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踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム

アシッドジャズと聞いて、当時のブームの熱気をよく知っている世代の方々はともかく、若い音楽ファンの中には「オシャレなイメージだけど実際にどのような音楽なのかいまいち分からない」と感じている方は多いのでは?

ジャンルというよりは、クラブ世代が生み出した一種のカルチャーそのもの、というべきアシッド・ジャズは、日本においてもSuchmosなどのバンドの登場もあって、にわかに再評価の波が来ているように感じます。

そこで今回は、アシッドジャズのブームを盛り上げた往年の名盤を中心として、2020年代を過ぎた今だからこそ聴きたいアルバムを集めてみました!

踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム(31〜40)

The Zone

Minha MenteTopaz

Topaz – Minha Mente (original version)
Minha MenteTopaz

アメリカ・テキサス州出身のマルチインストゥルメンタリスト、トパーズ・マクギャリグルさんが率いるTopazが2002年に発表したアシッドジャズの名盤です!

本作はVelour Recordingsから発表された2作目のアルバムで、「Minha Mente」や「I Can See It In You」といった代表曲を収録しています。

サックス奏者としてのトパーズさんの圧倒的な演奏技術はもちろん、ワーリッツァーやフェンダー・ローズを駆使したファンキーなサウンドが全編に渡って展開されており、生のバンド演奏とダンス・グルーヴが見事に両立した仕上がりとなっています。

PopMattersでは「過去10年で最高のジャズファンク盤の一つ」と絶賛されるなど、海外でも高い評価を獲得した逸品ですね。

クラブで踊れるジャズを求めている方や、グレイボーイ・オールスターズなどがお好きな方には特にオススメしたい作品です!

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    You, My Baby & I

    The ChildAlex Gopher

    フランス出身のプロデューサー、アレックス・ゴーファーさん!

    フレンチ・タッチ・ムーブメントの中心人物として活躍した彼は、高校時代にエアーのメンバーと共にバンド「オレンジ」を結成していたという経歴の持ち主です。

    1999年にリリースされた代表作『You, My Baby & I』は、ハウスやファンク、エレクトロニカを巧みに融合させた洗練されたサウンドが特徴的な名盤となっています。

    ビリー・ホリデイの楽曲をサンプリングした人気曲『The Child』は映画『アメリ』のサウンドトラックにも使用され、息子の誕生をきっかけに家庭で楽しめる「ホーム・ハウス」というコンセプトで制作された本作は、クラブ・ミュージックとしてはもちろん日常のBGMとしても最適な心地よさを持った、フレンチ・ハウスの歴史的な1枚です!

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      Welcome to My Dream

      Killer Inside MeMC 900 Ft. Jesus

      MC 900 ft. Jesus – Killer Inside Me [Official Music Video]
      Killer Inside MeMC 900 Ft. Jesus

      アメリカ・ケンタッキー州出身のマーク・グリフィンさんのプロジェクト、エムシー・ナインハンドレッド・フット・ジーザス!

      クラシック音楽の訓練を受けたトランペット奏者というバックグラウンドを持つグリフィンさんが、ヒップホップとジャズ、エレクトロニカを融合させた実験的な音楽で1990年代に注目を集めました。

      1991年にリリースされた2ndアルバム『Welcome to My Dream』は、前作よりもジャズ色を強めた意欲作となっています。

      レヴィスのCMに使用された「Falling Elevators」や、U2にサンプリングされた「The City Sleeps」といった楽曲を収録し、スポークンワード的な語り口とジャズの即興性が絶妙にブレンドされた、まさにアシッドジャズとヒップホップの架け橋的な傑作です。

      実験的な音楽や多ジャンル融合サウンドがお好きな方にオススメしたい1枚ですね。

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        São Paulo Confessions

        Tantos Desejos (So Many Desires)Suba

        セルビア出身でブラジルに移住した音楽プロデューサー、スバさんが1999年に発表した唯一にして最高のソロ・アルバムです!

        エレクトロニカとブラジル音楽の融合という革新的なアプローチで、サンパウロの都市的熱気と情熱を見事に音楽化した傑作となっています。

        シベルさんをはじめとする多彩なヴォーカリストたちとの共演も素晴らしく、ダウンテンポなビートに乗せて奏でられるボサノヴァやサンバのエッセンスは、まさに踊れるジャズの理想形と言えるでしょう。

        『1001 Albums You Must Hear Before You Die』にも選出された本作は、アシッドジャズやエレクトロニカ好きはもちろん、ブラジル音楽やクラブ・ミュージックに興味がある方にもぜひ味わっていただきたい名盤です!

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          Zipless

          Near The Black ForestVanessa Daou

          アメリカ合衆国のヴァージン諸島出身のヴァネッサ・ダオさんは、シンガーソングライター、詩人、ビジュアルアーティストとして多彩な才能を発揮するマルチ・アーティストです。

          コロンビア大学でダンスや詩を学んだ彼女は、夫でプロデューサーのピーター・ダオさんと共にバンド「The Daou」で活動後、ソロアーティストとして独自の道を歩み始めました。

          1994年にリリースされたソロデビュー・アルバム『Zipless』は、作家エリカ・ジョングさんの詩にインスパイアされた革新的な作品です。

          エレクトロニカ、トリップホップ、ニュージャズ、スポークンワードを融合させた独自のサウンドで、官能的かつ文学的な世界観を構築しています。

          「Near The Black Forest」や「Sunday Afternoons」といった楽曲がVH1で頻繁にオンエアされ話題となりました。

          文学と音楽の新たな可能性を示した本作は、知的で洗練された音楽を求める方、詩的な表現に魅力を感じる方にぜひオススメしたい名盤です!

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            踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム(41〜50)

            The King Of Nothing Hill

            Black AmourBarry Adamson

            Barry Adamson – Black Amour (Official Music Video)
            Black AmourBarry Adamson

            イギリス・マンチェスター出身のバリー・アダムソンさんは、マガジンやニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのベーシストを経て、1988年にソロ活動を開始したマルチ・ミュージシャンです。

            ポストパンクからアシッドジャズ、映画音楽的なサウンドまで幅広い音楽性を持つアダムソンさんが2002年にリリースした『The King Of Nothing Hill』は、まさに「シネマティック・ソウル」とも呼ばれる彼独自のスタイルが全開となった名盤です。

            ソウル、ジャズ、エレクトロニカ、ファンクを絶妙にブレンドした楽曲群は、まるで映画のサウンドトラックのような構成力を誇り、アイザック・ヘイズさんやカーティス・メイフィールドさんの影響も感じられる濃密なグルーブを生み出しています。

            踊れるジャズとクールなサウンドスケープを求める方には絶対にオススメしたい傑作アルバムですね!

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              Death by Chocolate

              Death by ChocolateDe-Phazz

              ドイツ・ハイデルベルク出身のディー・ファズは、1997年にプロデューサーのピット・バウムガルトナーさんによって結成された音楽プロジェクトです。

              ジャズ、ソウル、ラテン、トリップホップなど多彩なジャンルを融合させたサウンドが特徴で、パット・アップルトンさんやカール・フリアソンさんといったボーカリストが参加しています。

              2001年にリリースされた3作目のアルバム『Death by Chocolate』は、前作よりもソウルやラウンジミュージック寄りの方向性を打ち出した代表作の1つ。

              全16曲約64分の収録時間で、フランス語歌詞の「Jeunesse Dorée」をはじめ都会的で洗練されたサウンドが展開されます。

              電子音楽と生楽器の巧みな融合により、アシッドジャズやダウンテンポの名盤として多くのリスナーに愛され続けており、オシャレなジャズサウンドを求める音楽ファンには大推薦の至福の1枚ですね。

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                Clin d’oeil

                Ease My Mind (feat. Tre Hardson, Fat Lip, Omni)Jazz Liberatorz

                フランスはモー出身のプロデューサー・トリオ、ジャズ・リベレーターズ。

                DJ Damageさん、Dustyさん、Madhiさんによって結成された彼らは、1970年代から1980年代のジャズやソウルへの深い愛情を込めたヒップホップを生み出す存在として知られています。

                2008年にリリースされたデビュー・アルバム『Clin d’oeil』は、フランス国内で10万枚以上のセールスを記録した傑作であり、ジャズ・ヒップホップの名盤として語り継がれている作品です。

                本作の魅力は、Fat LipさんやTre Hardsonさん、J-Liveさんといったアメリカの実力派MCたちとのコラボレーションに加え、70年代ジャズフュージョンのサンプリングとライブ楽器演奏を巧みに融合させたプロダクションにあります。

                ジャズとヒップホップの架け橋的な音楽を求めている方や、本格的なジャズの要素を取り入れたヒップホップを探している方には特におすすめしたい一枚ですね。

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                  KYOTO JAZZ MASSIVE

                  City FolkloreV.A.

                  Kyoto Jazz Massive – City Folklore
                  City FolkloreV.A.

                  日本におけるジャズ~クロスオーバー・シーンの中でいち早く活動を開始、世界的にも著名なDJユニットが、沖野修也さんと沖野好洋さんによるKYOTO JAZZ MASSIVEです。

                  2000年にリリースされたデビュー・シングル『ECLIPSE /SILENT MESSENGER』がイギリスのBBCラジオZUBBチャートで3週連続の1位を獲得するなど、その活躍は冒頭で述べたように日本に留まらず世界へと広がっています。

                  そんなKYOTO JAZZ MASSIVEにとってファースト・プロダクションとなったのが、1994年にリリースされたコンピレーション・アルバム『KYOTO JAZZ MASSIVE』です。

                  モノクロの上半身裸の女性のジャケットがあまりにも印象的な本作には、大沢伸一さんによるソロ・プロジェクトのMONDO GROSSOや、DJクラッシュさん、マンデイ満ちるさんなどが参加、ジャズもヒップホップもボサノバもハウス・ビートも同一線上に並ぶ、当時の日本のクラブ・シーンの熱気を味わえるような作品となっております。

                  ちなみに8曲目の『City Folklore』は、永瀬正敏さんが主演を務め、後にテレビ・シリーズ化して人気を博した『私立探偵濱マイク』シリーズの原点となった映画『我が人生最悪の時』のテーマ曲のリミックス版です。

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                    Guru’s Jazzmatazz, Vol. 1

                    Loungin’Guru Featuring Donald Byrd

                    伝説的なヒップホップ・デュオのギャング・スターのメンバーとして知られるグールーさんは、1993年にソロ・プロジェクトとしてJAZZMATAZZを始動させます。

                    ドナルド・バードさんと共演したこちらの名曲が収録されている『Guru’s Jazzmatazz, Vol. 1』は、いわゆるネタとしてジャズを使用するのではなく、ヒップホップと生のジャズ・バンドを融合させるという革新的なサウンドを打ち出した先駆的な作品として高い評価を受けました。

                    同時代に人気を博していたイギリスのアシッドジャズともリンクしており、両者の歴史を知る上でも欠かせない作品と言えましょう。

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