【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目
デイサービスなどの高齢者施設では、定期的に運動会を行うことも多いのではないでしょうか?
日常的に楽しめるレクリエーションをはじめ、運動会らしい種目を取り入れてみましょう!
この記事では、運動会でなじみのある種目を、高齢者の方の心身の状態に合わせたアイデアで紹介します。
中には座りながら楽しめるアイデアも紹介しているので、多くの高齢者の方に取り組んでいただけますよ。
この記事を参考に、みなさんで楽しめる運動会を作り上げてくださいね。
【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目(101〜110)
風船かご入れ

やさしく風船を打ちだして、目の前のかごに入れることを目指してもらう内容です。
風船を打つ方向や力加減などにしっかりと意識を向けてもらいましょう。
一打でかごに入れるだけでなく、何度か上にバウンドさせてからかごを目指すというアレンジを加えてバランス感覚を鍛えていくのもオススメですよ。
風船を弾ませる方向を考えたり、拾いに行く動きなどで体だけでなく反射神経や判断力も鍛えていきましょう。
大きな輪にならんで中央のかごをターゲットにする、協力するタイプのゲームにしても盛り上りそうですね。
玉入れ

施設で大運動会、高齢の方もいすに座ってできる運動会の定番「玉入れ」競技です。
子供の頃の玉入れは、かごが高いところにあったので玉を入れるのに苦労しましたが、今回はかごに見立てた箱が床をゴロゴロと動いています。
心身の状態に合わせているので大丈夫、遠くの箱をめがけて投げ入れるもよし、自分の前に来たタイミングで落とし込むのもよし。
各々が自分のペースで楽しみながら参加できる良さがありますね。
スタッフさんの愛情ある箱の動かし方にも期待します。
風船わっかリレー

小さな力を加えるだけで大きく動く風船は、横に運ぶだけでも予想外の動きを見せますよね。
そんな運びにくさを利用した風船を順番にわたしていくリレーのようなゲームです。
風船は輪っかになっているものを用意して、それぞれの手には新聞紙やスポンジで作った棒を持ってもらいます。
開始の合図とともに棒を使って次の人へと風船をわたしていき、すべての風船をゴールまで運ぶことを目指してもらう内容ですね。
風船の円を小さく、棒を長くするほど難易度が上がるので慣れてきたタイミングで変えてみても盛り上りますよ。
ボールで認知機能を刺激するレクリエーション

ボールを使ったレクリエーションは、心身の機能を活発にしてくれるので認知症予防にオススメです。
今回はその中でも認知症に効果的なボールレクリエーション。
利用者さん同士円になって隣の方にボールをわたしていくのですが、時計回りや反時計回りなど、ボールの大きさにあわせてかえていきます。
そうすることで、高齢者の方は頭で考えるので心身の機能がきたえられるでしょう。
更に逆回転にすることで脳に良い刺激を与えてくれます。
うちわ風船リレー

うちわで風船を弾ませながら移動、目的地まで往復する動作をリレー形式でつないでいくゲームです。
チームで競い合うことで、風船への集中力と移動のスピードがしっかりと鍛えられますね。
うちわで前に打ち出す動作をうまく取り入れればスピードが出せますが、すばやい前への移動も必要なので見極めが大切ですね。
弾ませながら進んでいくことが難しいという場合には、うちわに風船をのせた状態を維持しながら進んでいくルールにするのもオススメですよ。
手元の風船と進行方向を交互に見ることで、見ることへの集中力へもしっかりと意識が向けられますね。
【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目(111〜120)
お手軽ボールカーリング

カーリングは冬のオリンピックでも有名になったので知っている方も多いのではないでしょうか。
チーム戦でおこなうゲームで、中心のボールをどちらのチームのボールが近づけたかを競います。
このレクリエーションの準備にはボールを何個か用意するだけ。
それだけで利用者さん同士の交流も深められる楽しいレクリエーションができちゃいます。
座ってできるレクリエーションなので、高齢者の方の心身の状態にあわせて楽しめるのも魅力ですよね。
じゃんけんボール送りゲーム

チーム対抗で盛り上がる、じゃんけんボール送りゲームを紹介します。
まずチームに分かれます。
そうしたらイスをそれぞれ1列に配置し、向かい合わせて座ります。
次に先頭の2人がボールを持ちじゃんけんをします。
そして勝った方は隣の人にボールをリレーする、というのを繰り返し先にボールを先頭の人まで戻したほうが勝ちという内容です。
どちらがリードしているのか目に見えてわかるので、白熱することでしょう。
また、頭と体を同時に動かせるのも魅力ですね。