【邦楽】かっこいいベースボーカルのバンドまとめ
ロックバンドで楽器を弾きながら歌う……といえばギターボーカルをイメージされる方がほとんどですよね。
実際ギターボーカルがフロントに立つパターンが多いですし、ベースやドラムといったリズム隊がボーカルを担当するというケースはそれほど多くはありません。
だからこそ、ベースボーカルがリードボーカルとして活躍するバンドは個性的なグループが多いのです。
こちらの記事ではそんなベースボーカルを擁する邦楽のバンドをピックアップ、時代やジャンルを問わず紹介しています。
実はあなたが好きで聴いているバンドのボーカルもベースを弾きながら歌っていた……そんな発見があるかもしれません!
【邦楽】かっこいいベースボーカルのバンドまとめ(51〜55)
二月の兵隊the cabs

3人組バンドのthe cabsは、2006年に結成され2013年に解散した日本のロックバンドです。
ボーカル兼ベースの首藤義勝さんを中心に、複雑なコード展開とキャッチーなメロディが融合したユニークなサウンドで知られています。
2011年にリリースしたアルバム『再生の風景』は、彼らの音楽性を存分に表現した作品となりました。
「爆撃機」と呼ばれるほどの激しいドラミングや、足し算的に詰め込まれていく楽器の音。
それでいて聴きやすさを失わない絶妙なバランス感覚が魅力です。
解散の原因となった高橋國光さんの失踪など、バンドの歴史にはドラマチックな一面もありました。
複雑な構成美とキャッチーさを両立させた音楽を求める方におすすめのバンドです。
LET IT DIE (OAO)VELTPUNCH

1997年に結成された4人組のオルタナティヴ・ロックバンドVELTPUNCHには、女性ベーシストのナカジマアイコさんがいます。
彼女は自身のパワフルなベースプレイと表現力豊かな歌声で、バンドの個性を際立たせる存在感を放っています。
2000年に1stシングルとアルバムをリリースし、同年にはアメリカの音楽フェスティバル「SXSW」に出演するなど、海外でも注目を集めました。
2008年にはテレビアニメのオープニングテーマに起用され、オリコンチャートでも36位を記録。
激しいギターサウンドとメロディアスな楽曲で、オルタナティヴ・ロックファンを魅了し続けています。
ナカジマさんは自身のバンド「mpjbd」でも活動し、マルチな才能を発揮。
力強いベースラインと個性的なボーカルを求めているリスナーにぴったりのバンドです。
風をあつめてはっぴいえんど

はっぴいえんどは日本のロックの礎を築いたバンドで、1960年代後半から1970年代前半にかけて活動していました。
細野晴臣さん、大瀧詠一さん、松本隆さん、鈴木茂さんというそうそうたるメンバーが所属していたことでも知られていますね。
彼らは楽曲によってボーカルが異なるスタイルをとっており、レパートリーの中にはベースの細野晴臣さんがメインボーカルを担当した曲もありました。
低く落ち着いた雰囲気の歌声が魅力ですよね。
私面想歌Non Stop Rabbit

『私面想歌』はNon Stop Rabbitが放つ、ベースボーカルの存在感が際立つ楽曲です。
疾走感あるベースラインが耳に心地よく、バンドの個性が色濃く出ています。
公式ミュージックビデオも必見で、リズムセクションから生まれる独自のハーモニーがファンを虜にします。
YouTubeで公開されており、誰もが気軽にアクセスできることが受け入れられている理由の一つにもなっているでしょう。
Non Stop Rabbitはこの楽曲を通じて、邦楽シーンにおける新たな魅力を提示しています。
カヌレCoelacanth

かつてOVERACTIONというバンドで活動していたメンバーが再結集、2015年から活動している奈良県発のロックバンドです。
ベースボーカルのまーとさんによる郷愁を誘う歌声が、次々とグッドメロディを紡ぎ出していきます。
そのほかにも、キャッチーなギターリフやドラムのダンサブルなビート、OVERACTION時代を思い出させるメロコア感のある曲など、たくさんの魅力が詰まっています。