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素敵なブルース

【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。

ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。

そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。

今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!

本領発揮とも言えるライブ盤、そして近年リリースされた作品も含めて選出致しました。

【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(61〜70)

Mr. Wonderful

Stop Messin’ RoundFleetwood Mac

フリートウッド・マックというバンドに対して、グラミー賞の受賞やロックの殿堂入りなど輝かしい経歴を誇り、代表作の『噂』のような洗練されたソフトロックで特大ヒットを飛ばした……といったイメージが浮かび上がる方であれば、今回紹介しているアルバム『Mr. Wonderful』を聴いたらきっと驚かれることでしょう。

1967年にイギリスで結成されたフリートウッド・マックは、ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズのメンバーでもあったギタリストのピーター・グリーンさん、ドラマーのミック・フリートウッドさんを中心として結成され、初期はグリーンさんのギターを軸としたブルースロックを鳴らしておりました。

1968年に発表された通算2枚目のアルバムとなる『Mr. Wonderful』は、そんな彼らのブルースへの憧れを全面に押し出したサウンドで構成されており、2本のギターによる泣きのプレイが英国ブルース魂の何たるかを示しています。

ホーン・セクションが絡む楽曲もあって、聴きやすい1枚ではないでしょうか。

ちなみに、ジャケットに映っている半裸の男性はミック・フリートウッドさんその人です!

The WeightMike Bloomfield

Mike Bloomfield and Al Kooper – The Weight (live)
The WeightMike Bloomfield

「フィルモアの奇蹟」(The Live Adventures of Mike Bloomfield and AlKooper)は、マイク・ブルームフィールドとアル・クーパーが1969年に発表したライブ・アルバム(フィルモア・ウェストでのライブの模様)。

即興演奏で、フリーに表現して観客と共に盛り上がっていく様は、ブルース・ロックの醍醐味と言える。

Bridge of Sighs

Bridge of SighsROBIN TROWER

ROBIN TROWER – Bridge Of Sighs (1974 UK TV Appearance) ~ HIGH QUALITY HQ ~
Bridge of SighsROBIN TROWER

奇跡のようなギターサウンドとメロディ、深い絶望を描く歌詞が聴く者の心を捉えて離しません。

1974年4月にリリースされたアルバム『Bridge of Sighs』は、ロビン・トロワーさんのソロキャリア2作目にして最大の代表作となりました。

全米チャートで7位を記録し、1年近くチャートインし続けた本作は、まさにブルースロックの金字塔と呼ぶにふさわしい1枚です。

ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせる圧倒的なギタープレイと、ジェームス・デュアーさんの力強いボーカルが絶妙なバランスで融合し、聴く者を別世界へと誘います。

ブルースの哀愁とロックの激しさが融合した本作は、心に深い傷を負った人や、人生の岐路に立つ人にこそ聴いてほしい1枚です。

The Rock

The RockFrankie Miller

スコットランド出身のフランキー・ミラーさんは、そのハスキーでソウルフルな歌声で1970年代を中心に人気を博したブルーアイドソウル系のシンガーソングライターです。

ルーツ音楽に根差した通好みの音楽性で活動していたミラーさんが、自身のバンドを率いて「Frankie Miller Band」名義で1974年に発表した『The Rock』は、まさにアメリカのルーツ音楽への憧憬を色濃く感じさせるブルースロック~スワンプ・ロックの名盤です!

バンド編成ならではのロック色を強めたサウンドの全編においてギターを担当しているのは、グリースバンドやウイングスなどの活動で知られる名手ヘンリー・マックロウさん。

重厚なブラス・サウンドやコーラスを導入し、サザン・ソウルやカントリー・ロック、R&Bにゴスペルなどを織り交ぜつつ、あくまでブリティッシュ流儀のサウンドへと仕上げているのが特徴的なのですね。

ミラーさんの大迫力のボーカルの素晴らしさは言うまでもなく、最高にソウルフルでカッコいい。

2021年には最新のリマスター、ボーナストラック追加したバージョンで再リリースされていますから、ぜひチェックしてみてくださいね。

コミュニケDire Straits

Dire Straits  Angel of Mercy ~ Communiqué
コミュニケDire Straits

「コミュニケ」(Communiqué)は、イギリスのロック・バンド、ダイアー・ストレイツが1979年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。

「悲しきサルタン」の大ヒットで一役スーパーバンドとなったダイアー・ストレイツ。

マーク・ノップラーのストラトキャスターを指で弾く独特のトーンと、ブルージーなフレーズに酔いしれてしまうアルバム。

The Angry Young Them

Mystic EyesThem

Them – Mystic Eyes/Gloria (Music Hall de France, 1965)
Mystic EyesThem

今回載せている動画を見ていると、メンバーの若さとルーツ音楽を荒々しく昇華したサウンドにあらためて驚かされますね!

北アイルランド出身のゼムは、偉大なシンガーソングライターとして多くのミュージシャンから尊敬を集めるヴァン・モリソンさんが在籍していたバンドです。

モリソンさんの力強く豊かな表現力を持ったソウルフルな歌声は「ブルー・アイド・ソウル」と呼ばれ、1960年代の英国ロックを語る上では欠かせない、モッズ~ブリティッシュ・ビートの重要なバンドとして人気を博しました。

そんな彼らが1964年にリリースしたファースト・アルバム『Angry Young Them』は、タイトル通り若者らしいエモーションが爆発した見事なデビュー作であり、ブルース・ロックやオルガン・ガレージといった音に目がない方であれば確実に気に入るであろう1枚です。

同時代のストーンズやアニマルズといったバンドと比べても、オリジナル曲が多いというのは特筆すべき点でしょうね。

名曲『Gloria』を含む6局がモリソンさんによるオリジナル作であり、この時点でのソングライターとしての才能がすでに芽生えている、ということにあらためて驚かされます。

もちろん、スタンダードナンバーのカバー曲もいい味を出しています!

ダウン・バイ・ザ・ジェティDr.Feelgood

ダウン・バイ・ザ・ジェティ – Down By The Jettyは、1975年にイギリスのロックバンド、ドクター・フィールグッド(Dr.Feelgood)がリリースしたファーストアルバム。

ギタリストのウイルコ・ジョンソンのピックを使わないカッティング奏法は、当時話題となった。