演歌の歌姫。演歌界をリードする女性歌手まとめ
演歌界の歌姫というと、あなたはどの歌手を思い浮かべますか?
きっとこの記事をご覧の演歌ファンの方であれば「1人に絞れない!!」と頭を悩ませているのではないでしょうか?
この記事は、そんな日本演歌界をリードする女性演歌歌手を一挙に紹介していきますね!
人気のある女性演歌歌手を世代を問わずに選びました。
ぜひ彼女たちの楽曲を聴いていただき、気になる歌手が居れば、彼女たちのほかの楽曲もぜひ聴いてみてくださいね。
演歌の歌姫。演歌界をリードする女性歌手まとめ(11〜20)
花筏高橋キヨ子

『花筏』は高橋キヨ子さんが2025年3月にリリースした楽曲で、作曲は原譲二こと北島三郎さんが手がけています。
川の流れに逆らうように生きる女性の姿が、情緒豊かなメロディーと高橋さんの艶のある歌声で見事に表現されています。
「傷跡を抱えながらも生きる」「人から受けた恩を忘れずに生きる」そんな人生観が投影された歌詞に、心が震えるんですね。
生き方の道標になってくれる演歌です。
ホレました石原詢子

石原詢子さんの名曲『ホレました』。
本作は1988年にリリースされ、彼女の記念すべきデビュー作品として現在でも多くのファンから愛されています。
本作は演歌の要素を踏襲しつつも、全体を通して歌謡曲のような歌いやすいボーカルラインにまとめられています。
なかでも、こぶしに関しては非常にイージーで、本作では難易度の高いこぶしは一切登場しません。
せいぜいが1音階の変化に留まっているこぶしなので、演歌を歌った経験がある方なら、簡単に歌い上げられるでしょう。
紙の鶴丘みどり

2019年2月にリリースされたこちらの『紙の鶴』は、丘みどりさんにとって初めてオリコンチャートのトップ20入りを果たした記念すべきシングル曲です。
明るい曲調ながら、どこか切なさや哀愁を漂わせた日本人の心に響く王道の演歌ですね。
とはいえ演歌らしいこぶしや強烈なビブラートなどは割合に控えめで、丘さんのように心を込めて優しく歌い上げることを意識すれば演歌初心者の方でも歌いやすいですよ。
意外と高音よりも低音部分を出す方が難しい面もありますから、明瞭な発音を心がけて低音部分にしっかりとビブラートをかけられるように練習することをおすすめします!
雨の木屋町丘みどり

丘みどりさんの世界を確立したとも言われる、弦哲也さんが作曲を手掛けた「ミステリアス演歌3部作」の一つである『佐渡の夕笛』の両A面シングルとして2017年にリリースされたのが、こちらの『雨の木屋町』です。
雨が降る情景描写と終わってしまった恋を歌う心理描写が巧みに折り重なる、切ない王道の演歌ですね。
全体的に音程は高めで、高音が苦手な方には難しいかもしれませんがメロディは素直で覚えやすく、音程は取りやすいですからキーを下げることで十分に歌いこなせるでしょう。
澪標香西かおり

香西かおりさんというと色気を全面に打ち出したボーカルが印象的ですよね。
もちろん、そういった楽曲もすばらしいのですが、晩年は哀愁歌にも磨きがかかっています。
そこでオススメしたいのが、こちらの『澪標』。
演歌をベースとしていますが、1980年代の歌謡曲寄りのポップスに近いボーカルラインが特徴で、こぶしなどの高度なテクニックはあまり登場しません。
吐息を含めた、息遣いをしっかりと使うことで、抑揚がつき、ボーカルに哀愁がただようので、ぜひ参考にしてみてください。
風花岬石原詢子

演歌のアイドルとして世間から注目を集めた石原詢子さんですが、最近はすっかりと貫禄がついてきており、渋い楽曲も多くリリースしています。
その中から特にオススメしたいのが、こちらの『風花岬』。
メロディーラインやこぶし回しがあるため、一応は演歌といえる作品なのですが、極めて歌謡曲に近い構成なので、演歌が苦手な方でも歌えます。
音域も狭く、複雑な音程の上下も特にないので、肩慣らしとしてはこれ以上ないほどの楽曲と言えるのではないでしょうか?
演歌の歌姫。演歌界をリードする女性歌手まとめ(21〜30)
沈丁花石川さゆり

1977年リリースの『沈丁花』は、アイドルから演歌歌手へと転向した石川さゆりさんが、1977年に『津軽海峡・冬景色』で成功して波に乗っていた時期に発表された初期の名曲です。
阿久悠さん、三木たかしさんというコンビの楽曲が続いていた中で、こちらの曲は作詞に東海林良さん、作曲は大野克夫さん、編曲に馬飼野康二さんを迎えた楽曲という事実は興味深いですよね。
全体的にキーが高めで高音が苦手な方には難しい面もありますが、こぶしやビブラートもそこまで強烈なものではなく、音程の上下も比較的控えめのため、メロディ自体は歌いやすいですよ。
歌謡曲のテイストの強めですから、昭和歌謡好きにもおすすめです!