【高齢者向け】人気の春の歌。音楽療法にもオススメの童謡と歌謡曲まとめ
春は寒い冬を越え、新しい生活がはじまる季節です。
気候が暖かくなるため、外に出たり、屋内でも積極的に動きはじめる高齢者の方も増えてくるのではないでしょうか。
今回は、高齢者の方向けの春の人気の歌を、童謡と歌謡曲に分けてご紹介します。
春の歌は、しっとりとしたものから、明るい曲まで数多くあります。
音楽療法として、高齢者の方々と手拍子をとりながら歌ったり、体操に使ってみたりしても良いですね。
高齢者の方にもなじみのある曲ばかりですので、ぜひデイサービスなどの高齢者施設でも活用してみてください!
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歌謡曲(51〜60)
川の流れのように美空ひばり

日本が世界に誇るシンガー、美空ひばりさん。
彼女が生前最後にリリースした曲であり、日本の歌百選にも選ばれているのが『川の流れのように』です。
こちらは人生を川の流れに例えた曲。
その詩的な歌詞は、思い出を呼び起こすきっかけになるでしょう。
また、それだけでなく歌声が心をいやしてくれるはずです。
それから、誰もが知っている曲なので、みんなでノリやすいというのもこの曲を選ぶメリットですね。
実はいくつかバージョンがリリースされていて、雰囲気が違うので、場面に合わせて選んでみてください。
野に咲く花のようにダ・カーポ

春の楽しみといえば、美しい草花が咲くことではないでしょうか。
その美しい見た目に、雪解けのにおいや、暖かい日材も相まって心地がいいんですよね。
そんな春の情景を人の心の温かさにたとえたのが『野に咲く花のように』です。
こちらはドラマ『裸の大将放浪記』の主題歌としても広く知られています。
ドラマのために制作した曲なので、主人公、山下清の心の温かさを描いた曲ともいえるでしょう。
ほがらかな雰囲気の曲なので、細かなことは気にせず、明るく楽しく歌ってみてほしいなと思います。
木綿のハンカチーフ太田裕美

懐かしい思い出がよみがえる、心温まる一曲をご紹介しましょう。
地方から都会へ旅立つ男性と、故郷に残る女性の遠距離恋愛を描いた切ない物語です。
男女の視点を交互に描く歌詞は、当時としては画期的な手法でした。
1975年にリリースされ、同年の第27回NHK紅白歌合戦で初出場を果たした太田裕美さんの代表曲です。
物質的な贈り物より変わらない心を求める女性の思いが印象的ですよね。
高齢者の方と一緒に口ずさみながら、青春時代の思い出話に花を咲かせるのはいかがでしょうか。
きっとすてきな時間を過ごせますよ。
青い山脈藤山一郎

戦後の希望と新しい時代の息吹を美しく描いた名曲は、1949年に公開された同名映画の主題歌として、藤山一郎さんと奈良光枝さんによって歌われました。
大自然の美しさとともに、厳しい冬を越えて咲く花のように、明るい未来を切り開く若者の姿を温かく描写しています。
戦後まもない時代を生きた方々にとって、思い出深い一曲ではないでしょうか。
本作は1989年にNHKが放送した『昭和の歌・心に残る歌200』で第1位に選ばれるなど、世代を超えて愛され続けています。
クラシック音楽の要素を取り入れた美しいメロディーと、心温まる歌詞は、昔を懐かしく思い出す素敵なきっかけとなることでしょう。
春のおとずれ小柳ルミ子

春の訪れを感じさせるこちらの曲は、小柳ルミ子さんの透き通るような歌声が魅力です。
恋人と海辺を歩く情景から始まり、家族との温かな交流を描いた歌詞が心に染みます。
1973年2月にリリースされ、オリコンチャートで4位を記録した人気曲ですね。
優しいメロディーと情景豊かな歌詞が、懐かしい思い出を呼び起こしてくれそうです。
春の午後、窓辺でゆっくりと聴きながら、大切な人との思い出を振り返るのはいかがでしょうか。
きっと心が温まるすてきな時間になりますよ。
襟裳岬森進一

北海道の日高山脈の最南端にある襟裳の情景を描いた『襟裳岬』。
1960年代から活躍する歌手の森進一さんの代表曲であり、岡本おさみさんが作詞を、吉田拓郎さんが作曲を担当しました。
広大な自然を背景にした会話のやり取りが描かれており、過去を懐かしむような情景が思い浮かんできます。
美しく壮大なメロディーを歌いこなす彼の歌声からは、思いやりや優しさが伝わるでしょう。
春の訪れを描いた歌詞とともに、心にじんわりと響く歌謡曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
蘇州夜曲山口淑子

映画『支那の夜』の劇中歌として制作された『蘇州夜曲』。
中国や日本の映画主題歌を歌うシンガー、山口淑子さんが歌唱を担当しました。
美空ひばりさんなど、数多くのアーティストによってカバーされた楽曲なので、ご存じの高齢者の方も多いでしょう。
温かみのあるメロディーにのせて、春の情景をテーマにした切ない場面が歌われています。
彼女のしなやかな歌唱とともに、はかなくも美しい風景が思い浮かぶ歌謡曲です。
中国の地名を取り入れた歌詞にも注目して聴いてみてくださいね。