【高齢者向け】口ずさみたくなる春の歌。懐かしい名曲で季節を感じよう
春の風を感じると、自然と口ずさみたくなる歌がありますよね。
高齢者の方と一緒に楽しむなら、この季節ならではの楽曲を選んでみてはいかがでしょうか。
菜の花畑や桜並木を思い浮かべる唱歌、卒業式で歌った懐かしい合唱曲、青春時代を思い出す歌謡曲など春にぴったりの名曲を集めました。
穏やかなメロディーに身を委ねながら、昔の思い出を語り合う時間は、心がほっこりと温まるひとときになることでしょう。
レクリエーションにも取り入れやすい楽曲ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
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童謡、唱歌(41〜50)
仰げば尊し

3月といえば卒業式のシーズンです。
そして卒業式といえばこの『仰げば尊し』は欠かせない曲ですよね。
恩師をはじめとした、自分を支えてくれた人への感謝、積み重ねてきた思い出を振り返るような内容です。
冬から春に変わっていく3月という節目の季節だからこそ、この曲に乗せてそれまでの自分を振り返るのもいいかと思います。
卒業式で歌った経験がある人は、軽く歌ってみることで、学生時代の忘れていた思い出がよみがえってくるかもしれませんよ。
蛍の光

卒業式や年末など、さまざまな節目のタイミングで歌われるイメージが強い、定番の唱歌です。
スコットランドの民謡『Auld Lang Syne』を原曲として、日本語の歌詞が付けられたものということも有名ですね。
過ぎ行く日々、仲間や故郷への思いが表現されており、新しい季節へ向かっていく時期にピッタリの楽曲です。
卒業ソングの定番として、幅広い世代で歌われてきた曲であり、気軽に合唱できる曲というところも重要なポイントですね。
かあさんの歌作詞・作曲:窪田聡

5月の第2日曜日は母の日。
アメリカで始まった風習ではありますが、日本でもお母さんへの感謝を伝える日として定着していきました。
お母さんへの感謝を伝えて苦労をねぎらったり、カーネーションをプレゼントするのが定番ですよね。
日本においての母の姿を歌った曲として『かあさんの歌』が真っ先にあげられるかと思います。
子供のことを思って頑張っている母の姿、子供に対してやさしく声をかける母の姿など、お母さんのあたたかさがまっすぐに表現されています。
曲のおだやかな雰囲気によって、お母さんへの感謝をじっくりとかみしめられるような曲ですね。
この道作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰

美しい四季の移り変わりを表現した名曲は、北原白秋さんの詩に山田耕筰さんが曲をつけた日本の抒情歌の傑作です。
明るく優しいメロディと、情景豊かな詩が見事な調和を生み出しています。
心を癒やす穏やかな曲調は、歌うことの喜びを思い出させてくれますよ。
1927年に藤原義江さんの歌唱でリリースされて以来、多くの方々に愛され続けています。
みなさんで一緒に楽しむ音楽レクリエーションにピッタリな1曲です。
懐かしい思い出話に花を咲かせながら、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
小さな木の実作詞:海野洋司/作曲:G.ビゼー

温かい父と子の絆を描いた、クラシック音楽の名曲をベースにした珠玉の作品です。
草原を走る少年の姿と、そこに込められた父親からのメッセージが、静かな感動を呼ぶ名作として多くの方に愛されています。
本作は、1971年10月にNHK『みんなのうた』で初めて放送され、大庭照子さんの歌唱により大きな反響を呼びました。
その後も1983年、1995年と『みんなのうた』で再び取り上げられ、数々のアーティストによってカバーされています。
6月の父の日に向けて、高齢者の方がお子様やお孫様と一緒に楽しめる曲としてお勧めです。
優しいメロディーと心温まる内容は、思い出話に花を咲かせるきっかけにもなりますよ。
緑のそよ風作詞:清水かつら/作曲:草川信

あたたかい季節がやってきて、風景が緑に染まっていく様子、そこに感じる幸せが表現されたような楽曲です。
美しい緑の風景を吹き抜けるそよ風、そこに見える人や動物たちの生活といった部分が描かれ、目の前の光景がしっかりとイメージされます。
合唱曲といった雰囲気の、伸びやかでやさしいサウンドが、壮大な風景を表現しているようにも感じられますね。
風景を真っすぐに表現したような、伸びやかな歌唱の中に、弾むようなフレーズが取り入れられているところも印象的で、春への高揚感が抑えきれない様子が伝わってきます。
ピクニック作詞:荻原英一/作曲:イギリス民謡

元気いっぱいで軽快なメロディが印象的な名曲です。
リズミカルで親しみやすく、優しい歌詞が心に響きますね。
楽しげな動物の鳴き声も盛り込まれており、自然の素晴らしさを感じられる1曲に仕上がっています。
本作は1935年3月にコロムビアレコードから発売され、中野忠晴さんとコロムビア・リズム・ボーイズが歌いました。
1962年には『みんなのうた』でも放送され、スリーグレイセスやボニージャックスが歌って話題となりました。
高齢者の方と一緒に季節を感じながら歌うのにピッタリな曲です。
思い出を語り合いながら口ずさむと、心が明るく温かくなりますよ。
春の歌唱歌

昭和12年3月、NHK大阪中央放送局で国民歌謡として放送が始まった心温まる楽曲です。
内田元さんが作曲し、喜志邦三さんが作詞を手掛けたメロディは、当時の人々の暮らしに寄り添う親しみやすさを持っています。
全4番の歌詞には、花売りの愛らしいまなざしや、新鮮な野菜が並ぶ市場のにぎわい、巣立ちの鳥のさえずり、そよ風に揺れる春の情景が描かれています。
同年7月にはポリドールからレコードが発売され、翌年にはテイチクでも発売されました。
本作は、倍賞千恵子さんや、由紀さおりさん安田祥子さん姉妹など、多くのアーティストにカバーされ、春の訪れを喜ぶ気持ちを共有できる楽曲として愛され続けています。
春の始まりを感じる季節に、家族や友人と一緒に口ずさみたい一曲です。
池の鯉文部省唱歌

清々しい季節の景色を思い浮かべながら楽しめる文部省唱歌です。
池の中で泳ぐ鯉の姿に優しく語りかける様子が、のどかで温かな気持ちにさせてくれます。
1911年5月に『尋常小学唱歌 第一学年用』に収録された本作は、明るく親しみやすいメロディと心和む歌詞で長年にわたり愛され続けています。
音楽の教科書に掲載され、学校教育の中でも歌い継がれてきました。
きっと懐かしい思い出とともに心に響くはずです。
高齢者の方と一緒に歌えば、昔の楽しかった記憶がよみがえり、自然と会話も弾むかもしれません。
施設での音楽レクリエーションに最適な1曲だと思います。
茶摘み文部省唱歌

日本の四季折々の風情を美しく描いた楽曲をお届けします。
こちらの名曲は、八十八夜から初夏にかけての茶摘みの様子を情緒豊かに表現しています。
のどかな日和が続くなか、茜色のたすきに菅笠をかぶった人々が、心温まる歌声とともに茶摘みに勤しむ情景が目に浮かびます。
本作は1912年に「尋常小学唱歌 第三学年用」に収録され、当時の暮らしぶりや季節の移ろいを今に伝えています。
懐かしい風景を思い出しながら、ゆったりとした気持ちでお聴きください。
家族や友人と思い出話に花を咲かせるきっかけにもなりますよ。



