奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚
ダブという音楽ジャンルを知っている方は、レコードショップに足しげく通っているような、かなりの音楽好きではないかと思われます。
レゲエから派生したジャンルではありますが、音楽制作の手法でもあり、その世界はあまりにもディープで奥深いものがあるのですね。
本稿は、初心者にもオススメの定番の名盤を中心としながらも、本場ジャマイカのルーツ・ダブからUKダブ、ポスト・パンクやニューウェーブといったダブの影響を感じさせる作品にも目を向けたラインアップでお届けする記事となっております。
日ごろはロックを中心に聴いているという方でも楽しめる内容となっておりますから、ぜひご覧ください!
奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚(21〜30)
RUNAWAY GIRLU Roy

U-Royの名で知られているEwart Beckfordは、1962年から活動するジャマイカのヴォーカリストで、レゲエ・トースティングのパイオニアと言われています。
このトラックは1975年にリリースされたアルバム「Dread in a Babylon」に収録されています。
High Than the SunPrimal Scream

Primal Scream(プライマルスクリーム)は、1982年に、スコットランドのグラスゴーで結成されたロックバンドです。
1991年にリリースされたHouse, Dub, Downtempo, Indie RockスタイルのアルバムScreamadelicaは、ダンスミュージックとロックとの可能性を広げた代表作でもあり、1992年に第1回目のMercury Music Prizeでマーキュリー賞を受賞しています。
High Than the SunはScreamadelicaのアルバムからのDubスタイルの1曲となっています。
奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚(31〜40)
Blackboard Jungle Dub ( Ver. 1 )Lee Perry and The Upsetters

DUBを知るために欠かせない楽曲といえば、こちらの『Blackboard Jungle Dub ( Ver. 1 )』ではないでしょうか。
本作はDUBの生みの親として知られる、リー・ペリーさんの名曲として知られています。
一般的なレゲエDUBとは異なり、本作はオリジナルのダブという変わった曲です。
同名のアルバムは世界で初めてのレゲエDUBとして知られており、後のリー・ペリーさんの楽曲と比べても、既にDUBとして感性されているという、圧倒的な音楽性が秘められています。
Zion’s BloodLee Perry and The Upsetters

レゲエDUBの生みの親、リー・ペリーさん。
レゲエに詳しい方なら誰でも彼を知っているかと思います。
そんなリー・ペリーさんの作品のなかでも、至高の1曲として知られているのが、こちらの『Zion’s Blood』。
本作はリー・ペリーの名盤『Super Ape』の1曲目です。
『Blackboard Jungle Dub』の段階で既に完成されたDUBを確立していたリー・ペリーさんですが、『Super Ape』はそれを超える作品として知られています。
レゲエDUBを深掘りしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
KilimanjaroIration Steppas Meet Dennis Rootical

Iration Steppas(アイレーションステパーズ)は、ABA SHANTI-Iなどと共に、UK最大のDubの祭典、University of Dubのレジデンツを務めている、ヨーロッパでトップのNew Roots Reggae, Dubのサウンドシステムです。
Roots & Culture, Dubのサウンドシステムから派生したといわれるDubstepは、現在も世界中で盛り上がるDJプレイのスタイルであり、ダンスサウンドです。
Bassmusic/Dub/Reggaeの中心的な存在となっており、世界中のサウンドシステムにおいてヘヴィープレイされています。
Kilimanjaroは1995年にIration SteppaレーベルよりリリースされたDubスタイルの曲です。
DutchiesShapeshifter

1999年にニュージーランドで結成された、ライブ・ドラム&ベース・グループのShapeshifter。
彼らはGlastonburyやThe Big Chill、Big Day Outなど多くのフェスティバルでパフォーマンスしています。
このトラックは2009年にリリースされ、ニュージーランドのチャートでNo.20を記録しました。
Dub Masterdennis bovell

1968年から活動する、レゲエのギタリストでベースプレイヤー兼プロデュサーのDennis Bovell。
彼はイギリスのレゲエ・バンドのMatumbiのメンバーであり、また、Blackbeard名義でのダブ・レゲエ・トラックのリリースでも知られています。
このトラックは1986年にリリースされました。