70年代にヒットした洋楽のダンスミュージック。世界の名曲、人気曲
1970年代は、電子音楽を用いた個性的なメロディーやビジュアルを重視したパフォーマンスなど、それまでの音楽界に存在しなかったジャンルや価値観の多くはこの時代に生まれました。
今回はそんな1970年代のダンス・ミュージックを紹介したいと思います。
世界の音楽史を振り返っても、この時代は奇抜な楽曲が多いためインパクトはバツグンです。
この時代はディスコブームということもあり、音に乗れるダンスミュージックが流行りましたよね。
当時の雰囲気をたっぷりと含んだ名曲がいくつも登場しますので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみください。
70年代にヒットした洋楽のダンスミュージック。世界の名曲、人気曲(1〜10)
Rock With YouMichael Jackson

マイケル・ジャクソンさんの名曲、『Rock With You』。
言わずと知れた名曲ですね。
曲を知らない方にとってはタイトルから察するに、ロック・ミュージックだと思うかもしれません。
実際はディスコ・ミュージックの特色が非常に強いポップ・ミュージックで、キャッチーな構成にまとめられています。
現代でも頻繁にカバーされる作品の1つで、有名なアーティストだと1990年代~2000年代に活躍したR&Bシンガー、ブライアン・マックナイトさんがカバーしています。
Heart Of GlassBlondie

1970年代から1980年代に大活躍したバンド、ブロンディ。
1970年代はニュー・ソウルやファンク・ミュージック、ディスコ・ミュージックといったジャンルとともに、ニュー・ウェーブというジャンルがブームでした。
このニュー・ウェーブというのは今までになかったアバンギャルドな音楽を意味するジャンルのことで、ブロンディはブームの火付け役として知られています。
そんな彼女たちの名曲が、こちらの『Heart Of Glass』。
ダンス・ミュージックですが、テンポがそこまで早くないため、非常に聴きやすい作品です。
I Will SurviveGloria Gaynor

ブラック・ミュージックが好きな方にとっては鉄板ともいえる定番の1曲、『I Will Survive』。
この曲はグロリア・ゲイナーさんの代表的な作品で、1978年にリリースされて以来、現在に至るまで長年に渡って愛されています。
非常に情熱的な歌詞とソウルフルなボーカルが印象的な作品なのですが、トラックは意外にも軽快でディスコ・ミュージックの特色が色濃く反映されています。
そういった理由もあり、ダンス・ミュージックとしても気軽に楽しめる名曲と言えるでしょう。
70年代にヒットした洋楽のダンスミュージック。世界の名曲、人気曲(11〜20)
Stayin’ AliveBee Gees

三人兄弟によるボーカルグループ、ビージーズ。
1960年代~1970年代にわたって大活躍したボーカルグループで、当時は似たスタイルだったアバとともにポップ・ミュージックを盛り上げていました。
こちらの『Stayin’ Alive』はそんな彼らの代表的な作品の1つで、1977年にリリースされました。
当時の主流だったディスコ・ミュージックとポップ・ミュージックを組み合わせたグルーヴィーなメロディーが印象的な作品です。
Boogie WonderlandEarth, Wind & Fire

1970年代に大活躍したバンド、アース・ウィンド・アンド・ファイアー。
日本でもいまだに大人気のバンドですね。
いくつもの名曲を生み出してきた彼ですが、今回、ダンス・ナンバーとして特にオススメしたい作品がこちらの『Boogie Wonderland』。
1979年にリリースされた作品で、ディスコ・ミュージックとR&Bをミックスさせた個性的なメロディーに仕上げられています。
彼らの名曲のなかでは知名度が低い方なので、アース・ウィンド・アンド・ファイアーを聴き始めた方は、ぜひチェックしてみてください。
Ladies NightKool and The Gang

現在も現役で活動を続ける伝説のソウル・バンド、クール&ザ・ギャング。
結成当初はリード・ボーカルがいなかったため、インストゥルメンタルに近いスタイルで人気が出ませんでしたが、JT・テイラーさんがリード・ボーカルを担当してからは世界的に人気を集めるようになりました。
その中でも特に有名な作品が、こちらの『Ladies Night』。
スタイリッシュなファンクにソウル・ミュージックを落し込んだ音楽性が非常にハイセンスですので、ぜひチェックしてみてください。
He’s the Greatest DancerSISTER SLEDGE

フィラデルフィア出身の女性ボーカル・グループ、シスター・スレッジ。
現在でいうところのアイドルに近い存在だったのですが、そのスタイルは本格的でR&B、ソウル・ミュージック、ディスコ・ミュージックを主体としています。
そんなシスター・スレッジの作品のなかで、特に大きなヒットを記録した作品が、こちらの『He’s the Greatest Dancer』。
1979年にリリースされた曲ということもあって、現代のR&Bと通ずる部分が多い名曲です。