【高齢者向け】簡単な手作り正月飾りのアイデアまとめ
福祉施設や入院されている高齢者の方にとって季節を感じることはとても大切で、心と体の健康にもつながるんですよね。
そこでぜひ挑戦していただきたいのが、季節の風物詩を手作りすること。
季節を感じられることに加えて、指先のトレーニングにもなりますよ。
この記事では、高齢者の方が簡単に作れて楽しい正月飾りを紹介していきますね!
しめ縄や門松、鏡餅やまゆ玉など、お正月らしい飾りを簡単に作れる方法を集めましたので、ぜひ参考にしてください。
【高齢者向け】簡単な手作り正月飾りのアイデアまとめ(6〜10)
富士山の正月飾り

「一富士二鷹三茄子」と言われるように、富士山は縁起物としても人気ですよね。
そんな富士山の飾りを和柄の折り紙や、リバーシブルペーパーなどを使って作りましょう。
まず、長方形にカットしたダンボールにリバーシブルペーパーを貼って土台にします。
短い方の二つの辺には、細長く切った和柄の折り紙を貼ってくださいね。
次に、折り紙やリバーシブルペーパーを使って富士山をはじめ、太陽や干支の動物など、さまざまなパーツを作り、土台に貼っていけば完成です。
シールや水引など、さまざまなアイテムを活用するのもいいかもしれませんね。
ひもをつけて、壁につるして飾ってくださいね!
折り紙扇子

末広がりに広がることから、繁栄などを意味する縁起物である扇子。
そんな扇子を折り紙で作って、新しい年の繁栄を願いましょう!
使う折り紙は、和柄のものがオススメです。
向かい合った両端からそれぞれ少しだけ折り、そこから蛇腹を作っていきます。
蛇腹ができたら半分に折って、真ん中をのりでとめれば完成!
水引などをつければ、お正月感が出ますね。
扇子の左右で柄を変えたいときは、蛇腹に折る前に、別の柄の折り紙をもとの折り紙の半分の大きさに切って貼って、蛇腹に折ってくださいね。
雪うさぎ
雪が降りやすくなる寒いお正月にぴったりな、雪うさぎの飾りを作りましょう。
丸めた新聞紙に、一度くしゃくしゃっとした白い紙を広げて貼ります。
赤い折り紙を小さく丸めてうさぎの目、緑の折り紙を葉っぱ型に切って、耳を作ってつければ完成です!
丸めた赤い折り紙や、緑の折り紙で作った葉っぱはたくさん用意しておき、千両として雪うさぎの周りに飾りましょう。
それらを壁に飾れば、お正月の壁面飾りが完成しますよ!
ぜひ、作ってみてくださいね。
まゆ玉

農作物の豊作を願って作られるまゆ玉は、代表的なお正月飾りの一つです。
本来はおもちやおだんごをカシの木や柳の木の枝につけて作られるのですが、ここではおもちなど食べ物を使わず作ってみましょう!
おもちの代わりに、同じ大きさの6つの丸い紙を用意して、それらを組み合わせて一つのまゆ玉のような球体にします。
このまゆ玉を糸などでいくつかつなぎ合わせれば、簡単にかわいいまゆ玉が完成します!
その他にもまゆ玉には、丸い発泡スチロールにちりめんの布を貼ったり、ふわふわの小さい布製のポンポンボールを使うのもオススメです。
お花紙で作る松

松竹梅はどうしてめでたさの象徴なのでしょうか?
松は寿命の長い植物なので、それが転じて長寿を意味しています。
竹は雪にも折れないことから無事を、梅は寒い時期に花を付けることから華やかさを意味し、縁起物としてお正月にも重宝されるようになりました。
濃い緑色のお花紙があれば松の飾りを作ってみましょう。
お花紙を何枚かに折り曲げて、お弁当に入れるバランを作るイメージで進めればそう遠くはないかも。
松の幹には茶色のお花紙を使ってくださいね。