【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲
私たちの心を癒やしてくれるピアノの透き通る音色。
今、大人になって改めてその魅力に気づき、「聴くだけでなく自分でも演奏してみたい!」と思われる方や、こどもの頃は練習が面倒でピアノレッスンが苦痛だったけれど、大人になってもう一度練習して弾けるようになりたいと習い始める方が増えています。
本記事では、そんな大人のピアノ初心者やブランクのある経験者の方にオススメの美しい&おしゃれなピアノ曲をご紹介します!
クラシックから洋楽、邦楽、そしてゲーム音楽、映画音楽まで、幅広く選曲していますので、お気に入りの1曲選びにお役立てください。
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【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(71〜80)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第11番せきれいJohann Burgmüller

小鳥のように軽やかで可愛らしい旋律が特徴の「4分の2拍子」の楽曲です。
スタッカートと十六分音符を効果的に使った「タタタン」というリズミカルなモチーフが、鳥のさえずりや愛らしい動きを見事に表現しています。
1851年にパリで出版されたこの作品は、たった30秒ほどの短い演奏時間ながら、右手のスケールや左手の伴奏が織りなす美しい旋律が魅力的です。
手首の柔軟な動きと指先のコントロールを意識して演奏することで、曲の持つ優美さをより引き出せます。
ピアノを学び始めて間もない方でも、軽快なリズムと親しみやすいメロディーで楽しく取り組める作品です。
川の流れのように美空ひばり

日本の歌謡界を代表する女性歌手の遺作となった楽曲です。
人生を川の流れに例えた歌詞が印象的で、穏やかに生きることの大切さを歌っています。
聴く人の心に深く響くメロディーと歌詞で、多くの人に愛され続けています。
1989年1月にリリースされ、150万枚以上の売上を記録しました。
人生に悩んだり、立ち止まったりしている時にぴったりの1曲です。
静かに耳を傾けると、きっと心が癒されるはずです。
歌手の人生観が詰まった名曲なので、ぜひチャレンジして弾きこなしてくださいね!
大管弦楽のための組曲「惑星」作品32より「木星」Gustav Holst

楽曲の題名だけ見て分からずとも、実際に曲を聴けば思わず「あの曲か」と思い当たるのではないでしょうか。
イギリスの作曲家、グスターヴ・ホルストによる組曲『惑星』の中でも最も知られている『木星』は、特に中間部の旋律が非常に有名で、イギリスでは愛国歌『我は汝に誓う、我が祖国よ』として親しまれています。
実は平原綾香さんのデビュー曲であり、大ヒットした名曲『Jupiter』の原曲でもあるのですよ。
壮大なスケールとすべてを包み込むようなメロディラインの美しさは、ソロピアノとして弾いても何ら損なわれることはありません。
トリッキーなメロディも出てこないですしゆったりとしたテンポで弾きやすい反面、淡々した演奏では曲の良さも雰囲気も引き出せませんから、あなたなりの宇宙を表現するくらいの気持ちで演奏に挑戦してみてください!
プレリュード(前奏曲) 作品45 嬰ハ短調Frederic Chopin

フランツ・リストやフリードリヒ・シューマンと並ぶロマン派を代表する作曲家フレデリック・ショパンの作品です。
わずか40小節ほどの短い曲ながら、ショパンらしい繊細なハーモニーと転調の妙技が光る本作。
ノクターンを思わせる優雅な雰囲気で、夢幻的な響きを持ちます。
1841年に完成されたこの曲は、特に転調の巧みさで注目を集めました。
ショパン本人も「かつて転調がこれほどうまくいったことはない」と語ったそうですよ。
ピアノを学ぶ方はもちろん、クラシック音楽に親しみたい方にもおすすめの1曲です。
愛の挨拶Edward Elgar

中級者の方にオススメしたい作品が、こちらの『愛の挨拶』。
言わずとしれた、エドワード・エルガーの名作ですね。
ピアノ発表会でも耳にする機会が非常に多い本作のポイントは、なんといっても優しく美しい主旋律。
右手をメインとした美しい作品なのですが、要所要所で左手のオクターブが登場するので、そこでミスタッチが発生してしまいがちです。
そこに注意しながら、右手のオクターブも繊細に演奏するように心がければ、美しい演奏になるので参考にしてみてください。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

癒やしの音楽、そして「ピアノで弾いてみたい」と憧れる人が多い作品として知られている『主よ、人の望みの喜びよ』。
ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した教会カンタータの中のメロディーで、合唱付きで演奏されることもあります。
この曲はさまざまなアレンジで出版されているため、自分のレベルに合わせて楽譜を選択できるのも、初心者にオススメな理由の1つ。
天井の高い教会に響き渡る音色をイメージし、1音1音を味わいながら弾いてみてくださいね。
乙女の祈りTekla Badarzewska

ポーランドの作曲家、テクラ・バダジェフスカの『乙女の祈り』は、多くのピアノ曲集に収録されている有名な作品です。
「乙女」という言葉がしっくりくる甘美なメロディが印象的なこの曲は、跳躍が多いため音ミスなく仕上げるのはなかなか大変!
ですが、テーマが変奏曲のように形を変えて繰り返されるシンプルな構成なので、譜読みや暗譜に苦労することはないでしょう。
メロディが1オクターブの重音になっているため、手を開いた状態で固まって音が硬くならないよう気を付けてください。