【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(121〜130)
いちごのリース

100円ショップの材料で作る、春らしいいちごのリースをご紹介します。
まずは土台となるリースのベースを用意します。
接着剤を付けながら隙間がないように毛糸を巻き付けていきましょう。
イチゴは赤いフェルトを用意します。
赤いチェックの生地を使ってもいいですよ。
フェルトを丸く切り取り、半分に折って切ります。
糸を通してタネの模様を付けましょう。
半分に切ったフェルトを再度半分に折り、上辺を縫い付けたら一度開いて綿を詰めます。
緑のフェルトでヘタを作り、接着剤でくっつけたらいちごの出来上がりです。
同じく緑のフェルトで葉っぱを、白いフェルトで花を作り、リースに貼り付けたら完成です。
貼り方によってさまざまな表情を見せてくれますので、自分だけのリースができますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
お花の春リース

100円ショップの材料で作る春らしいお花のリースをご紹介します。
リースの土台には隙間がないように毛糸を巻き付け、接着剤でぶら下げるひもを取りつけます。
飾りつけはテッシュペーパーに毛糸を巻き付けた毛糸玉と、フェルトで作るお花です。
お花はフェルトを小さく三角に切り取りって貼り合わせます。
つなげたフェルトを開くとお花の完成です。
リボンなどお好みの飾りを加え、自分だけのリースができるのも作っていて楽しい点ですね。
簡単な工程で作れるため、高齢者施設でのレクリエーションにもオススメですよ。
お花紙で作る満開の桜

満開に咲いた八重桜を見ているかのような、お花紙で作る作品をご紹介します。
お花紙をじゃばら折りにし、中央をビニールヒモで結んでください。
結んだビニールヒモの先端をさいておくことがポイントです。
さいた部分が、桜のおしべやめしべのかわりに。
じゃばら折りの先端もカットし、広げて形を整えます。
八重桜の幾重にも重なった花びらが表現できますよ。
コロンとした八重桜の作品に、高齢者の方にも喜んでいただけそうですね。
桜の木も作り八重桜を飾れば、室内でもお花見気分が味わえますよ。
たけのこマグネット

春らしさを感じられる、かわいらしいたけのこマグネットをご紹介します。
使用するものは100円ショップでそろいますので、手軽に用意できますよ。
まず厚紙で丸型に切り、小さく切ったフェルトを重ね、顔を作ります。
たけのこの皮を着物に見立て、襟を作るようにテープを4本貼りましょう。
裏面をテープで止めると止まりやすいですよ。
先ほど作った顔に目シールや毛糸、フェルトを使って表情を作るとかわらしい表情になります。
裏面に厚紙、磁石を貼り、フェルトで覆ったら完成です。
工程も簡単ですので、高齢者施設などのレクリエーションにもピッタリですよ。
ちいさな桃の花飾り

驚くほど簡単に作れる、桃の花飾りをご紹介いたします。
用意するものは小瓶、3色のカラーサンド、桃の造花。
これだけです。
まずは瓶に緑、白、ピンクの順にカラーサンドを入れていきます。
ムラが出ないように、ならすときれいにできますよ。
3色入れ終えたら、桃の造花を瓶に入る適切な大きさに切り取り、バランスを見ながらカラーサンドに刺したら完成です。
色合いは桃の節句にちなんだものとなっており、魔除け、長寿、健康を願うものとなっています。
簡単に作れますので、高齢者施設のレクリエーションにもオススメです。