【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!
日頃の練習の成果をおうちの方やお友達に披露するピアノ発表会。
「お気に入りの曲」「身につけたテクニックを発揮できる曲」「ピアノ教本に載っていないようなユニークな曲」といったさまざまな基準で選曲するなかで、先生と生徒さん、そして保護者の方皆が納得できる曲を選ぶのはなかなか難しいものです。
そこで本記事では、選曲のヒントにしていただけるよう、ピアノ発表会にオススメの作品をピックアップ!
今回はとくに小学校3年生くらいのお子さんにオススメの作品を選びましたので、発表会曲選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください!
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【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!(21〜30)
波のアラベスク三善晃

きらめく水面を思わせる優雅な旋律が魅力的な、日本人作曲家三善晃の作品です。
1987年に公開されたピアノ小品集『海の日記帳』に収録されているこの楽曲は、アラビア風の装飾模様を意味するタイトルの通り、繊細な音の動きが絶え間なく続いていく情景が目に浮かびます。
嬰ト短調とロ長調が巧みに行き来する響きは、明るさの中にふと影が差すような、少々大人びた切なさを描き出します。
ピティナのコンペティション課題曲にもなる本作は、抑制の効いたペダルワークと豊かな表現力が求められる、まさに聴き映えすること間違いなしの一曲!
憧れの曲を感情が豊かに弾きこなしたい、そんな小学生や中学生のお子さんにこそ挑戦してほしい作品です。
真夜中の火祭り平吉毅州

独特なリズムで勢いよく進行していく、情熱的な雰囲気がかっこいい!
『真夜中の火祭り』は、平吉毅州さん作曲のこどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。
コンクールの課題曲としても取り上げられる人気の高いこの曲は、激しさや力強さを感じさせる、元気なお子さんにピッタリの楽曲!
2拍子に感じる部分と3拍子に感じる部分が入り混じっていたり、左手の休符の入り方が複雑だったり、練習しがいのある要素が多く含まれています。
発表会でかっこよく弾きこなすために、まずは片手でリズムをしっかり把握することからはじめましょう。
ジュピターGustav Holst

20世紀イギリスを代表する作曲家グスターヴ・ホルストが手掛けたオーケストラ組曲『惑星』の中の1曲。
1914年から1917年にかけて作曲された本作は、壮大さと生命力に満ち溢れた曲調で多くの人々を魅了してきました。
美しいメロディと豊かな響きは、小学3年生のお子さまでも弾いていて楽しくなることでしょう。
普段電子ピアノで弾いている方は、グランドピアノで弾くことで響きの素晴らしさを感じられるので、発表会を通してホールやグランドピアノの楽しさを感じられるとよいですね。
テンポもゆったりしていて難しいリズムもないので、ピアノを始めて間もないお子さまにもピッタリです。
エオリアンハープWilliam Gillock

風に揺れるハープの音色を思わせる繊細で美しい響きが魅力的な、ウィリアム・ギロックさんの作品です。
1957年に公開された本作は、印象派のような色彩豊かな和声と、心に染み入るような穏やかな旋律が特徴です。
ピアノ学習を進めていく上で大切な表現力を豊かに育んでくれるだけでなく、聴衆を魅了する美しい世界観を表現できるため、コンクール曲にも最適です。
「美しいメロディの曲で表現力を磨きたい」「コンクールで印象に残る曲を弾きたい」というお子さんにオススメですよ!
手品師William Gillock

ウィリアム・ギロックの『手品師』は、軽やかで楽しい雰囲気を持ちながらも、演奏者に表現力と技術の両方を求める魅力的な作品です。
特に、左手のリズミカルな伴奏と右手のメロディが織りなす調和は、子供たちがピアノの楽しさと奥深さを学ぶのに最適!
発表会曲としてこの曲に取り組むことで、リズム感や音楽的表現を自然と身につけられるでしょう。
発表会で目立ちたい、そして何よりもピアノを楽しく演奏したいお子さまにピッタリの1曲です。
ミステリーを追え樹原涼子

ミステリアスでスリリングな雰囲気が特徴的な一曲。
スリリングな導入から次第に展開されていく物語性のある構成が、まるでゲームやアニメのBGMのような臨場感を生み出します。
バイエル終了程度の難易度ながら、リズムの変化や和音の進行が巧みに織り込まれ、舞台映えする作品に仕上がっています。
アルバム『ピアノランド5 せんせいといっしょにうたってひける』に収録され、1992年2月に音楽之友社から出版された本作は、演奏者が物語を語るように表現できる楽曲として親しまれています。
発表会やコンクールで演奏したい方におすすめです。
迫力のある演奏で、聴衆を魅了する一曲になることでしょう。
蝶々Henri Van Gael

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したベルギーの作曲家、アンリ・ヴァン・ゲールが手掛けた優美な小品。
蝶が舞う様子を音楽で表現した本作は、軽やかで親しみやすい旋律が特徴です。
前半のイ短調から後半のイ長調へと移り変わる二部形式で構成され、蝶の儚さや美しさが繊細に描かれています。
1846年生まれのゲールは、生涯で約200曲もの作品を残しました。
ピアノ発表会でよく演奏される定番曲として知られ、優雅な旋律が女性や若いピアニストに人気です。
感情が豊かな表現が求められるため、技術向上だけでなく表現力も磨きたいお子さまにピッタリの1曲といえるでしょう。






