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【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲

私たちの心を癒やしてくれるピアノの透き通る音色。

今、大人になって改めてその魅力に気づき、「聴くだけでなく自分でも演奏してみたい!」と思われる方や、こどもの頃は練習が面倒でピアノレッスンが苦痛だったけれど、大人になってもう一度練習して弾けるようになりたいと習い始める方が増えています。

本記事では、そんな大人のピアノ初心者やブランクのある経験者の方にオススメの美しい&おしゃれなピアノ曲をご紹介します!

クラシックから洋楽、邦楽、そしてゲーム音楽、映画音楽まで、幅広く選曲していますので、お気に入りの1曲選びにお役立てください。

もくじ

【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(1〜20)

フランス組曲 第5番 BWV816 サラバンドNEW!J.S.Bach

クラシック音楽に挑戦したい方や優雅な舞曲を弾いてみたい方にはバロック時代の組曲から抜粋された美しいサラバンドはいかがでしょうか。

『フランス組曲第5番 ト長調 BWV816』の第3楽章は、1722年から1725年の間に作曲された6つの組曲の中でも特に親しみやすい作品です。

本作は緩やかな3拍子で書かれており、右手の装飾された旋律と左手の伴奏が美しく絡み合う構成となっています。

もともとスペイン起源の舞曲でありながら、バロック時代にフランスやドイツで洗練された形式として定着したサラバンドの特徴をよく表しています。

深い情感と静謐な美しさを持つこの楽章は、装飾音の解釈やフレージングの工夫が求められるため、表現力を磨きたい方におすすめです。

フランス組曲 第6番 BWV817 サラバンドNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.6 “Sarabande” P. Barton, FEURICH 218 piano
フランス組曲 第6番 BWV817 サラバンドNEW!J.S.Bach

フランス舞曲の厳格な形式に、バッハ特有の深い精神性を込めた珠玉の楽章です。

1722年から1725年頃に作曲されたこの楽曲は、もともとスペイン起源の荘重な三拍子舞曲として構成され、装飾音と和声進行が織りなす静謐で内省的な世界観が魅力となっています。

本作はゆったりとしたテンポで進行するため、バロック音楽に初めて挑戦する方でも取り組みやすく、音色や表現力を磨きながら演奏の基礎を身につけられます。

複雑な技巧よりも情感が豊かな表現が重視されるので、じっくりと練習に向き合いたい方におすすめです。

【初級】大人のピアノ初心者におすすめ! 美しい&おしゃれなピアノ曲(21〜40)

Let It BeThe Beatles

【初心者】楽譜なしで「Let it be/ Beatles」が弾けるようになる!【コードでピアノ】
Let It BeThe Beatles

初心者さんとしては、複雑に展開していく楽曲よりはシンプルで同じコード進行を繰り返すタイプの曲の方が、覚えやすいですし弾きやすいですよね。

世界で最も有名なロックバンドであり、世代をこえて愛され続けているビートルズの超有名曲『Let it be』は、実は4つのコードだけで構成されているため、初心者がソロピアノとして弾く曲としておすすめです。

作曲者のポール・マッカートニーさんのピアノの伴奏から始まる楽曲ですから、ソロピアノとして弾くイメージもわきやすいですよね。

メロディの突出した美しさは説明するまでもありませんし、左手でコードの和音を押さえて、右手でメロディを弾くだけでも十分曲を弾いている感覚を味わえますよ。

少しずつ両手で弾けるようになってきた、というレベルの方もぜひ挑戦してみてください!

2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

妊婦が弾く「アラベスク第1番」ドビュッシー – Arabesque No.1 – Debussy – Classical Piano – クラシックピアノ – CANACANA
2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

フランス印象派の作曲家クロード・ドビュッシー初期のピアノ作品であり、ドビュッシーの作品の中で最も有名な曲の1つに数えられる『2つのアラベスク』。

特に第1番は、優雅で美しいメロディで広く親しまれており、ピアノ発表会曲としても人気の高い作品です。

左手の8分音符と右手の三連符が重なる2対3の合わせ方に、はじめは苦戦するかもしれませんが、縦がそろう部分をしっかり合わせながら細かく区切って練習を積み重ねることで、自然に感覚をつかめるようになるはず。

「難しそう」と先入観を持たずに、思い切ってチャレンジしてみましょう!

ダニー・ボーイアイルランド民謡

『ロンドンデリーの歌』として知られるアイルランド民謡のメロディに、戦地へ向かう息子を送り出す母親の心情を描いたともいわれる切ない歌詞が付けられた名曲『ダニー・ボーイ』。

現在では歌詞付きで歌われるだけでなく、さまざまな楽器で演奏され世界中で愛されている1曲です。

とにかくゆったりとした曲のため、ピアノを始めたばかりの方でも、落ち着いて音符を追いながら演奏できるでしょう。

手元に余裕が出てきたら、メロディや伴奏が途切れないようペダルも入れてみてくださいね。

ワルツ 第15番 Op.39-15「愛のワルツ」Johannes Brahms

15番のなかでも最も有名な作品『ワルツ 第15番 Op.39-15「愛のワルツ」』。

ピアノ発表会などでも頻繁に耳にする楽曲ですね。

そんなこの作品のポイントは、右も左も和音が多い点にあります。

基本的には簡単な楽曲といっても差し支えないのですが、この和音が少しだけ弾きづらいため、難易度としては初級レベルの上位、もしくは中級レベルの下位といったところでしょうか。

特に37小節目の右手が難しいので、左右を個別に練習することをオススメします。