【芸術の秋】珠玉のピアノ曲とともに|聴いて&弾いて楽しむクラシック
秋といえば……そう、「芸術の秋」!
音楽好きの方なら、「食欲の秋」や「スポーツの秋」より、真っ先にこの言葉を思い浮べるのではないでしょうか?
秋は、演奏会や芸術祭が全国各地で開催されるなど、音楽を楽しむのにピッタリの季節です。
今回は、そんな秋に聴きたいクラシック作品の中から、美しいピアノ曲をピックアップしてご紹介いたします。
ご自宅で静かに鑑賞するもよし、弾いて楽しむもよし!
お好みのスタイルで、芸術の秋を美しいピアノ曲とともにお楽しみください。
- 美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い
- 秋におすすめのクラシックの名曲
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
- 【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【和風のピアノ曲】日本らしさが心地よいおすすめ作品をピックアップ
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
- 【秋ソング】秋の歌。秋に聴きたい名曲、おすすめの人気曲
- 【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
- 【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち
- 【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
【芸術の秋】珠玉のピアノ曲とともに|聴いて&弾いて楽しむクラシック(71〜80)
魔王Schubert=Liszt

たとえ作曲者や曲名を知らなかったとしても、あまりにも有名なこの旋律を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
フランツ・ペーター・シューベルトが弱冠18歳という年齢で作曲した歌曲であり、フランツ・リストが編曲したピアノ独奏曲も非常に有名ですよね。
終始不穏で恐ろしい雰囲気で満ちあふれた楽曲ですから、怖いハロウィンを味わいたい時にぴったりの作品です。
ピアノ演奏としては非常に難易度が高く、特徴的な三連符を正確なリズムで保ちながら、緩急をつけて弾きこなすことが肝と言えましょう。
ときに物悲しく、ときに穏やかな瞬間も訪れるドラマチックなこの作品を、ハロウィンの時期に聴いてみてはいかがでしょうか。
ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)Éric Satie

美しく甘美なワルツは、優雅なメロディーとともに心に響きます。
1900年に誕生したこの楽曲は、情熱的な愛の言葉をストレートに表現した官能的な歌詞とともに、パリのカフェやキャバレーで演奏され人々を魅了してきました。
ロマンティックでありながらも、後のアンビエント音楽の先駆けとなった独創的な和声進行は、聴く人に夢のような感覚を与えます。
流れるようなメロディーと3拍子のリズムが印象的な本作は、ピアノの透明感のある音色を存分に楽しめる名曲です。
優雅な雰囲気を味わいたい方や、心に響く美しいメロディーを求めている方にぜひお勧めしたい一曲です。
愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

20世紀最大のロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
『愛の悲しみ』は、同時代を生きたオーストリア出身の作曲家兼バイオリニスト、フリッツ・クライスラー作曲の同タイトルの楽曲を、ピアノ独奏版に編曲した作品です。
日本では、2016年に公開された映画『四月は君の嘘』の挿入曲として起用され、話題となりました。
悲しみをたたえた曲調でありながらも、どこか望みや憧れといった華やかさも感じられる不思議な雰囲気で、非常に魅力的な作品です。
組曲「展覧会の絵」第1曲「プロムナード」Modest Mussorgsky

音楽の教科書に掲載されたり、テレビ番組やCMに起用されたりと、幅広く親しまれているクラシックの名曲『組曲「展覧会の絵」』。
管弦楽曲のイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、もともとはロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーがピアノ組曲として作曲した作品なんです!
友人のロシア人画家ヴィクトル・ハルトマンの死を悲しみ、絵の展覧会を訪れた際の様子を描いたこの作品。
なかでも『プロムナード』は、第1曲目を飾る華やかで印象的な1曲です。
展覧会が題材の名曲、まさに芸術の秋にピッタリの作品といえるのではないでしょうか。
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。
右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。
1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。
演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。
映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
エチュード第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

春の息吹を感じさせるこの曲は、流麗なアルペジオの連続が特徴的です。
右手が奏でる絶え間ない音の流れは、まるで風に揺れるハープの音色のよう。
その中に左手で紡がれる繊細な旋律が織り込まれ、牧歌的な風景を思い起こさせます。
1836年から1837年にかけて作曲されたこの作品は、技術的な練習曲でありながら、深い音楽的表現を追求しています。
演奏時間は約2分30秒ですが、その短い時間に芸術性と技巧が凝縮されています。
ピアノ学習者はもちろん、美しい音楽に心を癒されたい方にもおすすめの1曲です。
トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart

陽気で軽快な旋律が印象的な本作は、18世紀後半に流行したトルコ風音楽の影響を受けた名曲です。
オスマン帝国の軍楽隊を模倣した独特のリズムと、シンバルや太鼓を思わせる力強い音色が特徴的。
1783年頃に作曲されたこの曲は、ウィーン時代のモーツァルトの創造性が遺憾なく発揮された傑作といえるでしょう。
親しみやすい旋律とエキゾチックな雰囲気が見事に融合しており、クラシック音楽入門者から上級者まで幅広く楽しめる一曲です。
華やかな演奏会や発表会でもきっと映えることでしょう。


