奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚
ダブという音楽ジャンルを知っている方は、レコードショップに足しげく通っているような、かなりの音楽好きではないかと思われます。
レゲエから派生したジャンルではありますが、音楽制作の手法でもあり、その世界はあまりにもディープで奥深いものがあるのですね。
本稿は、初心者にもオススメの定番の名盤を中心としながらも、本場ジャマイカのルーツ・ダブからUKダブ、ポスト・パンクやニューウェーブといったダブの影響を感じさせる作品にも目を向けたラインアップでお届けする記事となっております。
日ごろはロックを中心に聴いているという方でも楽しめる内容となっておりますから、ぜひご覧ください!
奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚(51〜60)
Man That I LoveAri Up & Vic Ruggiero

Ari Upはドイツのヴォーカリストで、イギリスのパンク・ロック・バンドのThe Slitsのメンバーとしても知られています。
このトラックはニューヨークのシンガー・ソングライターであるVic Ruggieroとのコラボレーションで、2011年にリリースされました。
JAVA JAVA JAVA JAVA (Instrumentals ,Dubwise & Versions) – E.T. SpecialIMPACT ALLSTARS

IMPACT ALLSTARS(インパクトオールスターズ)のJAVA JAVA JAVA JAVAは、RANDY’Sよりリリースされた史上初の伝説的ダブアルバムで、IMPACTレーベルからの最初のヒットとなるAUGUSTUS PABLOの代表曲JAVAよりタイトルが取られ、レベルロックが収録されています。
ダブアルバムの原点として、押さえておくべき1枚であり、アルバムスタイルはearly reggae, dub, instrumentalとなっています。
Guiding DubIMPACT ALLSTARS

リー・ペリーさんらと共にDUB黎明期を支えたヴィンセント・チンさんのレーベル「Randy’s」の更に傘下のレーベルである「Impact」で、オールスターとされているメンバーたちが集まったグループ、インパクト・オール・スターズ。
レゲエDUBを知る上では欠かせないグループですね。
そんなインパクト・オール・スターズの名盤『Java Java Java Java』からオススメしたい作品が、こちらの『Guiding Dub』。
レゲエDUBの黎明期を味わうにはうってつけの楽曲なので、ぜひチェックしてみてください。
BetrayalJah Wobble

Jah Wobbleはイギリスのベース・ギタリストでシンガー、また詩人兼作曲家です。
このトラックは1980年にリリースされたデビュー・アルバム「The Legend Lives On… Jah Wobble in “Betrayal”」に収録されています。
レゲエやパンクにインスパイアされたダブを取り入れています。
奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚(61〜70)
Look At Where We Are (Major Lazer Remix) /Hot ChipMajor Lazer, Hot Chip

Major Lazer(メジャーレーザー)は、2009年にDiploとSwitchによって結成されたエレクトロニックデュオで、ジャマイカのスタジオでレコーディングされたアルバムをリリース、2011年にSwitchが脱退し、2012年よりJillionaireとWalshy Fireの2人をむかえ、現在は3人で活動しているグループです。
音楽性は幅広く、Electronic, Dancehall, Raggae, Moombahton, Trap, Reggae fusion, Electro House, Soca, Rocksteadyと多種多様です。
Look At Where We Areは、2012年にDomino RecordsリリースされたHotChipのアルバム In Our Headsからのナンバーで、Major LazerがリミックスしたトラックがDub, Synth-pop, Dancehallスタイルとなっています。
OnwardsRhombus

2001年から活動する、ニュージーランドのダブ・ドラム&ベースとレゲエ・ルーツ・バンドのRhombus。
彼らはニュージーランドやオーストラリアをはじめ日本など、世界各国でパフォーマンスを行っています。
このトラックは2003年にリリースされました。
Prince’s WrathScientist

Scientistの名で知られる、ジャマイカのエンジニアでプロデューサーのHopeton Overton Brown。
彼は1980年代のダブ・ミュージックのミックスでよく知られています。
このトラックは1982年にリリースされたアルバム「Scientist Encounters Pac-Man」に収録されています。