【高齢者向け】人気の春の歌。音楽療法にもオススメの童謡と歌謡曲まとめ
春は寒い冬を越え、新しい生活がはじまる季節です。
気候が暖かくなるため、外に出たり、屋内でも積極的に動きはじめる高齢者の方も増えてくるのではないでしょうか。
今回は、高齢者の方向けの春の人気の歌を、童謡と歌謡曲に分けてご紹介します。
春の歌は、しっとりとしたものから、明るい曲まで数多くあります。
音楽療法として、高齢者の方々と手拍子をとりながら歌ったり、体操に使ってみたりしても良いですね。
高齢者の方にもなじみのある曲ばかりですので、ぜひデイサービスなどの高齢者施設でも活用してみてください!
童謡、唱歌(1〜10)
春の小川

春を歌った童謡として、まっ先にこの歌が思い浮かぶ、という方もきっと多いのではないでしょうか?
この曲『春の小川』は1912年に文部省唱歌として発表された楽曲で、長きに渡り季節の童謡として愛されている1曲です。
1912年に発表されたものは3番まで歌詞がありますが、その後1942年と1947年に歌詞が変更されていて今の歌詞になりました。
春に聴きたくなる、というよりも春が近くなるとウキウキとした気持ちになる、その気分を盛り上げるために2月頃から取り入れたい楽曲ですね。
ちょうちょう

童謡としても知られている『ちょうちょう』。
春の訪れを喜び、ウキウキとした気分を高めてくれる楽曲ですよね。
実は、欧米諸国で歌われていた童謡を日本語にアレンジしたそうですよ!
一般的には1番が最も有名ですが、4番まであるそうなので、リサーチしてみてもおもしろいかもしれません。
自分なりにアレンジして歌詞を考えてもいいですね!
高齢者施設のレクリエーションでは、この曲に合わせて体操してみたり、合唱しても盛り上がれるのではないでしょうか。
さくらさくら

桜は日本を代表する樹木として海外からも開花シーズンに合わせて来日、旅行を計画する人も多く人をとりこにさせる魅力がある花です。
その桜の歌として代表的なこの曲、日本を連想させるイメージソングとしても使われる事も多い『さくらさくら』。
作者などは不明ですが1888年にお琴の練習曲として発表されました。
日本の絶景、きれいで優雅なイメージをギュッと詰め込んだかのような楽曲でいろんなシーンで耳にすることも多く、高齢の方にももちろん認知度が高くいろんなレクリエーションで使える1曲ですね。
童謡、唱歌(11〜20)
早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

春の訪れを待ちわびる心情を描いた楽曲として、吉丸一昌さんと中田章さんにより1913年に制作された本作は、暖かな季節への期待と早春の寒さが見事に表現されています。
ウグイスの歌声や解けゆく氷、芽吹き始めたアシなど、繊細な情景描写により春の息吹を感じられますね。
高齢者の方にもなじみ深い本作は、懐かしい思い出を振り返りながら楽しく歌えるレクリエーションにピッタリですよ。
春が来た

幼児向けの童謡、小さなお子さんに歌い聴かせたり幼児の合唱ソングとしても人気の高いこの曲。
『春が来た』は国文学者でもある高野辰之さんが作詞、岡野貞一さんの作曲で1910年に発表されました。
とてもシンプルで短い歌詞が小さなお子さんから高齢の方まで、歌いやすく歌を取り入れた手遊びやリズムあそびなどにも適していますよね。
春のうららかなイメージだけがピックアップされ、春が待ち遠しい気持ちになれる春を代表する童謡の一つです。
花

美しい春の情景を歌った『花』。
音楽の教科書にも掲載されており、学校の授業で合唱したなんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
『荒城の月』でも知られている滝廉太郎さんが作曲を手がけたことでも有名ですよね!
流れるようなメロディに合わせた手遊びは高齢者にもオススメ。
もちろん、みなさんで一緒に歌ったり、2グループに分かれてハモリを入れて合唱しても楽しめると思います。
ぜひ、古き良き日本語の歌詞にも注目して歌ってみてくださいね!
思い出のアルバム作詞:増子とし/作曲:本多鉄磨

春の予感を感じさせるこの楽曲は、幼稚園での思い出を優しくつづっています。
四季折々の情景が描かれ、聴く人の心に懐かしさと温かさをもたらしますね。
1961年に発表されて以来、多くの人々に愛され続けてきました。
テレビ朝日の子供番組「とびだせ!
パンポロリン」やNHKの「みんなのうた」でも取り上げられ、幅広い世代に親しまれています。
高齢者の方がお孫さんと一緒に口ずさんでみるのもいいですね。
昔を懐かしみながら、世代を超えて楽しめるすてきな一曲です。






