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踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム

アシッドジャズと聞いて、当時のブームの熱気をよく知っている世代の方々はともかく、若い音楽ファンの中には「オシャレなイメージだけど実際にどのような音楽なのかいまいち分からない」と感じている方は多いのでは?

ジャンルというよりは、クラブ世代が生み出した一種のカルチャーそのもの、というべきアシッド・ジャズは、日本においてもSuchmosなどのバンドの登場もあって、にわかに再評価の波が来ているように感じます。

そこで今回は、アシッドジャズのブームを盛り上げた往年の名盤を中心として、2020年代を過ぎた今だからこそ聴きたいアルバムを集めてみました!

踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム(21〜30)

Tourist

So FluteSt Germain

ハウスとジャズの融合でフランス、パリのクラブシーンの発展に大きな貢献をしたアーティストがサンジェルマンさんです。

2000年にリリースされた『Tourist』ではアメリカデビューを果たし、全世界で400万枚を売り上げたんですよね。

ジャズやソウルのさまざまな名曲からサンプリングされていて、聴き覚えのあるフレーズもたくさん出てくるので初めてアシッドジャズに触れる方にもオススメの名盤です。

2021年には発売から20周年を記念してリミックスバージョンもリリースされているので、ぜひ聴き比べてみてください!

DUKE

T-JamGeorge Duke

ジャズ・フュージョン界の人気ピアニスト、ジョージ・デュークさんは、ジャズに限らずファンクやR&Bにクロスオーバーと、ジャンルの枠内をこえた活動を続けていたアーティストです。

その多彩な才能は、アシッドジャズのアーティストからも慕われており、インコグニートは自分たちの作品にデュークさんを招いたりもしています。

そんなデュークさんの膨大な作品群の中でも、2005年にリリースされた『DUKE』は、円熟した演奏を軸として、歌モノからインストゥルメンタルまで、ファンキーでピースフルなサウンドの数々はどれも高いクオリティを誇っています。

晩年に近い時期の彼を知る上でも、重要な1枚と言えるかもしれません。

踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム(31〜40)

FRESH OUT

The Lope SongEddie Russ

オルガン~エレクトリック・ピアノの名手にしてデトロイト産ジャズの至宝、エディ・ラスさんが1974年にリリースした初のリーダー作にして傑作アルバム『FRESH OUT』は、アシッドジャズのルーツを探る上では欠かせない作品です。

割れた卵からひょっこり姿を見せる、そり頭のルックスがとてもファニーなアルバム・ジャケットでもおなじみみですよね。

ヤング・ディサイプルズがサンプリングしたことでも有名なフルート・ファンクの名曲『The Lope Song』を始めとして、メロウでファンキーなナンバーがずらりとそろったレアグルーブの古典的名盤です。

Inside Life

Always There (feat. Jocelyn Brown) [Edit]Incognito & Jocelyn Brown

ダンス・ミュージック界においてはよく知られた伝説の歌姫、ジョセリン・ブラウンさんのパワフルなボーカルとタッグを組んだ、ブリティッシュ・アシッドジャズの最高峰インコグニートが1991年にリリースした名曲。

全英チャートで6位を記録したこのヒット曲は、同年にリリースされたセカンド・アルバム『Inside Life』に収録されています。

90年代以降のアシッドジャズの黎明期に生まれた作品ながら、洗練されたサウンドはいつ聴いても心地良く、時代を感じさせない見事な楽曲アレンジの数々に、思わずうなること間違いなし。

ルーツを知りたい方であれば必ずチェックしておくべき名盤ですよ。

The Balistic Brothers vs. The Eccentric Afros Volume 1

BlackerBallistic Brothers

イギリスのハウス・シーンを代表するDJ兼プロデューサーにして、X-PRESS 2などの名義でさまざまな素晴らしい実績を残してきたアシュリー・ビードルさんを中心として、1990年代に活動していたユニットが、BALLISTIC BROTHERSです。

そんな彼らが1994年にリリースした『The Balistic Brothers vs. The Eccentric Afros Volume 1』は、定番のネタ元としても有名な、スティーヴ・ミラー・バンドの『Fly Like An Eagle』のギターフレーズの引用や、ハービー・ハンコックさんの『Chameleon』のサンプリングなど、縦横無尽にジャンルを横断するセンスが見事に落とし込まれた名盤となっておりますよ。

Looking Up

Show Me The WayGregg Karukas

フュージョンやクロスオーバーから派生したサブジャンル、いわゆるスムーズジャズと呼ばれるサウンドをメインに活動しているピアニスト兼プロデューサー、グレッグ・カルーカスさんの作品は、アシッドジャズに興味がある方にも触れてみてほしいアルバムが多くあります。

80年代から息の長い活動を続けるグレッグさんですが、今回紹介するのは彼が2005年にリリースしたアルバム『Looking Up』です。

専売特許と言えるキャッチーで軽やかなピアノが全曲に渡って楽しめることはもちろんのこと、グレッグさん自身の打ち込みによるリズムトラックが、若干のチープさはあるものの、生楽器とはまた違った味わいを感じられるでしょう。

The Zone

Minha MenteTopaz

Topaz – Minha Mente (original version)
Minha MenteTopaz

アメリカ・テキサス州出身のマルチインストゥルメンタリスト、トパーズ・マクギャリグルさんが率いるTopazが2002年に発表したアシッドジャズの名盤です!

本作はVelour Recordingsから発表された2作目のアルバムで、「Minha Mente」や「I Can See It In You」といった代表曲を収録しています。

サックス奏者としてのトパーズさんの圧倒的な演奏技術はもちろん、ワーリッツァーやフェンダー・ローズを駆使したファンキーなサウンドが全編に渡って展開されており、生のバンド演奏とダンス・グルーヴが見事に両立した仕上がりとなっています。

PopMattersでは「過去10年で最高のジャズファンク盤の一つ」と絶賛されるなど、海外でも高い評価を獲得した逸品ですね。

クラブで踊れるジャズを求めている方や、グレイボーイ・オールスターズなどがお好きな方には特にオススメしたい作品です!