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【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲

私たちの心を癒やしてくれるピアノの透き通る音色。

今、大人になって改めてその魅力に気づき、「聴くだけでなく自分でも演奏してみたい!」と思われる方や、こどもの頃は練習が面倒でピアノレッスンが苦痛だったけれど、大人になってもう一度練習して弾けるようになりたいと習い始める方が増えています。

本記事では、そんな大人のピアノ初心者やブランクのある経験者の方にオススメの美しい&おしゃれなピアノ曲をご紹介します!

クラシックから洋楽、邦楽、そしてゲーム音楽、映画音楽まで、幅広く選曲していますので、お気に入りの1曲選びにお役立てください。

【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(81〜90)

花束を君に宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの『花束を君に』は、ピアノ弾き語りのイメージがつかみやすいのでオススメです。

特に1番は宇多田さんの歌声とピアノ伴奏のみで構成されているので、練習にももってこいなんですよね。

コード演奏ができる方なら基本のコードが5つ、応用コードが2つの合計7つのコードで最後まで演奏できるんです。

伴奏方法も一番オーソドックスな4分音符を演奏するスタイルなので、歌いながらの演奏でも取り組みやすいんですよね。

ぜひチャレンジしてみてください!

アヴェ・マリアCharles Gounod

『アヴェ・マリア』という言葉は多くの方が一度は聞いたことがあるはずですし、あの曲だよねと思われる人も多いでしょう。

とはいえ実際に皆さん思う『アヴェ・マリア』が、実は友だちと話してみたら違う曲だった……という経験はないでしょうか。

『アヴェ・マリア』自体はラテン語のカトリック典礼文における一節であり、そこからインスパイアされた楽曲を『アヴェ・マリア』と呼ぶため、世界中にさまざまな『アヴェ・マリア』が存在するのですね。

その中でも1859年にフランスの作曲家、シャルル・グノーが手掛けた『アヴェ・マリア』は知名度の高い声楽曲で、本稿ではそのピアノアレンジバージョンを紹介しています。

非常にシンプルなアレンジで音数も少なめですから、右手と左手の役目が切り替わる部分などに注意しつつゆっくりと練習してみてくださいね。

ひまわりの約束秦基博

【簡単ピアノ】ひまわりの約束 / 秦 基博【初心者向け】
ひまわりの約束秦基博

国民的アニメ『ドラえもん』が3DCGアニメーション化され話題になった映画『STAND BY ME ドラえもん』。

その主題歌に起用されたのが秦基博さんの『ひまわりの約束』です。

Aメロのメロディは8分音符が多く、比較的一定の速さで移り変わるためリズムが取りやすいんですよね。

ピアノ初心者でリズムが苦手な人にもオススメです。

サビのメロディは少し細かくなるものの、もともとゆっくりのバラードなので取り組みやすいことに変わりはありません。

See You AgainWiz Khalifa

【簡単ピアノ】See You Again (映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』)
See You AgainWiz Khalifa

大人気ラッパー、ウィズ・カリファさんが同じく大人気のシンガーソングライター、チャーリー・プースさんをフィーチャーして2015年にリリースして世界的に大ヒットした名曲『See You Again』。

同年に公開された映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌であり、同シリーズに出演していた俳優で2013年に事故で急死してしまったポール・ウォーカーさんに捧げられた曲としても有名ですよね。

チャーリーさんが歌うパートはそんな曲の背景を知らずとも自然と涙が出てしまうほどに美しく、原曲がピアノの伴奏で歌われていることもありますから、ソロピアノで弾くに適していると言えそうですね。

ラップ部分をピアノで表現するのは難しいため、メロディパートを右手で追って左手でコードを弾くだけでも十分でしょう。

左手の和音がまだ難しい、という方であればベースとなる1音を弾くだけでも問題ないですよ。

原曲をよく聴いて、歌詞に込められた意味を噛み締めながら美しいメロディラインを弾いてみてくださいね。

エトピリカ葉加瀬太郎

「エトピリカ」葉加瀬太郎【初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方】レベル☆☆☆
エトピリカ葉加瀬太郎

クラシックやポップスなどのジャンルにとらわれない、自由な発想から生まれる作曲センスで多くの名曲を生み出してきたバイオリニスト兼作曲家の葉加瀬太郎さん。

葉加瀬さんの作る美しいメロディをピアノで弾いてみたいけど難しそう、と思われているピアノ初心者の方やブランクがある方も多いでしょう。

こちらで紹介している『エトピリカ』は、葉加瀬さんの代表作の1つである『情熱大陸』のエンディング曲として多くの人に親しまれている名曲。

メインのメロディラインはとても覚えやすく、カノン進行をさらりと取り入れているところや途中で雰囲気が変わる展開なんかもおしゃれですよね。

本来はピアノ曲ではないのですが、ソロピアノ用にアレンジされた初級レベルの楽譜も多く発表されており、初心者でも挑戦しやすい楽曲と言えましょう。

亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ/演奏:大導寺錬太郎
亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

独創性にあふれた作風で多くのアーティストに影響を与えた作曲家、モーリス・ラヴェル。

日本でも多くのファンがいる作曲家ですね。

そんなラヴェルの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調』。

ト長調4拍子でロンド形式を取る本作は、ゆったりとしたリズムとエキゾチックな雰囲気を持った主題が特徴の作品です。

美しい旋律といえばこの作品の名前を挙げる方も多いのではないでしょうか?

【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(91〜100)

野ばらに寄せてEdward MacDowell

【ピアノ発表会おすすめ】 野ばらに寄す ♫ マクダウェル / To a Wild Rose, Macdowell
野ばらに寄せてEdward MacDowell

日本では『野ばらに寄せて』として親しまれている、エドワード・マクダウェル作曲の『森のスケッチ Op.51』の第1曲。

穏やかなメロディに癒やされる、美しい作品です。

シンプルな構成のためピアノ初心者の方でも挑戦しやすく、複数の初級者向け楽譜にも掲載されています。

和音を響かせながら進んでいくため、一番上のメロディラインをしっかり響かせ、伴奏の音とのバランスを取りながら演奏するのがポイント!

旋律の流れがゴツゴツしないよう、音の粒をそろえて弾きましょう。