RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介

さまざまな音楽の新しい形式が生まれた19~20世紀に、多くの作曲家に影響を与えたフランスの作曲家ガブリエル・フォーレ。

同年代に発表された数々の新しい様式に影響を受けながらも傾倒せず、絶妙なバランス感覚で自分なりの変化を重ねた彼の作品は、派手さよりも純度の高い静謐さが感じられます。

そんなフォーレの名曲や代表曲は、管弦楽曲から室内楽曲、ピアノ曲や歌曲と、幅広く存在します。

フォーレにしかない美しい旋律とハーモニーを、ぜひお楽しみください。

もくじ

ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介(21〜40)

子守歌(フォーレ)BerceuseGabriel Urbain Fauré

フォーレ:子守歌 G.Fauré Berceuse フルート神田勇哉
子守歌(フォーレ)BerceuseGabriel Urbain Fauré

ガブリエル・フォーレが作曲した、ピアノ連弾のための6曲からなる組曲「ドリー」作品56の第1曲。

ドリーとは、知人の銀行家の孫であるエレーヌの愛称で、彼女の成長にあわせて毎年のように贈られた曲が組曲を構成しています。

穏やかで祝福にあふれた曲です。

フルートとピアノのための幻想曲 Op.79Gabriel Fauré

「フルートとピアノのための幻想曲ハ長調作品79」。

前半:アンダンティーノは叙情的でどこかエキゾチック、後半:アレグロは躍動感があります。

演奏は、ブエノスアイレスのフルート奏者クラウディオ・バリーレさんと、パウラ・ペルーゾさんのピアノです。

ラシーヌ賛歌Gabriel Urbain Fauré

フランスの作曲家、Gabriel Urbain Fauréによってつくられた「ラシーヌ賛歌」です。

この曲はリードを使ったオルガンのハーモニウム(リード・オルガン)またはピアノを伴奏に使用する合唱曲で、「ラシーヌ雅歌」とも呼ばれています。

シシリエンヌGabriel Urbain Fauré

フォーレ「シシリアンヌ」 Fl:パトリック・ガロワ
シシリエンヌGabriel Urbain Fauré

1898年にフォーレによって作曲された室内楽曲。

曲名のシシリエンヌとは、17-18世紀イタリアのシチリア島起源の舞曲のことです。

美しい旋律を持つだけでなく、付点のリズムを多く用いたリズミカルな曲となっています。

この曲は後に、戯曲『ペレアスとメリザンド』の一部として管弦楽曲に編曲されており、2人の主人公が噴水のもとで愛を語り合うときの伴奏音楽として使われています。

シシリエンヌ 作品78Gabriel Urbain Fauré

休日の朝。

本当は起きなくても良いのに、つい平日のクセで目が覚めてしまうということがありますよね。

そんな時にオススメしたいのが、こちらの『シシリエンヌ 作品78』。

本作は偉大な作曲家、ガブリエル・フォーレの名作で、日本でも多くのメディアで使用されています。

ややミステリアスで空虚なイメージを感じさせる本作ですが、二度寝をするにはうってつけの心地良さだと思います。

早くに目が覚めて困っている方は、ぜひこの曲を聴いて二度寝を試みてください。