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【フランソワ・クープラン】クラヴサンを愛した作曲家の名曲、人気曲を紹介

バロック時代のフランスの作曲家、フランソワ・クープラン。

音楽名家であるクープラン家の中で育ち、その家系の中で最も有名になりました。

フランスの音楽家たちの中でも異才で、あの有名なドイツの音楽家ブラームスは、大のフランス音楽嫌いなのに彼の音楽にはかなり興味を示していたそう。

本記事ではそんなフランソワ・クープランの名曲、人気曲を紹介します。

彼の作品の中でも主要な位置を占めるのは、200曲以上ある『クラヴサン曲集』。

その中でも有名な曲をピックアップしたので、クラヴサンの音色で奏でられる優雅で描写的な音楽をぜひお楽しみください。

【フランソワ・クープラン】クラヴサンを愛した作曲家の名曲、人気曲を紹介(21〜30)

クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲 第14曲 ガヴォット「ブルボン家の女」François Couperin

バロック時代に活躍したフランスの作曲家フランソワ・クープランは、多くの音楽家を輩出したクープラン家のなかでも特に有名な人物で「大クープラン」とも呼ばれています。

彼の作品中で最も重要な曲集とされる4巻のクラヴサン曲集の第1巻におさめられているのが、『ブルボンの女』というタイトルでも親しまれているこちらのガヴォットです。

明るい旋律と華やかな装飾音が印象的なこの曲は、ピアノ学習者がバロック音楽への入り口として取り組むのに最適な作品といえるでしょう。

クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 第5曲「神秘的なバリケード」François Couperin

クープラン家出身の音楽家のなかでも特に偉大な存在として「偉大なるクープラン」と呼ばれ、後世に多大な影響を与えましたバロック時代の作曲家、フランソワ・クープラン。

彼のクラヴサンのための作品集『クラヴサン曲集』の第2巻第6組曲の5曲目は、『神秘的なバリケード』というタイトルで知られています。

「スティル・ブリゼ」と呼ばれる和音を断続的に奏でる奏法を取り入れ、神秘的な雰囲気を醸し出す一方で、絶え間なく変化する旋律、リズム、和声が複雑に絡み合う独特の響きは聴く者を魅了してやみません。

この曲の魅力を存分に味わうためには高度な演奏技術が求められますが、フランス・バロック鍵盤音楽の真髄に触れたい方にはぜひ取り組んでいただきたい作品です。

クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 第8曲「羽虫」François Couperin

2017PTNA特級二次 藤澤亜里紗/F.クープラン:クラヴサン曲集第2巻 第6組曲 より 「羽虫」
クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 第8曲「羽虫」François Couperin

フランソワ・クープランは、17世紀から18世紀にかけて活躍したフランスの作曲家で、多くの音楽家を輩出したクープラン一族の中でも特に有名な人物として知られています。

彼の作品のなかでも特に人気が高いのが、1717年に出版された『クラヴサン曲集 第2巻』に収められた『羽虫』です。

この曲は、クープラン特有の洗練された音楽性と繊細なタッチが感じられる作品で、農村を彩る自然の情景を音楽で表現しています。

軽やかに舞う羽虫たちの姿が目に浮かぶような生き生きとした旋律は、聴く人の心を和ませてくれることでしょう。

クラヴサン曲集 第3巻 第13組曲 第2曲「葦」François Couperin

F.クープラン《葦》演奏:齋藤 亜都沙 F.Couperin , Les Roseaux
クラヴサン曲集 第3巻 第13組曲 第2曲「葦」François Couperin

優雅な装飾音が美しい、バロック時代のフランス音楽を代表する作曲家フランソワ・クープランの『クラヴサン曲集』。

第3巻第13組曲の2曲目に収められ『葦』というタイトルが付けられたこの作品は、静かで詩的な雰囲気に包まれた作品です。

クープランは描写的な題名を使うことで、聴く人の想像力をかき立てるのが得意でした。

この曲のタイトルと曲想からは、誰もが風にそよぐ葦の美しさと、自然の中にたたずむ人の感慨を感じられるはずです。

クラヴサン曲集 第3巻 第13組曲 第1曲「ゆりの花ひらく」François Couperin

バロック時代の宮廷や教会を中心に発展したフランス音楽界を支えた大作曲家、フランソワ・クープラン。

彼が遺した数々のクラヴサン曲のなかでも、特に美しい旋律と象徴的なタイトルで愛されているのが、『クラヴサン曲集』の第3巻第13組曲に収められた『ゆりの花ひらく』です。

次々と開花していく様子を思わせる優美な音色は、まさに音による詩情豊かな情景描写!

装飾音の細やかさと和声の豊かさも相まって、バロックの洗練された音楽性を余すところなく体現しています。