【高齢者向け】人気の春の歌。音楽療法にもオススメの童謡と歌謡曲まとめ
春は寒い冬を越え、新しい生活がはじまる季節です。
気候が暖かくなるため、外に出たり、屋内でも積極的に動きはじめる高齢者の方も増えてくるのではないでしょうか。
今回は、高齢者の方向けの春の人気の歌を、童謡と歌謡曲に分けてご紹介します。
春の歌は、しっとりとしたものから、明るい曲まで数多くあります。
音楽療法として、高齢者の方々と手拍子をとりながら歌ったり、体操に使ってみたりしても良いですね。
高齢者の方にもなじみのある曲ばかりですので、ぜひデイサービスなどの高齢者施設でも活用してみてください!
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童謡、唱歌(11〜20)
春が来た

幼児向けの童謡、小さなお子さんに歌い聴かせたり幼児の合唱ソングとしても人気の高いこの曲。
『春が来た』は国文学者でもある高野辰之さんが作詞、岡野貞一さんの作曲で1910年に発表されました。
とてもシンプルで短い歌詞が小さなお子さんから高齢の方まで、歌いやすく歌を取り入れた手遊びやリズムあそびなどにも適していますよね。
春のうららかなイメージだけがピックアップされ、春が待ち遠しい気持ちになれる春を代表する童謡の一つです。
花

美しい春の情景を歌った『花』。
音楽の教科書にも掲載されており、学校の授業で合唱したなんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
『荒城の月』でも知られている滝廉太郎さんが作曲を手がけたことでも有名ですよね!
流れるようなメロディに合わせた手遊びは高齢者にもオススメ。
もちろん、みなさんで一緒に歌ったり、2グループに分かれてハモリを入れて合唱しても楽しめると思います。
ぜひ、古き良き日本語の歌詞にも注目して歌ってみてくださいね!
どこかで春が

『どこかで春が』は、春の訪れを優しく歌い上げるすてきな曲です。
草川信さんが作曲したこの歌は、桜や小鳥など、春の風景を美しく描いています。
高齢者の方と一緒に口ずさむことで、心が温まりますよ。
デイサービスや介護施設で歌うのもオススメです。
歌詞を見ながら歌えば、春の情景を思い浮かべやすいでしょう。
また、窓の外を眺めながら聴くのも良いかもしれません。
自然と季節の変化を感じられる、心豊かなひとときを過ごせる曲ですね。
ふるさと

『ふるさと』は、高齢者の方に寄り添うすてきな曲です。
懐かしい故郷の風景を思い起こさせる歌詞と、心に染み入るメロディが魅力ですね。
春の訪れとともに、過ごしてきた日々を振り返るきっかけにもなります。
デイサービスなどの高齢者施設での音楽療法にもぴったりです。
みんなで手拍子をしながら歌えば、楽しい時間を過ごせそうですね。
また、体操のBGM としても使えそうです。
高齢者の方と一緒に、ゆったりとした動きで体を動かしてみるのはいかがでしょうか。
春の陽気に包まれながら、『ふるさと』を聴いて、心も体も元気になれそうです。
朧月夜

春の曲には、昼間の様子を描いたものが多いですよね。
しかし、実は春の夜をテーマにした名曲もあるんです。
それが『朧月夜』。
そもそもですが、『朧月夜』というのは春の季語で、月にモヤがかかっている様子を泡わす言葉。
曲中では、そのあやしくも美しい情景が、細かに描写されています。
高音のコーラスも相まって、全体的に神秘的な雰囲気がただよっています。
みんなで歌う際は、パートを分けたり、キーを下げてみたりすると歌いやすいと思いですよ。
春よ来い

早く冬が終わってほしいな、と春を心待ちにしていた方も多いでしょう。
そんな春を待ち焦がれる様子と、春が近づいてきて浮足立つ気持ちを描いたのが『春よ来い』です。
製作されたのは1923年なのですが、今なお多くの人に愛されている名曲です。
メロディーがゆっくりなので歌いやすいですし、歌詞が短いのでおぼえやすくもあります。
また、春の温かみを感じられる曲でもありますね。
ちなみに、曲中に登場する女の子は、作詞を担当した相馬御風さんの娘さんのことだそうですよ。
童謡、唱歌(21〜30)
靴が鳴る作詞:清水かつら/作曲:弘田龍太郎

目を輝かせながら、手をつないで野道を歩く子供たちの光景を描いた大正時代の名曲です。
清水かつらさんの詩に、弘田龍太郎さんが優しく軽やかなメロディを付けており、2007年には「日本の歌百選」に選ばれました。
童謡でありながら、大人の心にも深く響く作品です。
高齢者の方にもなじみ深く、音楽レクリエーションにピッタリですよ。
みなさんで一緒に歌えば、心が和らぎ、昔を懐かしむすてきな時間になるはずです。