い上げています。