【高齢者向け】楽しく簡単に!高齢者の転倒予防運動
年齢を重ねると、身体機能の低下や運動不足により転倒する危険が増えてきます。
歩行中に足が上がらず、少しの段差でつまずいたり、立ったり歩いたりといった次の行動に移す最初にふらつきが起こりやすくなるようです。
そこで今回は高齢者の方の転倒予防運動や体操をご紹介します。
転倒予防には落ちた筋力を鍛える運動を続けることが大切で、足や腰といった下半身を中心にした運動が有効なようです。
転倒予防運動は椅子に座ってできる体操も多いので、高齢者の方も取り組みやすいですよ。
工夫を凝らした運動や体操もありますので楽しく転倒予防をしてみませんか?
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【高齢者向け】楽しく簡単に!高齢者の転倒予防運動(41〜60)
足指トレーニング

いつまでも高齢者の方が健康で過ごすためにも、バランス機能を保つことが大切ですよね。
歩くことは健康的ですが、転倒リスクもあります。
そんな不安な気持ちがある方におすすめなのが、足指トレーニングをしてバランス機能を鍛えること。
実は足指を鍛えることで、歩行時や立位時の安定性の向上につながるんです。
さらに外反母趾や浮き指など足のトラブルの改善や、足が疲れにくくなる効果もあるんだとか。
座ったままで簡単にできるのでどんな高齢者の方にもおすすめ。
また足指でじゃんけんなど、面白いレクリエーションもできるので、高齢者同士のコミュニケーション向上にもいかがでしょうか。
足振り運動

足振り運動は、立ったままや座ったままで簡単にできるのでおすすめ。
下半身の筋力アップやバランス機能を鍛えるために大切です。
特に高齢者の方にとって、転倒予防や歩行の安定に役立つため、日常的に取り入れるのがおすすめ。
実は10回足を振るだけで1万歩のウォーキングよりも寝たきりのリスクを半減できるんですよ。
こちらの運動なら、立ったままでも寝たままでもできるので、高齢者の方は無理なく続けられます。
テレビを見ながらなど、ゆったりとリラックスしたままおこなえるのでどんな方でも楽しめる運動です。
首の筋力トレーニング

頭の重さは、5キログラム以上あるそうです。
毎日重い頭を支えている首ですが、支えきれなくなると猫背になっていきますよ。
猫背になっていることは、バランスがくずれている状態でもあります。
転倒にもつながるので、トレーニングで首の筋力を鍛えて、頭を支えられるようにしましょう。
椅子に両手を付けて、頭を起こしたり下げたりしますよ。
さらに、同じ姿勢で首を横を向けたり後ろにしてください。
ゆっくり首を動かしたり、おこなう回数も調整して高齢者の方のペースでためしてみてくださいね。
むくみ予防 体操

日々を過ごす中でつい同じ体勢で長い時間を過ごしてしまうのはよくあることかと思います。
そのように同じ体勢を続けていくと血流が悪くなり、体のさまざまな場所がむくんでしまうことも多いですよね。
そんな体のむくみを解消するための、全身をじっくりとほぐしてく体操です。
正しい姿勢を意識して椅子にすわり、肩甲骨のまわりや腰、太ももやふくらはぎなどを順番にほぐしていきます。
呼吸も整えつつ、時間をかけてじっくりと伸ばしていくことで血流がしっかりと改善されていきますよ。
イスに座っておこなうストレッチ

腰痛の予防や姿勢と血流の改善につながる、腰の周りを中心としたストレッチです。
椅子に座ってゆっくりと腰を動かすことで、軽い負担で腰を中心とした下半身の筋肉もしっかりと動かせますよ。
背筋を伸ばした正しい姿勢から動かしていくことが重要で、腰のどの筋肉が伸びているのかにも意識を向けてもらいましょう。
痛みが出ないように、できる範囲まででじっくりと伸ばしてあげることが大切ですね。
息を止めてしまうと筋肉が固まるので、ゆっくりと息をはきながらおこなうことが筋肉をほぐすことにもつながります。
ウォーキング体操

その場で大きく足踏みをするような動きで下半身の動きに意識を向けてもらいましょう。
軽い負荷でしっかりときたえられるように、椅子に座っておこなうのが大切なポイントですね。
いきなり足踏みの体操にうつるのではなく、足を持ち上げて引き寄せる運動、股関節を回す運動などで足をほぐすことからスタートしましょう。
しっかりと背筋をのばして腕も大きく動かすなど、足踏みをおこなう際の姿勢や足以外の動きも大切ですね。
動きのリズムにも意識を向けながら、呼吸も整えつつ進めていきましょう。