6歳といえば、卒園、小学校入学を迎える節目の年齢!
手や腕まわりを含め体つきがしっかりしてきて、ピアノの打鍵も力強くなってくるこの時期のピアノ発表会では、タッチの変化で音色を変えたり、表情を変えたりするテクニックも身につけられる作品がオススメです。
そこで今回は、6歳頃のお子さまにピッタリのピアノ曲の中から、ピアノの発表会映えする作品を厳選してご紹介します。
発表会の選曲では、テクニックや表現力の成長につながるだけでなく、楽しんで演奏できる曲を選ぶことが重要!
ぜひ、お子さま、生徒さまのお気に入りの1曲選びにお役立てください。
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【6歳児向け】ピアノ発表会で映えるおすすめ楽曲をピックアップ!(1〜20)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」NEW!Johann Burgmüller

南イタリアの情熱的な舞曲はいかがでしょうか。
毒蜘蛛に噛まれた毒を抜くために踊ったという逸話が元になっており、曲想もそれが表すかのような緊迫感と躍動感に満ちています。
6/8拍子の弾むリズムは、まるで主人公が必死に踊り続ける心臓の鼓動のようです。
中間部で一瞬明るい曲調に変わる部分で、どう気持ちを表現するかが演奏のカギとなるでしょう。
本作は、リズミカルでかっこいい曲に挑戦したいお子さまにぴったりです。
物語を想像しながら、情熱的な演奏ができるようになるといいですね!
1851年に公開されたヨハン・ブルクミュラーが作曲した練習曲集『25の練習曲 Op.100』の一曲です。
こどものためのアルバムより「ポルカ」NEW!Louis Heinrich Köhler

発表会で弾むように楽しい気持ちになれる曲をお探しではないでしょうか。
19世紀に教育目的で編まれた全30曲からなるピアノ曲集、アルバム『Kinder Album, Op. 210』に収められた一曲です。
ポルカの軽快なリズムに乗って、まるで舞踏会でくるくると踊っているような情景が目に浮かびます。
この楽曲は、スタッカートで元気に、レガートで優雅にといった音色の変化を学ぶのにも最適です。
聴いている人も思わず笑顔になるような明るさがあるので、これから表現力を豊かにしていきたいお子さまが、発表会で輝く一曲としておすすめです。
トルコ行進曲NEW!Ludwig van Beethoven

異国情緒あふれるリズムが楽しい、ベートーヴェンの行進曲はいかがでしょうか。
この楽曲は、劇付随音楽『Die Ruinen von Athen』の一曲として、1812年2月に公開された作品です。
静かな始まりから徐々に音が大きくなり、また静かに終わる構成は、まるで楽隊のパレードが遠くから近づき、通り過ぎていく様子を描いているかのようですね。
本作は、メキシコのテレビ番組のテーマ曲に使われたことでも有名です。
元気いっぱいで物語を想像しやすいので、表現力を伸ばしたいお子さまにぴったり。
音の強弱でパレードの情景をどれだけ豊かに表現できるかが、演奏の聴かせどころになるでしょう。
エチュード・アレグロNEW!中田喜直

1956年に公開された楽譜集『こどものピアノ曲』に収められた、きらびやかで快活な作品です。
この楽曲の特徴は、弾むような16分音符が絶え間なく続く点で、まるで太陽の下を元気に駆け回る姿が目に浮かぶようです。
クライマックスのグリッサンドは虹をかけるような華やかさがあり、聴く人の心を一瞬で掴むことでしょう。
本作は、少し背伸びした曲に挑戦したいという意欲が芽生えた6歳のお子さまにおすすめです。
指を速く動かす技術を楽しみながら磨けるため、弾き終えた時の達成感は格別ですよ!
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」NEW!Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーの練習曲集『25の練習曲 Op.100』から「アラベスク」は発表会で輝く一曲です。
この曲は、イスラム美術の装飾模様を思わせる軽やかでエキゾチックな雰囲気がとても魅力的ですね。
スタッカートで弾むリズムに乗って右手が駆け巡る様子は、まるで小さな冒険が始まるかのようです。
1851年にパリで出版された当時から愛されている本作は、指の独立性を鍛えながら音楽で物語を表現する楽しさを教えてくれます。
日本のコンクールでも課題曲としておなじみで、弾む音と滑らかな音の対比をくっきり表現できるかが演奏を生き生きとさせるカギとなるでしょう。