ロックバンドで楽器を弾きながら歌う……といえばギターボーカルをイメージされる方がほとんどですよね。
実際ギターボーカルがフロントに立つパターンが多いですし、ベースやドラムといったリズム隊がボーカルを担当するというケースはそれほど多くはありません。
だからこそ、ベースボーカルがリードボーカルとして活躍するバンドは個性的なグループが多いのです。
こちらの記事ではそんなベースボーカルを擁する邦楽のバンドをピックアップ、時代やジャンルを問わず紹介しています。
実はあなたが好きで聴いているバンドのボーカルもベースを弾きながら歌っていた……そんな発見があるかもしれません!
【邦楽】かっこいいベースボーカルのバンドまとめ(1〜10)
星空のディスタンスTHE ALFEE

数々の名曲で知られており、長年国内のロックシーンを走り続けるTHE ALFEE。
彼らの中でベースボーカルを務めるのは桜井賢さん。
サングラスをかけ、ベースを弾きながら歌っている姿が印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
ハードロックをベースにしつつも、親しみやすくどこか懐かしさを感じさせるメロディラインがすばらしく、今なお厚い支持を得ているバンドですね!
fade04 Limited Sazabys

ドラマの主題歌やCMソングに起用され、テレビで耳にしたことがある方も多いはず!
名古屋出身の4人組ロックバンド、04 Limited Sazabysです。
ベースボーカルのGENさんの特徴的なハイトーンボイスは、彼らの楽曲をより存在感のあるものにしています。
さらに、彼らの魅力といえば、日本語の歌詞でありながらも、発音される言葉が音として気持ちいいというところ。
聴いているとクセになって、ついつい歌ってみたくなるようなキャッチーさが巧妙に織り込まれています。
STAY GOLDHi-STANDARD

国内のロックシーンにメロコア、ポップパンクを広め、インディーズレーベルという概念を広めたパイオニア、今なお大人気のHi-STANDARD。
ボーカルを務めるのはベーシストの難波章浩さんです。
この記事で紹介しているベースボーカルを擁するバンドはメロコアシーンのバンドも多いですが、そこにはまちがいなく彼の影響があるでしょう。
いつまでもバンドキッズの憧れの存在で居続ける伝説のバンドです。
JOVE JOVE八十八ヶ所巡礼

楽曲、歌声、メンバーそれぞれのビジュアル、さらにバンド名まで、どこをとっても圧倒的な存在感を放つ八十八ヶ所巡礼。
そんな彼らのボーカルを務めるのがベーシストのマーガレット廣井さん。
かなり個性的なビジュアルですが、これがどんどんクセになっていきます。
楽曲も最初はとっつきにくいと感じるかもしれませんが、そうした一癖ある中にもキャッチーさや心地よさが織り交ぜられています。
MONSTER DANCEKEYTALK

4人組のギターロックバンドで、邦ロックシーンで高い人気を集めているKEYTALK。
曲によってメンバーそれぞれがリードボーカルをとるスタイルですが、ベースの首藤義勝さんもよくメインボーカルをとっています。
爽やかな歌声が魅力で、たくさんのファンを魅了しています。
キャッチーで聴きやすく、ノリやすい曲が多いのが彼らの魅力ですよね!
GONGWANIMA

近年お茶の間でもっともよく耳にするベースボーカルのバンドがWANIMAでしょう!
ベースボーカルというだけでも目を弾きますが、ベースボーカルのKENTAさんはなんとレフティ。
とにかくステージ映えするスタイルですが、もちろん歌声や演奏力、楽曲のクオリティも折り紙付きですよ!
駆け抜けるようなテンポの楽曲でありながら、曲のあちこちにブレイクを入れたり、緩急を自在に操っているのはさすがの一言。
「明るくて元気!」なイメージの強い彼らですが、哀愁ただよう楽曲もあり、そこにはKENTAさんの温かさが宿っています。
MUSICABREIMEN

BREIMENによる楽曲『MUSICA』は、ベースを演奏しながら情感豊かなヴォーカルを魅せる彼らの魅力を存分に感じさせる1曲です。
高木祥太さんが自らの音楽経歴を反映させた歌詞は、心の奥底に響き渡ります。
リズムを刻むベースから紡がれるメロディーが、言葉だけでは伝えきれない本音を演出。
『MUSICA』はBREIMENの代表作として、その幅広い音楽性を余すところなくオーディエンスに届けています。
ビデオの映像表現も含め、多くのリスナーを惹きつけることでしょう。
高木さんの才能が光るこの楽曲は、アルバム『FICTION』に収録されており、音楽を愛する人々にとって必聴の価値があります。