【高齢者向け】楽しい運動会!安全におこなえるレクリエーション
春や秋になると、デイサービスなどの高齢者施設では運動会が開催されますね。
さまざまな身体状態の高齢者の方がいるので、みんなで楽しめる運動会レクリエーションがオススメです。
この記事では、高齢者施設向けの運動会レクリエーションをご紹介します。
みんなで楽しく過ごせるよう安全面に配慮して、心身の活性化につながるレクリエーションを選びましょう。
車いすの方でも気軽に参加できるように、座ったままおこなうレクリエーションもそろえていますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい運動会!安全におこなえるレクリエーション(1〜10)
借り物競争

運動会といえば盛り上がるのが「借り物競走」ですよね!
小中学校で行われる借り物競争は紙が置かれている場所まで走り、紙をえらんでそこに書かれているものを借りてゴールを目指す、というもの。
高齢者の方が楽しむのであれば紙が置いてある位置から始めるというのもいいかもしれません。
介護者の人が読み上げてフォローしながら、お目当ての物を探し当ててゴールを目指してください。
見ている人も楽しめる、盛り上がれる競技ですよね。
たまいれNEW!

運動会の定番の競技である玉入れを、椅子に座った状態で体に負担をかけずにやってみましょう。
座った状態で輪になって、真ん中にかごを設置、制限時間の中でそこに向かって玉を投げ入れていきます。
玉が入らなかった場合は、その玉を取りに行くのに距離があるかと思いますので、それを足元に運ぶ役をサポートとして置いておくのがオススメです。
スピード感やコントロールも意識しながら玉を投げ入れていく、集中力が試されるゲームですね。
スプーンリレー

運動会としては地味目な種目かもしれませんが、高齢者にとっては手先を使った細かい動きの競技の方がリハビリにも役立っていいものです。
こちらのスプーンリレーはそういった意味でもオススメです。
各自が持ったスプーンを使ってピンポン玉を隣の人に送っていきます。
BGMを工夫するだけでも競技のテンションが上がります。
風船塔から脱出

高齢者の方にとって、季節ごとのイベントはとても大切なものですよね。
その中でも春と秋の運動会は自分の力を発揮できるチャンスです。
とくに体を動かすのが好きな高齢者の方におすすめ。
今回紹介する風船塔から脱出ゲームは、結束バンドで塔を作り、その中に風船をいれてうちわで扇ぎ風船をすべて塔から脱出させるというもの。
4チームで競い合います。
全力でうちわを扇ぐので、手と腕の筋力が鍛えられそうですね。
タイムを計り、一番早かったチームが優勝という、とても盛り上がるゲームです。
ツナ引き

運動会は盛り上がるので、高揚感も高まりますよね。
子供の頃の体の動きと異なるから運動会は楽しめないと思いがちな高齢者の方でも大丈夫です!
今回紹介するツナ引きは、座ったまま楽しめる内容になっています。
棒にひもを巻き付けて魚を手繰り寄せるというゲーム。
2人で競い合うとより盛り上がりそうですよね。
手先の動きを素早くすることが勝つためのコツです。
運動会を行う季節ごとの旬の魚にするのも、季節感が高まっておすすめです。
バトンリレー

運動会では競い合う競技も魅力的ですが、みんなで協力して達成する競技も人気です。
今回紹介するバトンリレーは、高齢者同士が皆で協力し合い、バトンをひもに通して渡していくというもの。
2チームにわかれて、それぞれどれだけバトンを渡しあえるかを楽しみます。
渡しあうことで、一体感が生まれ、コミュニケーション力も深まります。
さらに無事にバトンを渡せたという達成感で、成功体験につながり、気分も向上しやすいでしょう。
足で新聞綱引き

綱引きは運動会で盛り上がるイベントのひとつですよね。
皆が一体となってチームを応援したり、コミュニケーションが深まります。
今回の足で新聞綱引きは、座ったまま参加できるのでどんな高齢者の方も参加しやすい競技です。
安全に行うために、しっかり椅子に腰かけて手すりを持って参加しましょう!
足をうまくつかって新聞紙をたぐりよせるのが勝つポイントですよ。
ぜひ皆で楽しみながら行ってくださいね。
足を使うことで、筋力や体幹を鍛えることができるのでおすすめです。







