【高齢者向け】お部屋に彩りを。花の工作アイデア集
高齢者の方向けに、お花の工作アイデアをご紹介します。
チューリップ、紫陽花、ひまわり、桜など、四季折々に咲く花を、お花紙や画用紙、折り紙などで作ってみませんか?
お花そのものを作る工作のほか、壁飾りや壁面飾りになるアイデア、作ったあとご家族やお友達へプレゼントしたくなる、かわいくてすてきなアイデアがたくさんありますよ。
お花や工作が好きという方はもちろん、手指の運動をしたいという方にもオススメ。
工作したお花は枯れないので、一度作ればずっと好きなお花を楽しめますよ。
【高齢者向け】お部屋に彩りを。花の工作アイデア集(81〜90)
折り紙で作る藤の花

壁や天井からつるすことで、パッと室内が明るくなる藤の花のアイデアです。
紫や薄紫、黄緑や緑の折り紙を用意したら、お花と葉っぱを折っていきましょう。
お花は通常の折り紙を半分に切ったサイズで作りますよ。
縦長に半分に折り、広げてさらに両端を真ん中の線に沿って折ります。
少し細かい作業もありますが、手先を器用に使うことで認知症予防につながりますよ。
藤の花は数がたくさんあるほどボリュームが出てすてきに仕上がるので、ぜひ高齢者のみなさんで手分けして作ってくださいね。
折り紙作品 藤の花

つまみ細工のような形で作る、折り紙の藤の花にチャレンジしてみましょう!
折り紙を半分に折り、中央部分は少し間隔を残した状態で折ってのり付けします。
裏返して半分に折り、先端がとがっている方をのり付けしましょう。
細長い棒状のものを折り目に差し込み、ふんわりするように広げます。
紫や薄紫の折り紙でたくさん花びらを作って重ね合わせてください。
細長い棒を作り、格子のように組み合わせ、藤の花を取り付けたら完成です。
手の運動やリハビリになるこちらの作品は、脳を刺激するため認知症予防にも効果的です。
高齢者施設のレクリエーションにいかがですか?
揺れる藤の花

立体的な形がリアルな、藤の花のつるし飾りはいかがでしょうか?
紫と薄紫、黄緑の折り紙と竹串、ヒモを用意しましょう。
お花は通常の折り紙の4分の1サイズで作るので事前に切って用意しておいてくださいね。
色表で半分に折り、さらに2度半分に折ります。
鉛筆で花びらの形を描いて切り取りましょう。
竹串を使って花びらの先端を丸くカーブさせます。
小さな棒状のパーツを作り花びらに取り付けたら花の完成です。
細長く切った黄緑の折り紙に貼り合わせて立体的な花の形を作っていきますよ。
ひもを取り付けて窓辺につるすと、風に吹かれてゆらゆら揺れる姿が楽しめますね。
鯉のぼりと藤の花

4月中旬から5月中旬に美しい花を咲かせる藤の花。
5月のモチーフとしてぴったりな鯉のぼりと一緒に飾ってみましょう。
通常のサイズの折り紙を4分の1サイズに切り、さらに4分割に切ります。
小さな三角形になるように2度折りたたみ、開いて四角形にしたら、折り線に沿って折りすすめていきましょう。
鶴を作る時の要領ですね。
表側のみ左右に開いたら藤の花の完成です。
葉っぱや鯉のぼりも作って紙皿に取り付けたら出来上がり。
5月の季節感をたっぷり感じられる工作で、楽しい時間をお過ごしくださいね。
キンモクセイの切り紙

キンモクセイは秋にオレンジ色の花を咲かせる植物で、日本の三大芳香木と呼ばれたりなど、その香りも人気がありますよね。
そんなキンモクセイの小さいお花が連なったような形を、折り紙をカットすることで作っていこうという内容です。
折り紙を三角形に折りたたんでいって、そこにお花の印をつけ、それに合わせてカットして広げることで、連なったキンモクセイが完成します。
これだけだと平べったい見た目になってしまうので、これを重ねて台紙に貼ったり、シールで装飾を加えたりなどのアレンジで立体感を出していくのもオススメですよ。
菊の花

菊にはたくさんの種類がありますよね。
種類が多くあるので、その分冬の寒い時期以外は、菊の見ごろが続くそうです。
日本に古くからある菊の花は、高齢者の方もなじみがある花なのではないでしょうか?
折り紙で菊の花を作った、壁面飾りをご紹介します。
折り紙を折って花びらの形になるように、カットしましょう。
折り紙を広げて折って、中央でヒモを結んで花びらを整えたら完成です。
折り紙の折り方で、花びらの数が変わりますよ。
短冊状の画用紙で花びらを作り、貼り合わせた菊もきれいですよ。
いろいろな菊の花を飾って、施設を彩りましょう。
高齢者の方も、菊のある室内で心が和みそうですね。
【高齢者向け】お部屋に彩りを。花の工作アイデア集(91〜100)
バルーンフラワー

風船の中でお花が咲いているという、透明感も伝わってくる不思議な見た目の飾り付けです。
本物のお花だと、入れる際に崩れやすいので、形を保ちやすい造花を使うのがオススメですよ。
まずは風船をペットボトルの口をカットしたパーツにセット、その隙間を利用してお花を中に差し込みます。
あとはお花の位置をチェックしつつ風船を膨らませば完成です。
中身が見えるような風船のチョイスや膨らませ方の工夫も大切かもしれませんね。
風船の表面に中身がより美しく見えるような装飾を加えるのもオススメですよ。