【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲
私たちの心を癒やしてくれるピアノの透き通る音色。
今、大人になって改めてその魅力に気づき、「聴くだけでなく自分でも演奏してみたい!」と思われる方や、こどもの頃は練習が面倒でピアノレッスンが苦痛だったけれど、大人になってもう一度練習して弾けるようになりたいと習い始める方が増えています。
本記事では、そんな大人のピアノ初心者やブランクのある経験者の方にオススメの美しい&おしゃれなピアノ曲をご紹介します!
クラシックから洋楽、邦楽、そしてゲーム音楽、映画音楽まで、幅広く選曲していますので、お気に入りの1曲選びにお役立てください。
- ピアノをはじめた初心者におすすめ!大人も楽しめる楽譜10選
- 【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲
- 【初級~中級】難易度が低めなショパンの作品。おすすめのショパンの作品
- 切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
- 初心者でもピアノで簡単に弾ける!J-POPの人気曲&最新曲を厳選
- 【ピアノ練習曲】初心者におすすめ!簡単&弾きやすい作品を厳選
【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(1〜10)
ニュー・シネマ・パラダイス「愛のテーマ」Ennio Morricone

1988年公開のイタリア映画から生まれた名曲です。
映画のストーリーと深く結びついた楽曲で、主人公の初恋や別れ、再会といった感情的なシーンで効果的に使用されています。
美しいメロディーと深い歌詞が特徴的で、多くの人々の心に響く曲となっています。
弦楽器やピアノを中心とした編成で、ゆったりとしたテンポが印象的で、ピアノで練習しても映える名曲です。
映画音楽の枠を超えて、さまざまなアーティストによってカバーされており、クラシックやイージーリスニングのファンにもおすすめです。
映画と音楽が融合した感動を味わいたい方に是非弾いていただきたい1曲です。
Let It BeThe Beatles

初心者さんとしては、複雑に展開していく楽曲よりはシンプルで同じコード進行を繰り返すタイプの曲の方が、覚えやすいですし弾きやすいですよね。
世界で最も有名なロックバンドであり、世代をこえて愛され続けているビートルズの超有名曲『Let it be』は、実は4つのコードだけで構成されているため、初心者がソロピアノとして弾く曲としておすすめです。
作曲者のポール・マッカートニーさんのピアノの伴奏から始まる楽曲ですから、ソロピアノとして弾くイメージもわきやすいですよね。
メロディの突出した美しさは説明するまでもありませんし、左手でコードの和音を押さえて、右手でメロディを弾くだけでも十分曲を弾いている感覚を味わえますよ。
少しずつ両手で弾けるようになってきた、というレベルの方もぜひ挑戦してみてください!
間奏曲 Op.118-2Johannes Brahms

穏やかで優美な旋律が心に染み入る一曲。
寄せては返す波のように、ゆったりと流れるメロディーの中に、深い感情と静かな思索が込められています。
1893年に書かれた本作は、右手が歌うような旋律を奏でる一方で、左手が柔らかな和音で支えていく構成が特徴的です。
中間部では情熱的な展開を見せながらも、再び穏やかな旋律へと戻っていく流れが、人生の起伏を思わせます。
秋の夕暮れのような静けさと、内に秘めた想いを表現した楽曲は、ピアノの深い魅力に触れたい方や、繊細な表現力を磨きたい方にぴったりです。
技巧的な難しさよりも、音色の変化や感情表現を大切にしながら、ぜひ挑戦してみてください。
【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(11〜20)
ジムノペディ 第1番Éric Satie

フランスの作曲家エリック・サティが1888年に作曲した『ジムノペディ』。
なかでも印象派の絵画のような淡い雰囲気の第1番は広く親しまれており、サティの作品のなかでも耳にする機会の多い作品です。
聴いている印象以上に和声が複雑なため、はじめは譜読みに戸惑うかもしれません。
ただ、この和声がサティの作品の特徴であり魅力的なポイントですので、一つひとつの音を覚えるというより、響きを体に覚え込ませる感覚で練習を進めてみてはいかがでしょうか?
Eyes on me(Piano collections ver.)植松伸夫

『ファイナルファンタジーVIII』からピアノアレンジされたラブソングは、主人公スコールとヒロインであるリノアの二人の切ない恋心を美しく描いています。
ピアノのみで紡がれる透明感のある音色は、素直な想いをもどかしく表現しながら、リスナーの感情に寄り添うような優しい旋律が心を癒やしてくれます。
報われない恋愛を描きつつも、愛する人への変わらぬ想いを、静かに熱を帯びた音色で伝えてくれる本作は、1999年のリリース以来、多くの音楽ファンの心を魅了し続けています。
ピアノの旋律だけで心を打つような美しさがあり、クラシック音楽やニューエイジ音楽が好きな方、そして感動的な物語性のある楽曲をお探しの方にぴったりの一曲ですの
トロイメライRobert Schumann

ヘ長調の4分の4拍子で紡がれる美しい夢見るような旋律は、聴く人の心を優しく包み込みます。
アルバム『Kinderszenen』の中から生まれたこの楽曲は、1839年2月にライプツィヒで出版され、映画『転校生』のオープニングとエンディングで使用された思い出が深い1曲です。
穏やかで透明感のある音色が心に染み入り、まるで子供の頃の純粋な感情や大人になってからの郷愁を呼び起こすかのよう。
本作は4小節の旋律が8回繰り返される中で、和声の変化や音域の広がりによって、夢の中での情景の移ろいを見事に描き出しています。
時に物憂げな表情を見せながらも、最後は温かな余韻を残して終わります。
ゆったりとした演奏時間ながら、深い感動を呼び起こす芸術性の高い作品なので、心静かに音楽に浸りたい方におすすめです。
メインテーマNEW!星勝

主人公の胸に蘇る遠い日の思い出が目に浮かぶような、映画『おもひでぽろぽろ』の音楽です。
1991年7月に公開されたこの作品では、27歳の主人公が10歳の頃を回想する心象風景に寄り添うように、この美しいメロディが使われています。
アルバム『おもひでぽろぽろ オリジナル・サウンド・トラック』に収録された本作は、ピアノのアルペジオが中心の静かでノスタルジックな曲調が特徴です。
ゆったりとしたテンポで音の動きも穏やかなため、ピアノに初めて挑戦する方にも取り組みがしやすいでしょう。
記憶の断片がキラキラと光るような、透明感のある響きを大切に、一音一音を丁寧に弾いてみてくださいね。