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【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!

日頃の練習の成果をおうちの方やお友達に披露するピアノ発表会。

「お気に入りの曲」「身につけたテクニックを発揮できる曲」「ピアノ教本に載っていないようなユニークな曲」といったさまざまな基準で選曲するなかで、先生と生徒さん、そして保護者の方皆が納得できる曲を選ぶのはなかなか難しいものです。

そこで本記事では、選曲のヒントにしていただけるよう、ピアノ発表会にオススメの作品をピックアップ!

今回はとくに小学校3年生くらいのお子さんにオススメの作品を選びましたので、発表会曲選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください!

【ピアノ発表会】小学3年生にオススメの名曲・人気曲を厳選!(41〜50)

ソナチネ 第1番 ハ長調 Op.20-1 第1楽章Friedrich Kuhlau

ソナチネ 第1番 第1楽章 Op.20-1 / クーラウ / ピアノ / Sonatina No.1 in C-Dur Op.20-1 / Kuhlau / Piano / CANACANA
ソナチネ 第1番 ハ長調 Op.20-1 第1楽章Friedrich Kuhlau

多岐にわたるジャンルで200以上の作品を残したドイツの作曲家、フリードリヒ・クーラウの『ソナチネ 第1番 ハ長調 Op.20-1』は、その明確な構造と旋律の美しさで、練習曲や発表会曲として親しまれている作品です。

本作は、冒頭がヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『ピアノソナタ 第16番 ハ長調 K. 545』と似ていることでも知られていますが、その親しみやすいメロディと曲調は、発表会の舞台でピアノを思い切り楽しみたい小学3年生のお子さまにもピッタリ!

メトロノームを使った練習でテンポとリズムの正確さを保ちつつ、強弱記号や発想記号にも注目して表情が豊かな演奏を心がけましょう。

かいぞくRoger Grove

かいぞく ロジャー・グローブ
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。

船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。

原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。

2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。

ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。

ワルツ 作品38-8Muzio Clementi

クレメンティ/ワルツ 作品38−8 Clementi/Waltz Twelve Waltzes for Pianoforte, Tambourine and Triangle Op.38, No.8
ワルツ 作品38-8Muzio Clementi

18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍したムツィオ・クレメンティ。

本作は、クレメンティが1798年に発表した『12のワルツ』コレクションの中の1曲です。

軽快なリズムと華麗なピアノの旋律が特徴的で、社交ダンスの雰囲気を持ちながらも、クラシック音楽としての美しさが際立っています。

明るく楽しい雰囲気の曲を探しているお子さまにピッタリ。

クレメンティの技巧的な要素と、ダンス音楽としての魅力を同時に味わえる一曲となっています。

右手の音階が転ばないよう、ゆっくりのテンポから指の一つひとつを丁寧に弾く意識で練習してみてくださいね。

蝶々Henri Van Gael

蝶々《発表会におすすめの曲》ゲール – Les papillons – H.V.Gael – CANACANA
蝶々Henri Van Gael

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したベルギーの作曲家、アンリ・ヴァン・ゲールが手掛けた優美な小品。

蝶が舞う様子を音楽で表現した本作は、軽やかで親しみやすい旋律が特徴です。

前半のイ短調から後半のイ長調へと移り変わる二部形式で構成され、蝶の儚さや美しさが繊細に描かれています。

1846年生まれのゲールは、生涯で約200曲もの作品を残しました。

ピアノ発表会でよく演奏される定番曲として知られ、優雅な旋律が女性や若いピアニストに人気です。

感情が豊かな表現が求められるため、技術向上だけでなく表現力も磨きたいお子さまにピッタリの1曲といえるでしょう。

スピード自動車中田喜直

【ピアノ発表会おすすめ】スピード自動車 ♫ 中田喜直 / The Speedy Car, Yoshinao Nakada
スピード自動車中田喜直

ピアノの練習曲でよく使われるこの曲は、小気味よいリズムと軽快な躍動感に満ちています。

まるで自動車が道路を疾走していくかのような臨場感があふれる楽曲で、演奏していて思わず笑みがこぼれてしまいます。

本作は、アクセントやスタッカートなどの演奏記号が効果的に使われており、リズム感やタッチの使い分けなど、技術的な要素も学べる魅力的な1曲です。

男の子がピアノ発表会で弾くのにぴったりな選曲で、演奏しながら情景を思い浮かべ、聴衆の心もつかむことでしょう。

エネルギッシュなステージを作り出したい方や、音楽を通じて表現力を磨きたい方にぜひおすすめしたい楽曲です。

カーニバルの舞踏会William Gillock

ギロック:カーニバルの舞踏会 ピアニスト 近藤由貴/Gillock: Carnival Ball Piano,Yuki Kondo
カーニバルの舞踏会William Gillock

アメリカの音楽教育界に革新をもたらしたウィリアム・ギロック作曲の『カーニバルの舞踏会』は、メロディックな強さと技術的なアプローチが組み合わされた、演奏者にとって魅力的な作品です。

華やかな舞踏会がテーマのこの曲は、小学3年生のお子さまでも挑戦しやすく、発表会でのすてきなパフォーマンスを約束してくれます。

また、演奏を通して音楽を楽しむことの素晴らしさを教えてくれるワクワク感に満ちた曲調も、この曲の魅力の一つ。

ピアノを始めたばかりで、次の一歩に進む方法を探しているお子さまにもピッタリです!

豚飼いの踊りBartók Béla

RCM Piano 2015 Grade 8 List D No.2 Bartok Swineherd’s Dance Sheet Music
豚飼いの踊りBartók Béla

アルバム『こどものために』からハンガリーの民俗舞曲をモチーフにしたこの楽曲は、男の子が弾くと格好よさが際立つ1曲です。

軽快でリズミカルな打鍵と跳ねるような旋律の組み合わせは、演奏する度に観客の心をぐっとつかみます。

本作は1908年当時にリリースされた教育用ピアノ曲でありながら、舞台映えする華やかさと躍動感を併せ持っています。

ハンガリーの農村で実際に踊られていた舞曲を基にしているため、リズムと表現力が大切。

ピアノの魅力に目覚めたばかりの男の子が、演奏を通じて音楽性を育むのにぴったりな作品といえるでしょう。