【高齢者向け】簡単すてきな工作。デイサービス持ち帰り作品アイデア集
デイサービスなどの高齢者施設で作った作品を持ち帰れば、自宅で飾ったり使ったりできて楽しみが増えますよね。
制作に集中することを楽しまれる高齢者の方も多いようです。
そこで今回は、自宅に持ち帰れる作品のアイデアを集めました。
小物入れや写真立てなどの自宅でも使える実用性があるものや、飾って楽しむものまで用意しています!
材料も手軽に用意できる物や、空きビンなどのリサイクル品を利用しますよ。
工作は指先を使うので、脳が活性化され認知症予防にもつながり、作品作りの達成感や充実感も味わっていただけます。
ぜひ楽しみながら作ってみてくださいね。
【高齢者向け】簡単すてきな工作。デイサービス持ち帰り作品アイデア集(1〜10)
ドールスタイルなタオルハンガー

ハンドタオルが、かわいいお人形のようになっている作品のご紹介です。
いつも自宅で使うハンドタオルがお人形のようになっていたら、高齢者の方も心が弾む気持ちになりそうですね。
発球体の泡スチロールを使ってお人形の顔を作り、手芸用の目や髪の毛けになる毛糸を付けますよ。
木製のピンに顔のパーツを付けたら、リボンやビーズを付けてください。
三角形に折ったタオルを木製ピンに付ければ、ドールスタイルのタオルハンガーが完成です。
自分用に作ってもいいですし、高齢者の方のご家族にプレゼントとしても喜ばれそうですね。
ミニうちわ

手軽に作れるミニうちわは、デイサービスでの活動にぴったりの作品です。
絵の具を水で溶かしておき、ビー玉をその中に入れます。
画用紙を敷いたトレーの上にビー玉を落として、トレーを傾けながら転がして模様を作りましょう。
色を変えて何度も転がすと、奥行きのあるデザインになります。
画用紙が乾かしたらうちわの形に合わせて画用紙をカットし、クラフトバンドと貼り合わせます。
クラフトバンドは端から3センチのところに線を引き、切り込みを入れて広げて反対側の先端を丸くカットすることで持ち手部分を作ります。
パーツを組み立てたらミニうちわが完成です。
涼しさを感じられるだけでなくオリジナルの模様が楽しめるため、持ち帰り作品としても作ってみてくださいね。
朝顔の立体掛け軸

梅雨が明け暑さを感じる季節にピッタリな、朝顔の掛け軸をご紹介します。
折り紙を折ってカットして作った朝顔に、紙ストローを付けます。
掛け軸のような長方形に、カットした台紙にストロー穴を開けてください。
ストローが付いた朝顔を、台紙のストロー穴にさしますよ。
ストローにヒモを通せば、つるして飾れますね。
台紙を湾曲させると、朝顔が立体的に。
朝顔は夏のイメージがある高齢者の方も多いので、作品の制作を通して季節も感じ取れますよ。
【高齢者向け】簡単すてきな工作。デイサービス持ち帰り作品アイデア集(11〜20)
すずらんのコサージュ

お祝いの席やおめでたい席で、着用する洋服に付けるコサージュ。
主に、女性のドレスや衣服に着ける花の飾りのことをさしますよ。
自分で作ったコサージュを付けてハレの日に出席するのもいいかもしれませんよ。
格別の思いを高齢者の方も感じるのではないでしょうか?
フェルトを使って縫わずに作る、すずらんのコサージュのアイデアをご紹介します。
フェルトを丸めてすずらんを作っていきますよ。
かわいらしい作品に、制作をしながら高齢者の方も胸が躍ったり、周りの方と会話もはずみそうですね。
帽子やバッグにもアレンジをして付けても、すてきですよ。
写真立て

部屋に写真を飾って、当時の思い出を振り返るという人も多いかと思います。
そんな写真をフォトフレームに飾れば、その場面への思い入れがより強調されるのではないでしょうか。
工程はとてもシンプルで、写真の形に穴をあけたダンボールと、写真が固定できるような枠とを作ったダンボールを重ねて、それを装飾していくだけです。
折り紙や画用紙などを使ってフレームを装飾するのですが、土台のダンボールが見えないようにしっかりと埋め尽くしましょう。
飾る写真が決まっている場合は、そのシーンに合わせた装飾を考えてみるのも楽しそうですね。
コースター

紙皿とひもを使って、コースターを作ってみましょう。
円形の敷物ということで飲み物のグラスだけでなく、花瓶に敷いたりと、さまざまな場面で使えますよ。
紙皿に切れ込みを入れ、そこにひもを通していく、編み物のような内容です。
放射状に張られたひもに対して、交互にひもを通していくという細かい工程が重要な工作で、指先の運動にもなりそうですね。
途中でひもの色を変えてみたりと、アレンジの幅も広いので、どのようなデザインに仕上げるかを考えるのも楽しいかもしれませんね。
おひな玉

3月の桃の節句にオススメな、お手玉の形のおひな様のご紹介です。
100均で販売されているもので作れますよ。
ちりめん生地を用意し、台紙を入れて綿を詰めてお手玉を作ります。
そこに、画用紙や厚紙で作ったお内裏様とおひな様の顔と小道具を付ければ、出来上がり。
お手玉のおひな様が座る台を作って、飾るとすてきに仕上がりますよ。
高齢者の方ご自宅のテーブルに置いてもいいですね。
作りながら、今まで家族と過ごした桃の節句を思い出す高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。