RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!

日頃の練習の成果をおうちの方やお友達に披露するピアノ発表会。

「お気に入りの曲」「身につけたテクニックを発揮できる曲」「ピアノ教本に載っていないようなユニークな曲」といったさまざまな基準で選曲するなかで、先生と生徒さん、そして保護者の方皆が納得できる曲を選ぶのはなかなか難しいものです。

そこで本記事では、選曲のヒントにしていただけるよう、ピアノ発表会にオススメの作品をピックアップ!

今回はとくに小学校3年生くらいのお子さんにオススメの作品を選びましたので、発表会曲選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください!

【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!(31〜40)

ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

Gade : Boy’s Merry-Go-Round / ゲーデ:ボーイズ・メリーゴーランド
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。

シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。

アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。

教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。

イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。

発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。

小さなロマンスCornelius Gurlitt

【ピアノ発表会おすすめ】小さなロマンス ♫ グルリット / Kleine Romanze Op.210-15, Gurlitt
小さなロマンスCornelius Gurlitt

19世紀のドイツを代表する作曲家、コルネリウス・グルリットが贈る、甘美な1曲。

ロマン派時代の特徴を色濃く反映しつつ、教育的要素も兼ね備えた楽曲です。

アンダンティーノのゆっくりとしたテンポで進行し、まるで小さな恋心が芽生えるかのような優しさに満ちています。

右手のメロディーが柔らかく響き、左手の伴奏が繊細にサポート。

シンプルながらも豊かな表現力を持つ曲調は、ピアノを学ぶ子どもたちの感性を育むのにピッタリ。

発表会曲としても最適で、聴く人の心を温かく包み込むことでしょう。

ウィンナー・マーチCarl Czerny

「ウィンナーマーチ」ツェルニー【ピアノ発表会映えする曲】Wiener Marsch / Carl Czerny / ピアノ / Piano / CANACANA
ウィンナー・マーチCarl Czerny

明快なリズムと軽快なメロディーが魅力のオーストリアのピアノ行進曲です。

ウィーンの優雅さと洗練された雰囲気を感じさせる本作は、ピアノの発表会やコンサートでも人気の高い曲となっています。

19世紀前半に作曲された作品ながら、現代でも多くのピアニストや音楽愛好家に親しまれ続けているのは、聴衆を魅了する華やかな表現力があるからでしょう。

かっこよく舞台映えする楽曲を探している男の子におすすめです。

技術的な練習にもなりつつ、音楽的な表現力も磨ける本作は、ピアノを学ぶ皆さんの実力をぐっと引き上げてくれることでしょう。

チューリップのラインダンス平吉毅州

全日本ピアノコンクール2022 未就学部門 銀賞 二宮 悠樹
チューリップのラインダンス平吉毅州

まるで色とりどりのチューリップが一斉にステップを踏んでいるような、心はずむメロディに心をつかまれる平吉毅州さんの作品です。

こどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。

演奏時間は1分30秒ほどと短いながら、長7度の和音や左手の技巧など、練習しがいのある要素が詰まっています。

まずはゆっくりとしたテンポで確実にリズム感をつかむことからはじめましょう。

軽快な演奏で聴衆と審査員を魅了できるよう、コツコツ練習を積み重ねてくださいね!

子供のノート(7つのピアノの小品)楽しいお話 Op.69-4Dmitry Shostakovich

【B級 近現代】ショスタコーヴィチ:楽しいおはなし Op.69-4(2024ピティナコンペ課題曲) pf.北村 明日人:Kitamura, Asuto
子供のノート(7つのピアノの小品)楽しいお話 Op.69-4Dmitry Shostakovich

ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが愛娘のために心を込めて作ったピアノ小品集『子供のノート Op.69』。

その4番目の小品は、まるで子供がいたずらを仕掛けてくるような、遊び心いっぱいの楽しい1曲です。

アレグロの快活なテンポに乗って、おどけたような旋律が次々と現れ、聴く人を笑顔にします。

物語を想像しながら弾けば、豊かな表現力が自然と身につくはず。

コンクールで個性を輝かせたいお子さんや、音楽でユーモアを表現する楽しさを知ってほしいお子さんにピッタリの作品です。

【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!(41〜50)

人生のメリーゴーランド久石譲

久石譲さん作曲の『人生のメリーゴーランド』は、ジブリ映画『ハウルの動く城』の幻想的な世界観を表現した傑作です。

ワルツのリズムにのせて歌うように流れるシンプルなメロディは、小学3年生のお子さまが、3拍子の感覚と基本的なピアノテクニックを養うのに最適です。

左手のベースラインをしっかりととらえることで、演奏に深みが加わるため、伴奏にも意識を向けることが大切!

映画のシーンを想像しながら演奏することで、より変化に富んだ表情が豊かな演奏に仕上がるでしょう。

インディアンの踊りWilliam Gillock

ギロック:はじめてのギロック インディアンの踊り  pf. 田口 翔:TAGUCHI, Sho
インディアンの踊りWilliam Gillock

アメリカ先住民の文化やリズムをモチーフにしたこの楽曲は、シンプルながらも力強いリズムと独特の旋律が魅力です。

太鼓のような左手の伴奏が印象的で、右手の旋律がそれに呼応するように展開されていきます。

一定のビートと三連符の組み合わせが用いられた本作は、男の子が憧れる力強さと躍動感にあふれています。

アルバム『Two Indian Dances』に収録された作品で、楽曲の背景にある文化や物語を想像しながら表現力を養える点も見どころ。

Gメジャーの調性で書かれた明るく活発な曲調は、発表会やコンクールでも映えることが間違いなしです。