最近では「エモい」という言葉が広く使われるようになりましたが、その語源とされているのが音楽ジャンルのエモ。
パンクやハードコアから派生、感情的な演奏や内省的な歌詞、激しさと美しさが共存するような音楽性などが特徴なんですよね。
もともとは海外発信のジャンルですが、国内でもさまざまなバンドが影響を受け、多くのエモバンドが活躍しました。
この記事では、そうしたエモーショナルロックを奏でるバンドを紹介していきますね!
いわゆる一般的な「エモい」のニュアンスとは少し違った、音楽のジャンル的にハードコアやエモ、スクリーモなどにルーツを持つバンドを優先してピックアップしてみました。
もちろん、幅広い解釈でもエモいバンドも紹介していますので、じっくりと楽しんでくださいね。
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This LifePay money To my Pain

2005年に結成された4人組のロックバンドで、ラウドロックシーンでは絶大な支持を集めているバンド。
ボーカルのKさんは2012年に急逝、以降バンドは活動休止しました。
しかし、その後もいくつかのイベントではゲストボーカルを迎えてライブをおこない、多くのファンを感動させました。
そんな多くのロックファン、ミュージシャンから愛される彼らの楽曲は、ラウドロック、ハードコアをベースとしながらも、ボーカルのKさんの美しい歌声と、それに相反する攻撃的なシャウトを見事に使い分け、美しさと激しさが共存しているんですよね。
また、感情に訴えかけてくるような歌詞が付けられた曲も多く、彼らの曲を聴いていると心がいっぱいになってしまうんです。
街の底eastern youth

熱を感じる男らしい歌声、エネルギーに満ちあふれたサウンドが魅力のバンド、eastern youth。
1988年に北海道にて結成、その後上京し精力的なライブ活動を経て、全国のロックファンに知られるようになりました。
歌詞の純文学性や昭和歌謡を思わせるメロディーラインの作りも、彼らの持ち味。
ZAZEN BOYSの向井秀徳さんやASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんなど、多くの有名ミュージシャンたちが影響を受けたと公言しています。
MUKANJYOSurvive Said The Prophet

ライブハウスに足を運ぶ若い世代からとくに人気のバンド、Survive Said The Prophet。
ズバ抜けた才能を持つボーカルの歌声はまさに唯一無二。
まるで計算され尽くされたエモーショナルで重厚なバンドサウンドは、きっとあなたの心に突き刺さるものがあるはずです!
Go mad and markenvy

1995年結成。
ハードコアというジャンルでも名前の挙がることの多いバンド。
日本のみならずアメリカやヨーロッパをはじめ、世界中で支持されています。
重みのあるサウンドにシャウトを多用する音楽性から「スクリーモ」や「ポストハードコア」と称されることも多いのですが、バンドの1番の魅力は「ジャンルの壁にとらわれず、さまざまな音楽から影響を受け独自の世界観へ昇華させたその芸術性」といえるでしょう。
激しさの中に共存する美しさはまさにエモそのものです。
決意の歌bacho

兵庫県出身のオルタナティブロックバンド、bacho。
感情むき出しのライブパフォーマンスがとにかく熱くて、最高にかっこいいバンドなんですよね。
彼らが鳴らすサウンドからは、どこか憂いを帯びていてときに美しさをも感じられます。
また内省的な歌詞や誰しもが共感でき心を動かされるような言葉の数々は、これまで多くのファンを魅了してきました。
MVからでも感じられるこの圧倒的な熱量は、ぜひ実際に生で感じてみたいと思うはずです!
Jack Nicolsonbloodthirsty butchers

1986年から活動をスタートさせた国内のエモバンドを語る上で欠かせないのがbloodthirsty butchers。
2003年にはナンバーガールの田渕ひさ子さんが加入したことでも知られているバンドですね!
2013年、突如この世を去ったボーカルの吉村秀樹さんの歌声は余計な飾り気のない無骨なもので、彼らの楽曲のアイデンティティとも言えますね。
さらに彼らならではとも言えるギターサウンド、ベースをバンドアンサンブルの中心に据えていると語られる音楽性は、音楽ファンだけでなく国内外の多くのミュージシャンから支持されています。
SEE YOUcoldrain

いまや国内のラウドロックシーンで圧倒的な人気を誇るcoldrain。
彼らもエモバンドとして紹介せずにはいられません。
重厚なサウンドにこれまたどっしりとしたリズム隊、さらにボーカルのMasatoさんの流麗な歌声で紡がれる美しいメロディラインは必聴。
ときに感情があふれるように響き渡る彼のシャウトも熱くてかっこいいんですよね。
まるで洋楽エモバンドのようなサウンドワークは彼らだからこそなせる業といえるでしょう!







