70年代の邦楽女性アーティストのデビュー曲まとめ
70年代は日本の音楽史の中でも女性シンガーソングライターやアイドルなど多種多様な女性アーティストが登場し、邦楽界に華やかな彩りを添えた時代でした。
中島みゆきさんや荒井由実さんのような存在から、天地真理さんや山口百恵さん、ピンク・レディーやキャンディーズなど、今なお愛され続ける名曲たちが次々と生まれたこの黄金期。
あなたの心に響く、あの頃の女性アーティストのデビュー曲はありますか?
この記事では、そんな輝かしい70年代を駆け抜けた女性アーティストたちの記念すべきデビュー曲をご紹介します。
70年代の邦楽女性アーティストのデビュー曲まとめ(21〜30)
私が生まれて育ったところ野路由紀子

ふるさとへの温かい想いが胸に響く、野路由紀子さんのデビューシングルです。
このデビュー曲が発売された1971年当時、日本中が自国の魅力を再発見する「ディスカバージャパン」の機運に沸いていました。
本作は、海辺の町で育った女性が故郷を懐かしむ純粋な気持ちと、都会での暮らしの中で抱く人生観を、抒情的なメロディにのせて歌っています。
野路さんの低音に響く透明感のある歌声が、その切なくも優しい世界観を際立たせていますよね。
1971年5月に発売され、1995年4月にはカセットでも再登場しました。
五木ひろしさんらと共に「新人豊作の年」と呼ばれるほどの話題となった名曲です。
故郷を離れて頑張る人が聴くと、胸にぐっとくるものがあるかもしれませんね。
迷い道渡辺真知子

70年後半、80年代のヒットメーカーとなった渡辺真知子さんのデビュー曲は、まさに大ヒット曲となり、圧倒される歌唱力がとても印象的でした。
その後も出す曲はヒットして、誰でも知っているアーティストへと成長しました。
雨の日のひとりごと八神純子

「みずいろの雨」や「パープルタウン」のヒット曲でおなじみの八神純子さん。
意外としられていないデビュー曲は、ポプコン時代の初々しい姿が見られます。
デビューからそのピアノテクニックや、澄んだ歌声はヒット曲につながっていたものだったのですね。
めざめ木之内みどり

木之内みどりのデビューシングルとして1974年に発売されました。
歌謡番組のマスコットガールで芸能界入りのきっかけを掴み、この曲で歌手デビューを果たしました。
キュートな顔立ちと愛らしい歌声で人気を集め、レコードのヒットは無かったものの、ブロマイドが飛ぶように売れる現象が起こりました。
天使も夢見る桜田淳子

桜田淳子は「そよ風の天使」というキャッチフレーズで、この曲で1973年に歌手デビューしました。
作詞は阿久悠、作曲は中村泰士が手掛けた楽曲で、オリコンチャートでは12位を記録しました。
女優として活躍している片平なぎさはかつてこの曲をオーディションで歌唱していることでも有名です。