福祉施設や入院されている高齢者の方にとって季節を感じることはとても大切で、心と体の健康にもつながるんですよね。
そこでぜひ挑戦していただきたいのが、季節の風物詩を手作りすること。
季節を感じられることに加えて、指先のトレーニングにもなりますよ。
この記事では、高齢者の方が簡単に作れて楽しい正月飾りを紹介していきますね!
しめ縄や門松、鏡餅やまゆ玉など、お正月らしい飾りを簡単に作れる方法を集めましたので、ぜひ参考にしてください。
【高齢者向け】簡単な手作り正月飾りのアイデアまとめ(1〜10)
まゆ玉

農作物の豊作を願って作られるまゆ玉は、代表的なお正月飾りの一つです。
本来はおもちやおだんごをカシの木や柳の木の枝につけて作られるのですが、ここではおもちなど食べ物を使わず作ってみましょう!
おもちの代わりに、同じ大きさの6つの丸い紙を用意して、それらを組み合わせて一つのまゆ玉のような球体にします。
このまゆ玉を糸などでいくつかつなぎ合わせれば、簡単にかわいいまゆ玉が完成します!
その他にもまゆ玉には、丸い発泡スチロールにちりめんの布を貼ったり、ふわふわの小さい布製のポンポンボールを使うのもオススメです。
ダンボールで作る鯛の飾り
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♬ Chu,Tayousei. – ano
おめでたいお正月にかかせない、鯛の飾りを作ってみましょう!
まず、ダンボールを鯛の形にカットします。
そこに指先程度の粘土を鯛のウロコに見立てて、体全体に貼りつけてください。
ダンボールにぐっと指でおさえこむようにすると、貼りつけられますよ!
さまざまな種類の粘土を貼って、カラフルでおめでたい鯛の姿にしてくださいね。
目も粘土で作ってつけてあげましょう。
あとはひもを通せば完成!
壁などに飾って、おめでたい雰囲気を演出してくださいね。
お花紙で作る千両

縁起物とされている千両、万両はよく知られていますが、実はヤブコウジは十両、カラタチバナは百両、なんとツルシキミに至っては億両と呼ばれているんですよ。
同じように見える赤い実なのに何だか不思議ですね。
赤いお花紙をたくさん丸めて千両の飾りつけを作るのも楽しそうです。
たくさんの実を作らなければならないので、人がたくさん集まる機会に作るのをオススメします。
葉、幹と担当分けをして作業を進めるのも効率がいいかも。
でも千両なら、みんな実を作りたくなりそうですね。
お花紙で作る特大の梅の花

梅は、どの花よりも先に咲くことから、出世や開運の意味がある縁起物です。
そんな梅をお花紙で大きく作って、開運を呼び込みましょう!
お花紙は、長方形の大きなものがオススメです。
まず、黄色いお花紙を蛇腹に折って切り込みを加えて広げ、おしべを作ります。
花びらは、2枚に重ねた赤いお花紙を6回蛇腹折りし、半分に折って、折り目の反対側を丸く切ります。
あとはお花紙を開き、おしべと組み合わせれば完成です!
つぼみを作りたいときは、花を作った後に中央に向かって花びらを丸め込んでいくような形にするとできあがりますよ。
お花紙で作る竹

薄くて柔らかい紙素材であるお花紙。
優しく使えば向こうが透けて見える効果がありますし、ギュッと強く握れば濃い色の部分を作れます。
まさにアイデアいっぱいの紙といえるでしょう。
そのお花紙を使って竹飾りを作ってみませんか。
葉の部分は3つの葉をイメージしてふっくらとなるように重ねてください。
幹の部分は節をイメージした配置で竹らしさをアップ。
梅や松を組み合わせれば松竹梅のめでたさを演出できますよ。
何人かで分担して作れば1時間ほどで完成すると思います。
和風リース

クリスマスやハロウィンによく見られるリースを和風な形で作って飾るのは、いかがでしょうか。
和柄の小さい折り紙を用意して、リースのパーツを折っていきます。
縦に2回折って折り目を付け、二つの角から中心に向かって折ります。
余った部分は長細く中心に向かって2回折って折り目を付け、上から二つ目の折り目で折ったら裏返し、はみ出した部分を折り込んでください。
三角形ができた部分の下を折り返し、全体を半分に折ればパーツは完成!
8個程度作って、それぞれのパーツをはさみこんでいくように組み合わせればリースの形ができあがります。
富士山の正月飾り

「一富士二鷹三茄子」と言われるように、富士山は縁起物としても人気ですよね。
そんな富士山の飾りを和柄の折り紙や、リバーシブルペーパーなどを使って作りましょう。
まず、長方形にカットしたダンボールにリバーシブルペーパーを貼って土台にします。
短い方の二つの辺には、細長く切った和柄の折り紙を貼ってくださいね。
次に、折り紙やリバーシブルペーパーを使って富士山をはじめ、太陽や干支の動物など、さまざまなパーツを作り、土台に貼っていけば完成です。
シールや水引など、さまざまなアイテムを活用するのもいいかもしれませんね。
ひもをつけて、壁につるして飾ってくださいね!