【クラシック】クラシック音楽のBGM。作業用BGM・勉強用BGMにおすすめのクラシック音楽
「集中したいけど音楽は欲しい……」「作業中に聴くBGMを探している」そんな方におすすめなのが、クラシック音楽です。
心地よい旋律と上品な響きは、頭をクリアにして作業効率を高めてくれます。
けれども「クラシックってたくさんありすぎて、どれを選べばいいのかわからない」という声も多いですよね?
この記事では、作業用BGMや勉強用BGMとして特におすすめのクラシック音楽を紹介していきます。
静かに集中したいときも、リラックスしながら作業を進めたいときも、シーンに合わせて選べる曲ばかりですので、ぜひお気に入りの一曲を見つけてください。
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【クラシック】クラシック音楽のBGM。作業用BGM・勉強用BGMにおすすめのクラシック音楽(1〜10)
弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

甘く切なく、優しいサウンドがする弦楽四重奏も作業や勉強のBGMにおすすめです。
叙情美があふれる名曲として知られるこのボロディン作曲による弦楽四重奏は、恋に落ちたかのような甘美なメロディと儚さが魅力です。
チェロのソロから始まり第1ヴァイオリンへと受け継がれる旋律、各楽器の掛け合いが聴きどころ。
演奏する側にとっても非常にやりがいのある曲といえるでしょう。
1881年7月に着手し9月に完成という異例の速さで書き上げられたこの作品には、愛に満ちた温かな響きが溢れています。
美しい旋律と豊かな表現力を味わいたい方におすすめの一曲です。
マ・メール・ロワMaurice Ravel

まるで語り掛けるような音楽物語の世界に惹きこむ本曲は作業や勉強のBGMとしていかがでしょうか。
モーリス・ラヴェルが1908年に作曲した組曲。
童話をモチーフにした5つの楽章から成り、こどもたちのための音楽として生み出されました。
優美で幻想的な響きが特徴的で、ラヴェルの繊細な音楽性が存分に発揮されています。
ピアノ四手連弾で発表された後、1911年に管弦楽版に編曲され、より色彩が豊かな表現が加わりました。
各楽章では、眠れる森の美女やパゴダの女王など、さまざまな物語の情景が音楽で巧みに描かれています。
おとぎ話の世界に誘われるような魅力がある作品を親しみたい方にもオススメです。
プレイリストに管弦楽版とピアノ版を入れて流し続けるのもよいですね!
ワルツ第15番 変イ長調 Op.39-15Johannes Brahms

ピアノの優しいサウンドはいつも心を癒やしてくれます。
19世紀ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが残した珠玉の名作です。
1865年に発表された連弾用ワルツ集の中から、特に人気の高い一曲です。
優雅で親しみやすいメロディが特徴で、「愛のワルツ」の愛称で親しまれています。
ブラームスは古典主義の形式美を大切にしながら、ロマン派の感性を織り交ぜた独自の音楽世界を築き上げました。
本作には、彼の繊細な感性と芸術性が凝縮されています。
クラシック音楽に興味を持ち始めた方や、心が癒される音楽をお探しの方にもおすすめの一曲です。
【クラシック】クラシック音楽のBGM。作業用BGM・勉強用BGMにおすすめのクラシック音楽(11〜20)
旋律のようにJohannes Brahms

作業や勉強のBGMでクラシック歌曲もおすすめです。
1888年に作曲した歌曲は、ヨハネス・ブラームスの成熟期を代表する作品の一つです。
バッハ、ベートーベンと並ぶドイツ音楽の三大Bとして知られるブラームスは、古典主義の伝統を受け継ぎながらも、独自のロマン派的表現を追求しました。
本作は、詩人クラウス・グロートの言葉を用い、旋律が心の中を静かに流れる様子を描いています。
イ長調で書かれた約2分の短い曲ながら、ピアノ伴奏と歌が対話するような構造を持ち、ブラームスの内省的な感情表現が際立っています。
クラシック音楽にも興味を持ち始めた方にもおすすめの一曲です。
亜麻色の髪の乙女Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作曲したピアノのための前奏曲の中から8曲目の曲です。
見開きで1ページという、とても短い曲ですが、その美しさは有名で、テレビコマーシャルなどでも好んで使用され、作業BGMや勉強のBGMで流すのは非常にぴったりです。
フラット記号が6つの変ト長調で書かれているため、譜読みは結構大変ですが、覚えてしまえばゆったりとした曲調が弾きやすい曲のため、ピアニストもこぞって演奏されます。
題名にある『亜麻色の紙の乙女』はフランスの高踏派の詩人ルコント・ド・リールの詩にある「la fille aux cheveux de lin」から引用されています。
小組曲「小舟にて」Claude Debussy

フルートとハープと弦楽器の伴奏が非常にまろやかで癒やされますね。
1886年から1889年にかけてピアノ連弾曲として作曲され、1889年に初演の際には作曲者であるクロード・ドビュッシー本人も参加したようです。
もともとピアノ連弾用に作曲された小組曲ですが、ドビュッシーの友人で同じくフランスの音楽家アンリ・ビュッセルによって編曲が行われ高い評価を得ました。
現代はオーケストラ編曲版の方がポピュラーで、よく演奏されます。
フルートの流れるような優雅な旋律が印象的な「小舟にて」はハープが川のゆらめきを美しく表現しています。
作業BGMや勉強のBGMはもちろんですが、部屋のBGMとして流しても日常を優雅に豊かな生活へと導くことでしょう。
クラシック音楽のBGMの中では特におすすめの作品です。
ボロディン風にMaurice Ravel

リヒャルト・ワーグナーやクロード・ドビュッシーのパロディ作品を手掛けた作曲家そしてモーリス・ラヴェルの友人でもあったアルフレード・カゼッラの依頼を受けて作曲された、爽やかなワルツ形式の楽曲。
『ボロディン風に』とあるように、ロシア5人組の一人であるアレクサンドル・ボロディンの作品を模倣した曲です。
明快なメロディで耳なじみのよい作品で作業用や勉強のBGMとしても違和感もなく流れていきます。
ラヴェルらしい風景に溶け込むピアノのサウンドは聴く人すべてを癒やしていきます。