奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚
ダブという音楽ジャンルを知っている方は、レコードショップに足しげく通っているような、かなりの音楽好きではないかと思われます。
レゲエから派生したジャンルではありますが、音楽制作の手法でもあり、その世界はあまりにもディープで奥深いものがあるのですね。
本稿は、初心者にもオススメの定番の名盤を中心としながらも、本場ジャマイカのルーツ・ダブからUKダブ、ポスト・パンクやニューウェーブといったダブの影響を感じさせる作品にも目を向けたラインアップでお届けする記事となっております。
日ごろはロックを中心に聴いているという方でも楽しめる内容となっておりますから、ぜひご覧ください!
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奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚(21〜30)
Take 5 DubKing Tubby

King Tubby(キングタビー)は、1941年生まれ、ジャマイカ出身のサウンドエンジニア、音楽プロデューサーで、ダブの発明者として知られている1人です。
1960年代~1970年代までのダブの発展にほとんど寄与しています。
Take 5 Dubは、Jazzの曲で有名なTake FiveをDubスタイルでMIX UPした曲です。
Jamaican RecordingsというUKレーベルより2004年にリリースされたLP コンピレーション、King Tubby -Dub Mix Up- Rare Dubs 1975-1979からの収録曲です。
The Boys From BrazilThe Pop Group

1979年に発表された『Y (最後の警告)』は純粋なダブ・アルバムとは言えませんが、ダブやレゲエ、実験音楽などに多大な影響を受けているポストパンクというジャンルを知る上で最も重要な作品の1つです。
後に「トリップホップ」などを生み出すブリストル・サウンドのゴッドファーザーにして、英国ダブの立役者であるエリドリアン・シャーウッドさんのレーベル「On-Uサウンド」との関係性も深いマーク・スチュワートさんが率いたポップ・グループのデビュー・アルバムであり、ダブの歴史を語る上では欠かせない存在のデニス・ボーヴェルさんがプロデュースを手掛けたという面だけ見ても、ダブ・ミュージックを深く掘り下げていく中で避けては通れないアルバムといっても過言ではないでしょう。
アルバムの発売当時、10代だったというメンバーたちが放つ怖いものしらずの過激なサウンドは2020年代の今聴いても刺激的な一言!
リリースから40年以上が過ぎた2021年の10月には、前述したデニス・ボーヴェルさんによるダブ・リミックスを施した『Y in Dub』がリリースされましたら、そちらも要チェックです。
Roast Fish & Corn BreadLee Perry

Lee Perry(リーペリー)は、1936年生まれ、ジャマイカの北西部のハノーバー教区のケンダル出身のダブエンジニア、音楽プロデューサー、レゲエの音楽家です。
1970年代初めにミキシングボードでの数々の実験が、ダブの創造をもたらしたプロデューサーの1人となりました。
1950年代後半から活動をスタートし、現在81歳です。
Roast Fish & Corn Breadは、1976年にリリースされたアルバムからの収録曲です。
I Love MarijuanaLinval Thompson

ジャマイカのキングストン出身のLinval Thompsonは、1970年代から活動するレゲエ&ダブ・ミュージシャンでプロデューサーです。
このトラックは1978年に、Trojan Recordsからリリースされたアルバムのタイトル・トラックです。
Flag DubKing Tubby

King Tubbyはジャマイカのサウンド・エンジニアで、1960年代と1970年代のダブの発展に大きな影響を与えました。
このトラックはアルバム「Fatman Tapes ll」に収録されており、Barry Brownのトラック「It Go a Dread」をサンプリングしています。
EgoWILLY WILLIAM

Willy Williamは2003年から活動する、フランスのDJでプロデューサー兼シンガーです。
ダンスミュージック・アーティストとのコラボレーションやリミックスなどで知られています。
このトラックは2015年にリリースされ、ベルギーのチャートでNo.3を獲得しています。
Dub ChargeAswad

Aswad(アスワド)は、1975年にイギリス・ロンドンのノッティングヒルで結成されたレゲエバンドです。
R&BやSoul Musicを強く取り入れたサウンドが特徴的です。
バンド名のAswadは、アラビアで黒を意味するところつけられています。
メッセージ性の強いルーツロックレゲエなどを演奏してきています。
1988年にリリースしたShineなどが大ヒットしています。
Dub Chargeは、1980年にIsland Recordsよりリリースされたthe Warrior Chargeのvinylからの収録曲です。





