【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(111〜120)
たんぽぽとてんとう虫
春と聞いて、皆さんは何を思い出しますか?
思い浮かべた中には、きっとこのモチーフも当てはまる方がいるかと思います。
てんとう虫と、たんぽぽは、木漏れ日の風景が連想できますよね!
用意するものはおりがみ、ハサミ、ピンキングバサミ、カッター、竹ひご、鉛筆、木工用ボンド、のり、色鉛筆、定規、型紙です。
一つ一つ工程が丁寧で細かいので、作業分担して作ってみてもいいかと思います!
たんぽぽをたくさん作ってみると、見栄えがしそうですよ。
ミツバチと花畑
春、皆さんは何を想像しますか?
かわいいミツバチと花畑……いかにも春らしいですね!
そんな二つのモチーフを作ってみませんk?
まず折り紙、A4コピー用紙、ハサミ、カッター、のり、色鉛筆、鉛筆を用意してください。
作業を皆で分担しながら行うといいかと思います。
大勢でおしゃべりしながら、楽しみながら作ると、出来上がったものにも愛着が湧きますよね……カレンダーなどの装飾で使ってみてもいいかと思います!
ぜひ活用してみてくださいね!
タンポポの壁飾り

一見すると本物と見間違うような、精巧なたんぽぽの壁飾りをご紹介します。
用意するものは黄色、緑、白の画用紙と木製のマドラーです。
まず緑の画用紙を葉の形に切り取ったものを8つ用意します。
同じく緑の画用紙を細長く切って上辺に折り目をつけ、その下に細かく切れ目を入れて花茎を作ります。
花部分は黄色い画用紙を細長く切って2つに折り、間をあけずに細かく切れ目を入れます。
花茎を花へ貼りつけたら、花側から巻いていきます。
接着剤でくっつけたら、手でほぐすように花茎や鼻をひらいていきましょう。
見事な花の出来上がりです。
木製マドラーを3本ずつ縦、横に組み合わせて接着したら、葉と花を飾り付けて完成です。
花は白い画用紙を使うことで綿毛も作れますよ。
細かい作業が続きますが、出来上がった時の達成感はひとしおです。
ぜひ作ってみてくださいね。
バラの壁飾り

紙を巻いて作る、独創的なバラの壁飾りをご紹介いたします。
花と葉の色紙を用意します。
花部分は細く切った色紙の3分の2をランダムに折り、3分の1は折らないでおきます。
折らない方から紙を巻き、巻き終わりをのり付けしたら花の完成です。
葉の部分も同様に細く切った色紙を端から巻きます。
巻き終えたらのり付けし、指でつぶして形を整えます。
茎は細長く切った色紙を適度に巻いて癖をつけておきます。
お好みの台紙や土台に花、茎、葉とバランスをみながら貼りつけたら、あっというまにできあがり!
難しい工程がないので、高齢者施設などでは指先の訓練としてもご活用いただけますよ。
梅とうぐいす

色紙で作る立体的な壁飾りをご紹介いたします。
今回は春らしく、梅とうぐいすを作ります。
まず梅の色の画用紙を丸く切り、半分に切ったものを3等分になるように折り目を付けます。
角を切り取って開くと花の形ができますよ。
花びらにあたる部分は箸に巻き付けて丸みを持たせておきましょう。
折り目に沿って切れ目を1つ入れ、両隣の花びらを重ねて貼ると立体的な花ができますよ。
黄色い色紙を細く切り、花の中心に貼ると花の完成です。
うぐいすは白と緑の画用紙を用意しましょう。
緑3枚、白1枚を涙型に切り抜いたら、緑と白が重なるように貼ります。
残りの緑は箸で丸みをつけたものを羽根として、折りたたんで尾として貼りつけます。
黄色い画用紙でくちばしを作り、目を書き入れたらうぐいすの完成です。
茶色の画用紙で木を作ったら、後は貼るだけ。
どこでも春を感じられる空間に早変わりしますよ。