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【6歳児向け】ピアノ発表会で映えるおすすめ楽曲をピックアップ!

6歳といえば、卒園、小学校入学を迎える節目の年齢!

手や腕まわりを含め体つきがしっかりしてきて、ピアノの打鍵も力強くなってくるこの時期のピアノ発表会では、タッチの変化で音色を変えたり、表情を変えたりするテクニックも身につけられる作品がオススメです。

そこで今回は、6歳頃のお子さまにピッタリのピアノ曲の中から、ピアノの発表会映えする作品を厳選してご紹介します。

発表会の選曲では、テクニックや表現力の成長につながるだけでなく、楽しんで演奏できる曲を選ぶことが重要!

ぜひ、お子さま、生徒さまのお気に入りの1曲選びにお役立てください。

【6歳児向け】ピアノ発表会で映えるおすすめ楽曲をピックアップ!(11〜20)

風の即興曲中田喜直

中田喜直:風の即興曲 / 原 志拓(第43回入賞者記念コンサート A1級[金賞]) Nakada Yoshinao – The Wind’s Improvisation
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。

軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。

本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。

2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい6歳のお子様にもおすすめの一曲です。

手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。

きらきら星フランス民謡

きらきら星【ピアノ初心者向け・楽譜付き】
きらきら星フランス民謡

世界的に知られているフランス民謡「きらきら星」、歌詞もあり保育園や幼稚園でも歌う曲でもう知っているお子様も多いのではないでしょうか。

初めてピアノを弾くお子さま向けのさまざまなピアノテキストにも採用されており、発表会の定番曲となっています。

さまざまなアレンジがあるため、弾きやすいアレンジと難易度を選べるので6歳のお子様にもぴったりです。

ちなみにこの「きらきら星」を技巧的に難しくアレンジされたウォルフガング・アマデウス・モーツァルトによる「きらきら星変奏曲」となるものが存在します。

こちらはとても難しいのですが、世の中には小さいお子様でも上手に弾ける子もいるので驚きです。

気になる方、ピアノ演奏に自信があるお子様はモーツァルトの「きらきら星変奏曲」もぜひ聞いてみてください。

ガラスのくつWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】ガラスのくつ ♫ ギロック / The Glass Slipper, Gillock
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロック。

ギロックの作風は高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出しているため、初心者の課題曲として頻繁に登場します。

今回はその中でもこちらの『ガラスのくつ』をご紹介。

6歳で初めてのワルツ作品にぴったりなので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?

小さなうたCornelius Gurlitt

小さな歌(グルリット・Gurlitt)こども音楽会(初級ピアノ発表会おすすめ)
小さなうたCornelius Gurlitt

ピアノ発表会でも人気の作品『小さなうた』。

ハチャトゥリアンにも同じ曲名があるのですが、今回紹介する曲はグルリットの作品です。

この作品は『こども音楽会』という作品に収録されている小品で、その名の通り、小さいお子様でも演奏できる非常に簡単な曲調に仕上げられています。

速度表記や両手の使い方も非常にシンプルですが、このような曲調は左手の伴奏が大きくなりやすく、右手のメロディが埋もれがちに。

伴奏を弱めに弾いてメロディを際立たせるテクニックは、今後ピアノを弾くうえでとても大切な要素なので、6歳からそのテクニックの土台作りにぴったりです。

発表会で演奏する際は、さらに強弱や抑揚もつけられるとよりよいですね。

バースデイ・マーチLouis Köhler

「バースデイ・マーチ」L.ケーラー作曲(先生が選んだ ピアノ発表会名曲集1より)
バースデイ・マーチLouis Köhler

多くのこども向けピアノ楽譜に収録されている、初めての発表会にピッタリのかわいらしい作品!

ルイス・ケーラーの『バースデイ・マーチ』は、シンプルで覚えやすい曲ですが、和音のスタッカートやメロディのなめらかなレガートなど、小さい頃からピアノを学ぶうえで重要な要素が詰まっています。

また、元気な部分とそっと弾く部分など、強弱の変化をたっぷりつけられるのもこの曲の魅力の一つ!

お誕生日のサプライズなどを想像しながら、表情を豊かに演奏しましょう。

ピクニックMary Clark

【ピアノ発表会おすすめ】ピクニック ♫ クラーク / Lilt, Clark
ピクニックMary Clark

明るく疾走感のあるクラークの『ピクニック』。

春の暖かな陽気の中、楽しくピクニックをしている様子が浮かんでくるような1曲ですよね。

まるでスキップしているかのような弾んだリズムが特徴的で、曲中何度も繰り返し出てきます。

楽しそうな雰囲気が出るように、重くならないように注意して弾きたいですね。

また、中間部の右手と左手を交互に弾くところでは、それぞれの強弱の違いがはっきりと出るように気を付けて演奏しましょう。

【6歳児向け】ピアノ発表会で映えるおすすめ楽曲をピックアップ!(21〜30)

ヘンゼルとグレーテルドイツ民謡

ヘンゼルとグレーテル|みんなのオルガン・ピアノの本2(ヤマハ)
ヘンゼルとグレーテルドイツ民謡

森で迷った兄妹の冒険物語が題材の、ドイツに伝わる作品です。

この楽曲の魅力は、ワクワクする物語と軽快なメロディが一緒になっているところで、歌詞には不安な森から勇気を出して困難を乗り越える兄妹の気持ちが描かれています。

物語の世界に入り込んで登場人物になりきりたいお子さまにはぴったりの一曲でしょう。

アルバム『こどものピアノアルバム(上)』には1998年12月に収録されており、2024年度のピティナ・ピアノグレードテスト課題曲にもなっています。

左右の手で違うお話が進むような構成なので、4歳から表現力を楽しく育てたいお子さまにはおすすめです。