【フランソワ・クープラン】クラヴサンを愛した作曲家の名曲、人気曲を紹介
バロック時代のフランスの作曲家、フランソワ・クープラン。
音楽名家であるクープラン家の中で育ち、その家系の中で最も有名になりました。
フランスの音楽家たちの中でも異才で、あの有名なドイツの音楽家ブラームスは、大のフランス音楽嫌いなのに彼の音楽にはかなり興味を示していたそう。
本記事ではそんなフランソワ・クープランの名曲、人気曲を紹介します。
彼の作品の中でも主要な位置を占めるのは、200曲以上ある『クラヴサン曲集』。
その中でも有名な曲をピックアップしたので、クラヴサンの音色で奏でられる優雅で描写的な音楽をぜひお楽しみください。
【フランソワ・クープラン】クラヴサンを愛した作曲家の名曲、人気曲を紹介(21〜40)
クラヴサン曲集 第3巻 第13組曲 第2曲「葦」François Couperin

優雅な装飾音が美しい、バロック時代のフランス音楽を代表する作曲家フランソワ・クープランの『クラヴサン曲集』。
第3巻第13組曲の2曲目に収められ『葦』というタイトルが付けられたこの作品は、静かで詩的な雰囲気に包まれた作品です。
クープランは描写的な題名を使うことで、聴く人の想像力をかき立てるのが得意でした。
この曲のタイトルと曲想からは、誰もが風にそよぐ葦の美しさと、自然の中にたたずむ人の感慨を感じられるはずです。
クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲より 第3曲François Couperin

クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲(Pieces de clavecin premier livre Ordre No.1)より 第3曲:サラバンド – 威厳のある女(Sarabande – “La Majestueuse”)。
クラヴサン(チェンバロ)の演奏はルイーズAcaboさんです。
フランス・パリ地方音楽院での模様。
トリオ・ソナタ ト短調「アストレ」François Couperin

トリオ・ソナタ ト短調「アストレ(L’Astrée)」。
演奏はフラウト・トラヴェルソ:ジョアンナ・マースデンさん、バロック・ヴァイオリン:ピーターLekxさん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:カイル・アーヴィング – モロズさん、チェンバロ:ロナ・ナドラーさんです。
クラヴサン曲集 第2巻 第11組曲よりFrançois Couperin

クラヴサン曲集 第2巻 第11組曲(Pieces de clavecin second livre Ordre No.11)より 1.カストラーヌ、2.輝かしい女、またはボンタン夫人、3.生まれながらのあでやかさ、4.ゼノビ、5.昔の偉大なメネストランディーズの記録、他。
演奏はモニカForyśさん。
クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲より 第1曲François Couperin

クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲(Pieces de clavecin second livre Ordre No.6)より 第1曲:収穫をする人びと(Les Moissonneurs)。
演奏はオーボエ:木原聡子さん、ピアノ:赤塚由紀さん、タンブリン:木原亨さん。
「ティアラこうとう」小ホールにて。