【拳を上げろ!!】邦楽エモーショナルロックバンド紹介
最近では「エモい」という言葉が広く使われるようになりましたが、その語源とされているのが音楽ジャンルのエモ。
パンクやハードコアから派生、感情的な演奏や内省的な歌詞、激しさと美しさが共存するような音楽性などが特徴なんですよね。
もともとは海外発信のジャンルですが、国内でもさまざまなバンドが影響を受け、多くのエモバンドが活躍しました。
この記事では、そうしたエモーショナルロックを奏でるバンドを紹介していきますね!
いわゆる一般的な「エモい」のニュアンスとは少し違った、音楽のジャンル的にハードコアやエモ、スクリーモなどにルーツを持つバンドを優先してピックアップしてみました。
もちろん、幅広い解釈でもエモいバンドも紹介していますので、じっくりと楽しんでくださいね。
【拳を上げろ!!】邦楽エモーショナルロックバンド紹介(21〜30)
Save the worldABSTRACT MASH

2004年千葉県で結成のバンドです。
ボーカルの野生的でダイナミックな声、洋楽好きをもうならせる多彩なサウンドアレンジ、良質なメロディーは日本人離れしたスケール感があります。
また、グルーヴ感に富んでいて骨太なライブには定評があり、各地で注目を浴びました。
2011年に活動休止後、2018年に再始動、2023年にはアルバム『SIGNALS』をリリースしています。
元彼氏としてMy Hair is Bad

2008年、新潟県上越市にて結成。
バンド名の由来は結成当時ドラムの山田淳が漫画「グラップラー刃牙」の主人公、範馬刃牙のような髪形で「My Hair is Bad !!」と言っていたことがきっかけだそうですよ。
ボーカル椎木知仁の私生活で起こった感情の機微を大胆にさらけ出す歌詞と、1度聴いたら離れないメロディーライン、それらを包み込むように重厚なリズム隊。
人間臭さが売りのバンドです。
【拳を上げろ!!】邦楽エモーショナルロックバンド紹介(31〜40)
青い春SUPER BEAVER

エモーショナルなギターロックを奏でる4人組、SUPER BEAVERをご紹介します。
2005年結成、2009年にメジャーデビューを果たしたバンドです。
『ハイキュー!!』など、アニメの主題歌を数多く手がけていることでも知られていますね。
メンバー間のきずなの強さや個性的なキャラクター性も魅力の一つ。
渋谷龍太さんの心に響くMCや、柳沢亮太さんのコンポーザーとしての能力の高さは特筆もの。
激しさと美しさが共存する彼らの音楽は、まさにエモの真髄と言えるでしょう。
Correctbluebeard

1997年結成。
日本を代表するといっても過言ではないほど壮大なエモーショナルロックを展開。
ボーカルの日本人離れした歌唱力は圧巻です。
もちろんバックの演奏や凝ったアレンジも完成度は高く、適度にキャッチーなのに、聴けば聴くほど味の出る奥深さは他の追随を許さないほどずば抜けたセンスがあります。
サムライハート(Some Like It Hot!!)SPYAIR

テレビアニメとのタイアップでも有名なSPYAIRの軽快なロックナンバーです。
楽曲の冒頭に合唱できるパートが用意されているため、ライブでこの曲を演奏するときには会場全体が一体化します。
ポップなメロディに負けない、熱い思いが伝わってくる一曲です。
Peace MakerEGNISH

EGNISHは仙台を拠点に活動する5人組バンドです。
積極的に東京や地方遠征をおこない、力をつけてきました。
東日本大震災から1年という節目の日である2012年3月11日に、初の音源かつ初の全曲日本語詞のアルバム『The World』をリリースしています。
収録されている『Peace Maker』は非常に希望に満ちた曲です。
Carry OnLOCAL SOUND STYLE

和製THE GET UP KIDSとも言われる青森県出身の4人組ロックバンド。
哀愁がありつつも親しみやすいメロディラインが魅力的で、ボーカル荒関将寛さんのきれいなハイトーンボイスはときにポップス的に、ときにポップパンク的にそれぞれの楽曲を彩っています。
立体的に形づけられたギターリフやコーラスワークなど、聴いていてグッとくるポイントがいくつもあるんですよね。
あまり激しすぎるエモは苦手だという方にもオススメのバンドです。