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【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!

日頃の練習の成果をおうちの方やお友達に披露するピアノ発表会。

「お気に入りの曲」「身につけたテクニックを発揮できる曲」「ピアノ教本に載っていないようなユニークな曲」といったさまざまな基準で選曲するなかで、先生と生徒さん、そして保護者の方皆が納得できる曲を選ぶのはなかなか難しいものです。

そこで本記事では、選曲のヒントにしていただけるよう、ピアノ発表会にオススメの作品をピックアップ!

今回はとくに小学校3年生くらいのお子さんにオススメの作品を選びましたので、発表会曲選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください!

【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!(41〜50)

チューリップのラインダンス平吉毅州

全日本ピアノコンクール2022 未就学部門 銀賞 二宮 悠樹
チューリップのラインダンス平吉毅州

まるで色とりどりのチューリップが一斉にステップを踏んでいるような、心はずむメロディに心をつかまれる平吉毅州さんの作品です。

こどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。

演奏時間は1分30秒ほどと短いながら、長7度の和音や左手の技巧など、練習しがいのある要素が詰まっています。

まずはゆっくりとしたテンポで確実にリズム感をつかむことからはじめましょう。

軽快な演奏で聴衆と審査員を魅了できるよう、コツコツ練習を積み重ねてくださいね!

ウィンナー・マーチCarl Czerny

「ウィンナーマーチ」ツェルニー【ピアノ発表会映えする曲】Wiener Marsch / Carl Czerny / ピアノ / Piano / CANACANA
ウィンナー・マーチCarl Czerny

明快なリズムと軽快なメロディーが魅力のオーストリアのピアノ行進曲です。

ウィーンの優雅さと洗練された雰囲気を感じさせる本作は、ピアノの発表会やコンサートでも人気の高い曲となっています。

19世紀前半に作曲された作品ながら、現代でも多くのピアニストや音楽愛好家に親しまれ続けているのは、聴衆を魅了する華やかな表現力があるからでしょう。

かっこよく舞台映えする楽曲を探している男の子におすすめです。

技術的な練習にもなりつつ、音楽的な表現力も磨ける本作は、ピアノを学ぶ皆さんの実力をぐっと引き上げてくれることでしょう。

星に願いをLeigh Harline

星に願いを 【ピアノで弾くディズニー】ピノキオより 発表会おすすめ
星に願いをLeigh Harline

映画『ピノキオ』から生まれた『星に願いを』は、夢を追うすべての人々に勇気と希望を与えてくれるような、幅広い層から愛され続けているディズニーの名曲!

シンプルながら心に響くメロディは、小学3年生のお子さまでも取り組みがしやすく、ゆったりとしたテンポで演奏することで、美しい音楽の流れをより深く感じられます。

また、親しみやすく素朴なメロディと曲調が魅力的なこの曲は、感情を込めた演奏を学ぶのに最適!

発表会曲として練習することで表現力が磨かれ、音楽的な成長を感じられるでしょう。

小品集 Op.33 第1番「ワルツ」Samuil Maykapar

3拍子の軽やかなリズムと優雅で覚えやすいメロディで、弾く人も聴く人も楽しい気分にさせてくれるマイカパルさんのワルツ。

1947年に出版された子供向けのピアノ小品集に収められています。

音楽の基本的な表現を学びながら、演奏する喜びを感じられるよう工夫されているので、コンクールや発表会で演奏する曲としてはもちろん、練習でもぜひ取り組みたい1曲。

1音ずつ丁寧に弾きながらも、停滞しないよう前向きな演奏を心がけましょう。

かいぞくRoger Grove

かいぞく ロジャー・グローブ
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。

船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。

原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。

2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。

ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。

ホール・ニュー・ワールドAlan Menken

アラン・メンケンは、1949年7月にニューヨークで生まれ、幼少期からピアノやバイオリンを学んだ作曲家です。

ディズニー映画『アラジン』の主題歌として作曲された本作は、新しい世界への冒険を歌った楽曲。

魔法の絨毯に乗って見るおとぎ話の世界や、自由や喜びが表現されています。

ゆったりしたテンポのため、ピアノを始めて間もないお子さまにもピッタリ。

さまざまなアレンジの楽譜が出ているので、お子さまのレベルに合った楽譜を見つけてみてくださいね。

美しいメロディは、発表会で弾くと会場を穏やかに包んでくれることでしょう。

子供のノート(7つのピアノの小品)楽しいお話 Op.69-4Dmitry Shostakovich

【B級 近現代】ショスタコーヴィチ:楽しいおはなし Op.69-4(2024ピティナコンペ課題曲) pf.北村 明日人:Kitamura, Asuto
子供のノート(7つのピアノの小品)楽しいお話 Op.69-4Dmitry Shostakovich

ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが愛娘のために心を込めて作ったピアノ小品集『子供のノート Op.69』。

その4番目の小品は、まるで子供がいたずらを仕掛けてくるような、遊び心いっぱいの楽しい1曲です。

アレグロの快活なテンポに乗って、おどけたような旋律が次々と現れ、聴く人を笑顔にします。

物語を想像しながら弾けば、豊かな表現力が自然と身につくはず。

コンクールで個性を輝かせたいお子さんや、音楽でユーモアを表現する楽しさを知ってほしいお子さんにピッタリの作品です。