【高齢者向け】口ずさみたくなる春の歌。懐かしい名曲で季節を感じよう
春の風を感じると、自然と口ずさみたくなる歌がありますよね。
高齢者の方と一緒に楽しむなら、この季節ならではの楽曲を選んでみてはいかがでしょうか。
菜の花畑や桜並木を思い浮かべる唱歌、卒業式で歌った懐かしい合唱曲、青春時代を思い出す歌謡曲など春にぴったりの名曲を集めました。
穏やかなメロディーに身を委ねながら、昔の思い出を語り合う時間は、心がほっこりと温まるひとときになることでしょう。
レクリエーションにも取り入れやすい楽曲ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
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童謡、唱歌(51〜60)
びわ作詞:まどみちお/作曲:磯部俶

穏やかな晴れの日に、緑豊かな庭先で熟していく果実を思い浮かべてみませんか?
まど・みちおさんと磯部俶さんが手掛けた本作は、1953年7月に発表された優しい音色の童謡です。
大きな葉の下で、日の光を浴びながら実る様子が目に浮かぶような詩と、心安らぐメロディが特徴です。
高齢者の方と一緒に、懐かしい初夏の思い出に浸りながら過ごすひとときにピッタリな曲です。
優しく流れる音楽に合わせて、窓の外の緑を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
ふるさと

『ふるさと』は、高齢者の方に寄り添うすてきな曲です。
懐かしい故郷の風景を思い起こさせる歌詞と、心に染み入るメロディが魅力ですね。
春の訪れとともに、過ごしてきた日々を振り返るきっかけにもなります。
デイサービスなどの高齢者施設での音楽療法にもぴったりです。
みんなで手拍子をしながら歌えば、楽しい時間を過ごせそうですね。
また、体操のBGM としても使えそうです。
高齢者の方と一緒に、ゆったりとした動きで体を動かしてみるのはいかがでしょうか。
春の陽気に包まれながら、『ふるさと』を聴いて、心も体も元気になれそうです。
春の日の花と輝く
愛する人の若さや美しさは、時とともに移ろいゆくものです。
でも本作は、そんな変化を優しく受け入れながら、心の深い絆は永遠に変わらないと歌い上げる珠玉のラブソングです。
アイルランドの伝統的な旋律に乗せて、穏やかで温かい愛の誓いが胸に染みわたります。
1807年に発表された本作は、ハーバード大学の校歌や讃美歌としても親しまれています。
日本では堀内敬三さんの美しい訳詞により、由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹のアルバムに収録されるなど、多くの人々に愛されています。
結婚式や卒業式といった人生の節目に、変わらぬ愛の証として歌われることの多い作品です。
春の夜

静寂に包まれた春の宵に、箏の清らかな音色が響き渡る情景を見事に表現した楽曲です。
大正3年に発表された本作は、宮城道雄さんが20歳という若さで作曲した邦楽の名作として知られています。
白梅の香り漂う夜に、一人の男性が箏の音に導かれ、美しい女性とのはかない出会いを経験する様子を繊細に描写しています。
宮城道雄さんが失明を乗り越えて紡ぎだした旋律は、春の夜の静けさと人々の心の機微を優美に表現し、邦楽の新境地を切り開きました。
本作は、日本の四季の移ろいや心情の機微に触れたい方にオススメの一曲です。
穏やかな春の夜に、箏と尺八の調べに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
春よ来い

早く冬が終わってほしいな、と春を心待ちにしていた方も多いでしょう。
そんな春を待ち焦がれる様子と、春が近づいてきて浮足立つ気持ちを描いたのが『春よ来い』です。
製作されたのは1923年なのですが、今なお多くの人に愛されている名曲です。
メロディーがゆっくりなので歌いやすいですし、歌詞が短いのでおぼえやすくもあります。
また、春の温かみを感じられる曲でもありますね。
ちなみに、曲中に登場する女の子は、作詞を担当した相馬御風さんの娘さんのことだそうですよ。
歌謡曲(1〜10)
桜前線小柳ルミ子

南から北へと移りゆく桜の季節を、旅情たっぷりに描いた小柳ルミ子さんの名曲です。
冬から春への変わり目の景色や、列車の旅を感じさせる描写があり、単なる明るい春の歌ではなく、どこか切なさや心の揺れを感じさせる世界観が心にしみますね。
小柳さんのつやのある歌声が車窓の景色を運んでくるようで、聴いているだけで旅に出たような気分になれるでしょう。
本作は1976年1月に発売されたシングルで、派手なヒット曲というよりも、季節が巡るたびにじっくりと味わいたくなるような作品として親しまれてきました。
ゆったりとしたテンポで情景が浮かびやすいので、穏やかな午後に昔の旅の思い出を語り合いながら聴くのにぴったりではないでしょうか。
二輪草川中美幸

厳しい冬を乗り越え、寄り添うように咲く可憐な白い花をご存じでしょうか。
その姿を夫婦の絆に重ね合わせたのが、川中美幸さんの代表作であるこの名曲です。
1998年に発売されたシングルで、後に100万枚を超える大ヒットとなりました。
東京都板橋区の公園に歌碑が建立されたというエピソードも、この歌がいかに多くの人々に愛されているかを物語っていますね。
『あなた』と呼びかける温かい歌詞は、長年連れ添ったご夫婦の情景そのもの。
口ずさむだけで優しい気持ちになれる本作は、春の陽だまりの中でゆっくりと聴くのがおすすめです。
大切な方と過ごした日々を思い出しながら、穏やかなひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
花~すべての人の心に花を~作詞作曲:喜納昌吉

沖縄の風を感じさせるような穏やかなメロディーが、春の暖かな日差しにぴったりですね!
シンガーソングライターの喜納昌吉さんが作詞作曲を手がけた本作。
涙を流したり笑い合ったりしながら、一人ひとりの心の中に花を咲かせようという平和への願いが込められています。
もともとは1980年6月に発売されたアルバム『BLOOD LINE』に収録されていた名曲です。
1995年には映画『ひめゆりの塔』の主題歌として起用され、多くの人の心に深く刻まれました。
ゆったりとした三線の音色に耳を傾けながら、みなさんで昔の思い出を語り合うのも素敵ですね。
平和を願う気持ちや優しさに包まれたいときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
蘇州夜曲作詞:西條八十/作曲:服部良一

映画『支那の夜』の劇中歌として制作された、異国情緒あふれる昭和のスタンダードナンバー。
作詞の西條八十さんが描く水の都の美しい情景と、服部良一さんが手がけたメロディーが見事に調和しており、聴く人の心を穏やかにしてくれます。
1940年8月に霧島昇さんと渡辺はま子さんの歌唱でレコードが発売された作品です。
劇中で歌った李香蘭(山口淑子)さんの歌声でも広く親しまれ、長年にわたり多くの歌手に歌い継がれてきたので、ご存じの高齢者の方も多いでしょう。
おぼろ月や鐘の音が響く春の夜を思い浮かべながら、ゆったりとした気持ちで楽しみたいですね。
懐かしい思い出とともに、高齢者の方と一緒に口ずさんでみてはいかがでしょうか。
青春時代森田公一とトップギャラン

卒業シーズンを迎える3月、ふとした瞬間にあの頃の情景がよみがえりますよね。
森田公一さんとトップギャランが1976年8月に発売したシングルで、翌年の紅白歌合戦でも歌われた大ヒットナンバーです。
阿久悠さんが手がけた歌詞は、卒業までの半年間に揺れ動く心の機微を見事に描いており、誰もが経験した別れや旅立ちの記憶と重なるのではないでしょうか。
のちにこの歌をモチーフにしたドラマが制作されるなど、時代を超えて愛されてきた楽曲です。
当時の仲間と集まったときや、春の陽気を感じながら口ずさめば、青春の輝きが鮮やかによみがえってくることでしょう。
ご自身の思い出を振り返りながら、ぜひ懐かしいメロディに身を委ねてみてくださいね。




